Digestives は、しっかりとした小麦の味が美味しいビスケットです
イギリス人に、「イギリスで有名なビスケットとは?」と聞くと、ダイジェスティブと答える人が多いと思います。(ちなみに、イギリスではクッキーのことをビスケットと言います。)
個人的な思い出なのですが、このビスケットは私が初めて食べたイギリスのお菓子なんです。フラットの内見に行ったときキッチンのテーブルの上に置いてあったのを、大家さんが勧めてくれました。
味はと言うと、日本で売っているビスケットより小麦の味を強く感じるのですが、これは、材料に Wholemeal(全粒粉)が使われているせいだと思います。
すごく素朴な味ですが、私はこのくらいしっかりとしたフレーバーのほうが好きです。これを食べてからビスケットのイメージが変わりました。
大きさは7.5㎝と、ちょっと大きめ。しっかりとした味も手伝って、1枚で結構な満足感があります。(食べすぎると口の中が渇くw)
この赤いパッケージ、とてもよく目立ちます。
この本はイギリスの有名なビスケットとお茶が紹介されているお気に入りの本なのですが、それによると、Digestives はもともと、材料に使われていたベーキングソーダが消化を助ける作用があると信じられていたということで作られたそうです。
1839年に2人のスコットランドの医師たちによって発明されました。
ちなみに Digestives に限らずですが、イギリスではビスケットを紅茶やコーヒーに浸して(dipping または dunking と言うそうです。)食べたりするそうで、実際にイギリス人家庭の家にホームステイをしたときに、その家のお父さんがデモンストレーションをしてくれました(笑)
そして、この Digestives にはいろいろなシリーズがあります。
こちらはチョコレートがかかったタイプ。ミルクチョコとダークチョコの両方があり、薄さが半分のバージョンも新発売されました。(そちらのほうが食べやすいかも。)
ちなみにこれ↑、つい先日、地元のスーパーで見つけたので買ってみましたが、やっぱりイギリスのものとは違いました。
明治がイギリスの Digestives を作っている会社(英国ユナイテッドビスケット社)のライセンスを受けて日本で作っているものだそうですが、ビスケットの大きさも一回り小さいし、小麦の香りが弱いです。(パッケージには「小麦香る」と書いてあるけど・・・(._.))
是非、本家と食べ比べてみてください!(笑)
他にも、チーズケーキ味や・・・
Digestives のティーケーキまであります!(これ、食べてみたかった!)
こちらは バータイプの Digestives。クッキーと言うより、シリアルバーみたいな感じです。
個包装になっているので、ばらまき系のお土産にもピッタリですね。
このほかにもいろいろなシリーズがあります。
この Digestives はテスコやセインズベリー、オフライセンスショップと言うコンビニのようなお店などのいろんなところで購入できるので、イギリスで見かけたらぜひ、紅茶と一緒にお召し上がりください!