ラベンダーオタクの私による、ロンドンのラベンダー畑のご紹介
私、植物が好きなのですが、その中でも特にラベンダーが大好きなんです。
あまりに好きすぎて、３年連続でラベンダーの時期に北海道の富良野に旅行をしに行ったことがあるくらい。
で、ラベンダー摘み体験で摘んできたラベンダーを挿し木して、自分で育ててしまいました。
http://cosythings.introvertful.com/lavender-01/
今年で８年目ですが、イギリス滞在中の２年間は世話ができなかったのと鉢植えのため、年月の割には貧弱です（泣）
しかし、今年も綺麗な花といい匂いを届けてくれました (*^-^*)
イギリスのラベンダー事情はと言うと、現在こそ規模は縮小傾向にありますが、かつては、フランスと並んでラベンダーの産地だったそうで、ロンドン近郊にも観光客向けのラベンダー畑がいくつか存在します。
私も実際に足を運んでみたのですが、どのラベンダー畑もそれぞれ特徴が違っていてすてきな場所でした♡
そこで今回は、ロンドンから２時間以内で行けるラベンダー畑を、いくつかご紹介したいと思います。
ヒッチン・ラベンダー（Hitchin Lavender）
ヒッチン・ラベンダーは、ロンドンの北、ハートフォードシャーのヒッチン（Hitchin）にあります。イメージは、ルートン空港の少し先と言う感じです。
ロンドンのキングス・クロス駅からヒッチンまで、電車（Great Northan 線）では最短で３０分くらいで到着します。そこからタクシーで１０分程度。
私はバスを使いましたが、１時間に１本レベルの運行なので、あまりおすすめはできないかも（笑）
ここのラベンダー畑の特徴は、とにかくラベンダーに近いということ！通路を歩くたびに、ラベンダーがこすれていい香りがします。
また、面積はそれほど広くないものの、あまり観光地化されすぎていないせいなのか、人がそんなにいませんでした。（ただし、私が行ったのは平日で、休日はそれなりに込んでいるそうです。）
ラベンダー摘み体験ができるので、ドライフラワーにしたり、リースを作ったりするのも楽しいですよ^^
私はラベンダーワンドと言うスティックを作りました。
住所：Cadwell farm, Arlesey Rd, Ickleford, Hitchin SG5 3UA
時間：10：00～17：00/シーズン中の6月中旬から8月末まで毎日。最終入場は4：30
入館料：大人6ポンド（ラベンダー摘み料含む）
公式ホームページ：https://www.hitchinlavender.com
↑私のヒッチン・ラベンダーのレポはこちらから
メイフィールド・ラベンダー（Mayfield Lavender）
メイフィールド・ラベンダーは、ロンドンの南、クロイドンの少し先にあるラベンダー畑です。
このラベンダー畑の特徴は、2種類のラベンダーを一度に楽しめること。
そして、ラベンダーをつかったおいしいアイスクリームやカップケーキなどのお菓子を、畑の近くでいただくことができます。
お土産ショップも充実しているので、ラベンダーグッズが欲しい方はぜひ！
ただ、あまりにも有名なラベンダー畑のせいか、いつも混んでいます（笑）北海道のファーム富田よりは混んでないけど・・・。ゆっくりしたいなら、ヒッチンのほうをお勧めするかな～。
住所：1 Carshalton Rd, Banstead SM7 3JA
時間：10：00～17：00/シーズン中の6月中旬から8月末まで毎日。最終入場は4：30
入館料：2￡
公式ホームページ：https://www.mayfieldlavender.com
補足：166番のロンドンバスが通っているので、バスで行くことができます。いくつか行き方があるのですが、ホームページによると一番おすすめなのが、「ロンドンのヴィクトリアからパーリー駅まで電車で行き、大きいテスコまでの道を渡った先にあるバス停から166番のバスに乗り、 Oaks Park で下車（ラベンダー畑はバス停の目の前）」と言う方法だそうです。
↑私は西ロンドンに住んでいたので、トラム＋バスで行きました。
ザ・ホップ・ショップ（The Hop Shop）
ロンドンの西、ケント州にあるセブンオークスと言う場所のラベンダー畑です。
私、セブンオークスには2回行ったことがあるのですが、ラベンダー畑を訪れる機会は残念ながらありませんでした～（泣）
でも、このラベンダー畑、他とは少し違うそうなんです。
ラベンダー畑の中でマッサージをしてくれると言う、なんともユニークで贅沢な経験ができるのですが・・・今年（2018年）分はすべて予約が入っているみたいですね^^; すごい人気だ・・・。
ラベンダー畑の中にはツアー参加者しか入ることができないのですが、ツアーでは、ラベンダーの種類の違いから効用まで、ラベンダーについて詳しく教えてくれるそうです。
私もこのツアーに参加したいと思っていたのですが、日が合いませんでした。残念。
またこれは私の想像ですが、 このラベンダー畑もヒッチンと同じく、それほど観光化されてはいない場所だと思うので、ゆったりとラベンダーを楽しむことができると思います^^
住所：Castle Farm Redmans Lane Shoreham Sevenoaks Kent N14 7UB
時間：9:00～17：00/月～土 *日曜日とバンクホリデーは10:00～17:00（ギフトショップのオープン時間です）ツアーは6月末から8月末（平日・要予約）祝日のツアーは7月のみ。（予約不要）
入場料：2018年の料金はまだ発表されていません。
公式ホームページ：https://hopshop.co.uk/
おまけその１：カーショールトン・ラベンダー（Carshalton Lavender）
このラベンダー畑は、メイフィールド・ラベンダー畑と距離的にはさほど離れていない場所にあります。
実はここは、商業用のラベンダー畑ではなく、市民農園の中に作られたラベンダー畑なんです。
そのため、一般の人が見学できるのは1年のうちに数回、限られた日のみとなっています。
観光地としては不向きかもしれませんが、一応、こんなのもありますよ～と言うことで。^^;
↓実際に行った時のレポートはこちらです。
おまけその２：コッツウォルズのスノーズ・ヒル（Snows Hill）
日本でも有名なコッツウォルズにあるラベンダー畑です。
このラベンダー畑、ロンドン近郊のものより広々とした感じがしました。
観光客はそれなりにいたのですが、私たち日本人のツアー客以外は地元の人が多かったかな。
少し高い丘のようなところにあるラベンダー畑なので、そこから見渡す景色には建物が1つもなくて、のどかな田園風景も堪能できる畑でした。
ところで、コッツウォルズはロンドンから日帰りで十分行くことができる距離にありますが、自力で行こうとすると、ちょっと交通の便が良くないんです。
なので、私はVELTRA の日本語ツアーを利用して、ラベンダー畑を含むコッツウォルズ周辺を観光しました。
ロンドン発のツアーを利用して、Cotswolds の Snowshill にラベンダーを見に行きました！【コッツウォルズツアー その１】
↑このレポートにも書いたのですが、自分で電車やバスを乗り継ぐ必要がないのはもちろん、ガイドの日本人女性の方のお話がとても面白かったので、期待以上に良かったです。
日本語なので理解力も高まりますしね（ここ大切！ｗ）
お値段もさほど高くないので、このツアーに申し込んで当たりだったと思っています。
ロンドン近郊のラベンダー畑はどこも日帰りで行けるので、ちょっとした小旅行にもってこいの場所ですよ！
イギリスのラベンダーは7月の上旬から中旬が一番の見ごろなので、その時にイギリスにいる方は、旅行プランの一つに加えてみてはいかがでしょうか^^