毎日通勤でロンドン地下鉄を利用するのですが、帰宅時間がちょうど、学生の下校時間に重なるときがあります。
始発駅なのでいつもあまり混雑していなく、その時間は学生たち専用列車みたいになっているのですが、そんな彼らを(ひそかに)観察するのが結構面白いんです(笑)
この前なんか、こんな光景を見かけました。
同じ車両に学生たち数グループが乗っていたのですが、3列座席があるなか、真ん中の列の座席だけ誰も座ってなくて、その両隣を学生たちが埋め尽くしていたのですが、見事に高学年グループと低学年グループに分かれてる!(笑)ちなみに、両グループとも男の子たちでした。
みんな同じ制服を着ていたので同じ学校に通っている子供たちだったと思うんですが、なんか、侵してはいけない領域?のようなものがお互いにあるみたいで面白かったですw
ちなみにその、低学年たちのグループはすごく楽しそうにおしゃべりをしていて見るからに可愛らしいのですが、高学年のグループは、駅で配られるフリーペーパーを読みながら、静かに会話w座席も隣同士に座るのではなく、通路を挟んで向かい合って座っていたりしているのを見て、なんか大人だな~なんて思ってしまいましたw
そのことをイギリス人の友達に話したら、その男の子たちは year eleven の学生じゃない?と言われました。だから成熟して見えるんじゃ?と言われたのですが、
year eleven って、15歳くらいのことらしいです・・・。
いやいやいや、日本の15歳はあんなに大人に見えないから!(笑)
新聞片手に静かに会話をしていたのもそうなんですが、低学年の可愛らしさから数年もすると高学年の大人びた容姿に変化するなんて、成長が早いな~なんて、そんなことで感心してしまったw (たぶん、制服を着ていなかったら成人しているように見えると思うw)
電車で学生たちを見かけると、そんなことも興味深く感じてしまう今日この頃w
もう一つ、ティーンエイジャーたちに関して興味深いと思ったことがあって、それが今日のお話のメインだったのですが、思いの他先ほどの話が長くなってしまいましたw
そのメインのお話とはタイトルにある通り、「イギリスの若者が2秒に一回は使っているであろう言葉」は何だと思いますか?と言う話。
これは同じ車両に乗っていた女子学生の会話を聞いていた時に感じたことなのですが・・・(これまた盗み聞きみたいで気持ち悪いですが、どうせ話していた内容はほぼ分からないのでスルーしてくださるといいかな、と!(笑))
話を戻して、その言葉とは・・・
Like
です。
「好き」と言う意味の like ではなく、「~のような」と言う意味の like ですね。(厳密にいうとこっちの like にはもっといろんな意味や使い方があり、言葉の途中のポーズのような使い方であったり、about の意味で使ったり、はたまた誰かの行ったことを引用するときに He was like, “What are you doing?” みたいな使い方もするそうです。詳しく調べると勉強になりますw)
で、この意味での like を電車に乗っていた学生たちはものすごーくよく使っていたんですよ!本当に、文字通り2秒に一回くらいw
で、またまた誰かにこのことを言いたくなった私は、先ほどのイギリス人に報告することにw
「今電車に乗ってて、ティーンエイジャーの会話を盗み聞きしてるんだけど、彼らが超頻繁に使う言葉って何だと思う?」
と聞いてみたら、
“Like? They say like a lot?”
と、一発で当てられましたw
「なんでわかったの?」と聞くと、
「だって挟めるとこならどこでも like を使うのは今は普通のことだよw」
だそうです。
“Like how was your day today? Was it kinda like really good? Did you like have fun? I mean, like…like that”(…のところが聞き取れずwでもあと3回くらいはライクって言ってたw )
こんな例文まで作ってくれました(笑)
つーか Did you like have fun? ってなんだよw なぜそんなところに like を挟む?ww
ちなみに大人でもこの like を多用する人はいるそうですが、やっぱり若者が使う言葉と言うイメージが強いそうで、大人は彼らほど頻繁には使わないそうです。
日本語でも若者言葉はありますが、イギリス(あるいは英語圏の若者)の場合はその代表的なものの一つが like なんだな~と、知ることができて面白かったです^^;
もしティーンエイジャーのグループを見かけた際は、会話に耳を傾けてみて下さいね!特に女の子たちは機関銃のようにしゃべっているので、勉強になりますよ!←