それは、笑顔とオープンな心です。
正直、「笑顔でいると、幸せになれるyo!」と言うようなポジティブシンキングには辟易していました。そんなん分かっとるわ。でもネガティブで卑屈でひねくれものの私には無理なんだよ!と。(笑)
しかし、昨日の私はがんばりました。そして、人と話すときに笑顔になることはとても重要だということを、実際に体験しました。
それも、コミュ障が最も苦手とする場所のひとつである、美容院で。
(↓ちなみに、美容院克服法についてはこちらにも書きました。)
話を戻します!
美容院は以前ほど苦手ではなくなったものの、やっぱり好きな場所ではないです。髪を切ってくれるだけでなく、目の前の大きな鏡で、自分のぎこちなさがはっきりと見えるようにしてくれているというプレゼントつきなのでw
で、席に案内されたら、普段ならソッコーで雑誌を開くのですが、もたもたしてたら話しかけられちゃったんです。
お決まりの、
「今日はこの後どこかにいかれるんですか?」
という質問。
その日は美容院のあと、ワーホリの説明会に行く予定だったのですが、それを言うと話が長くなりそうだし、そもそもワーホリを知らないかもしれないとなると、それを説明するのに一苦労するかも・・・そんな感じのことが、一瞬で私の頭の中を駆け巡ります。
ですがその日は、昨日お話した、社交性パラメーターがMAXの後輩のことを思い出したんです。
で、ちょっとだけ自分をオープンにしてみようと思ったんですね。つまり、会話の流れを先読みせずに、思っていることを素直に口に出そうと。もちろん、笑顔で。
「この後はワーホリのセミナーに行くんですよ!あ、ワーホリってご存知ですか??(笑顔・ただしぎこちないw)」みたいな。
そしたら、美容師さんはちゃんと拾ってくれました。10倍返しでww(でもおにーさん、「とりあえずサンキューって言っとけば、後はノリで何とかなるそうっすよ!」ってwそれは若いリア充に限った話っすよw)
そんなこんなで、とりあえず成功って言っていいんじゃない?と気を良くした私でしたが、次の髪をきってもらう時間が、ちょっとだけ難関でした。
先ほどの美容師さんはアシスタントの方だったのですが、担当の美容師さんは、どちらかと言えばあまりがんがん話しかけてくるタイプじゃなかったんです。かといって、まったく話しかけてこないわけでもなく、雑誌に集中していていいものなのか微妙な感じでした。(しかも、カラーの途中から二人に増えたしwww)
先ほどの小さな成功体験wで「いけるかも!」と思っていた私は、引き続き思ったことをそのまま、笑顔で言ってみました。
会話の内容は、ほんとに他愛もないこと。たとえば、「来る途中にお店に行列ができてたんだけど、あれは何のお店なんですかね~」とか、美容師さんが「昨日、近くの宝石店に強盗が押しいって、警察がうちの美容院にも来たんですよ!!」と言う話に、「そういえば、外国人グループの犯罪が多いって聞いたことがありますよ!!」とか。(←このときに言った「え~、怖い!」は、かなり無理して言ったけどw)
正直、初対面の人とこういった話をするのはあんまり得意ではありませんwでも、自分の中ではがんばりました!!!というか、そこまで大変さは感じませんでした。(ぎこちなさは感じますが、以前よりはマシになったかな・・・?)
すると、最初はあまり笑わなかった美容師さんが、徐々に笑顔を見せてくれるようになったんです。最初と最後じゃぜんぜん違いました。
それを見て、やっぱり笑顔の効用ってすごいなと思いました。
心を開かなければエヴァは動かない・・・じゃないですがw、自分をオープンにすることって、初対面の相手にこそ必要なことなのかもしれない。これは出した物がちだよね、と実感しました。
しかし!
しかしですよ!!!!!
書いていて、「これは自分を偽っていることになるのか?」という疑問がふと浮かびました。
↑こんな記事を書いたのを思い出したからですw
でも、これに対する私の出した結論は、「自分と言う人間を偽っているわけではない」というもの。
確かに自然ではありません。だって、無理してるんだもん。本当の自分は、笑顔なんか見せないし、世間話も得意ではないし・・・・。なにより普通の人なら、たったこれだけのことにいちいち「今日は成功した!」なんて考えてませんよw
でも、以前と決定的に違うのは、「自分はこう思う」と言うことを「素直に口に出している」と言う点で、笑顔は、社交性を身につけたからできるようになったということです。むしろ成長したと言っていいですよね???w(三十路になってやっとできるようになった。遅すぎるけどw)
うーん・・・偽っていることとは違うのですが、いまいちうまく言葉にできません。もうちょっと深く考えてみることにしますね(笑)
とにかく今日の日記は、後輩を見習って笑顔で心を開いて人と接したら、うまく言ったときのお話でした。