ロンドナーは世話好きでお話好き?
(ロンドン出身、または在住の人のことを、ロンドナー:Londonerと言うそうです。)
ホームステイ先をロンドンに移してからの約5日間は、見知らぬ人たちと話をすることが結構ありました。(といっても、一言、二言言葉を交わすだけですがw)
カフェの店員さんはコーヒーを買うためのすごく短い時間でも何かしゃべらなくては気が済まないみたいだし、道端でいきなり話しかけられたり、私が道に迷って困っていると助けてくれたり・・・。
ロンドナーって、意外と世話好きでお話好きなのでしょうか。都会らしく、あんまり他人に関心がないのかと思ってましたw
今日は、旅行中にロンドンで言葉を交わしたなかで、特に印象に残ったものを思い出しながら、日記を書きたいと思います。
日本人?やっぱり!当たった
マーケットで品物を見ていたとき。お店のおじさんから「こんにちは」と日本語で挨拶されましたw「こんにちは」と返すと、「やっぱり日本人だ!」と英語で言われました。それを見ていた隣のおばさんが興味ありげに「今彼女(私)に何て言ったの?」と、おじさんに聞いていましたw
このまま会話が始まりそうだったのですが、まさかこんなところでこんにちはという言葉を聞くとは思っていなかったので、私のコミュ障&チキンハートが炸裂?してしまい、逃げるようにその場を去ったのは言うまでもありませんwごめん、おじさん。せっかく話しかけてくれたのにorzホントは会話したかった…。
プライマークはどこですか?中華街はどこですか?
プライマーク(Primark)と言う、日本にはまだ進出してない、ファストファッションのお店があります。そこのショップ袋を持って歩いていたので、プライマークの場所を尋ねられたのは分かります。
ただ、中華街はどこですか?は予想外でしたwwwしかも、知らないっていってるのにしつこかった。アジア系の方でしたが、なぜそんなことを聞かれたか未だに分からんw私もアジア人だからかな。
余談ですが・・・プライマークはプチプラなので物価が高いイギリスでも手ごろで可愛い服が買える!と思っていたのですが、実際にこの目で見てみると・・・確かにデザインは可愛いです。でも、でも、でも!生地が薄いorz
若くてセンスのあるおしゃれな子だったら着こなせると思うのですが、私には無理そうでしたwただし、文房具やホームデコの品、バッグなどの小物は可愛くて品質も悪くないものが多かったです。
駅や電車内での会話も面白いものが多かった
駅員さんは適当だし、乗客はしゃべりたがりだし・・・。
マジ?!エスカレーター止まってるじゃんwwwなんで???
いや、私に聞かれても・・・。どっかの地下鉄の駅でエスカレーターが止まっていたんですが、前にいたスーツ姿のサラリーマン?が急に振り返って、そのようなことを言ってきましたw
振り返って私の顔を2度見してたから、私が英語しゃべれなさそうな旅行者だとは認識していたはず。そんなのもお構いなしなほどビックリしたんですか?wとりあえず「こんなのはじめて見ました。」と言っときました。
この電車は○○に行きますか?
聞く相手を間違えてると思うのですが。スーツケース見てねぇw しかもとっさのことだったので反応が遅れたら、違う人が代わりに答えてくれました。助かった!
でもその質問をした人、ただ単に誰かとしゃべりたかっただけみたいで、答えてくれた人の席に移って話を開始していましたw(ナショナルレールだったので、ボックス席があった)
ジーンズ履くの???
駅員さんにどの電車に乗ればいいかを聞いたときに、確かそのようなことを言われました。最初、リアルに何言ってんのこいつ?って思いました。ごめんなさい。
何でそんなことを言われたかと言うと、私が Denham(デナム) と言う駅名が書かれた切符を見せたからです。
音が「デニム」に似てますよね?だからデナム→デニム→ジーンズの流れができたんだと思うのですが、とっさのことだったので、私の英語力不足と頭の回転の悪さのせいで???なリアクションしか出来ませんでしたw
でもその駅員さんはその後に、「こんな駅名聞いたことないんだけどw」って言ってました。いいのか、それでw
駅員さんたち仕事してねえwww
自分の仕事のこと知らなすぎじゃ・・・w
乗りたい電車がどのプラットフォームに到着するかを知りたくて、駅員さんに聞いたところ、
「私にも分からない」と言われました。
「どうすればいいの?」と聞いたところ、電光掲示板があるから、そこに表示されたプラットフォームに行けばいいとのこと。
出発の直前にならないと、どこ行きの電車がどのプラットフォームに止まるかは分からないと言われたのですが、そんなことってあるんですか???私は嘘をつかれたんだと思うのですがwそれが本当なら、日本の電車ってすごいと思うw
またある時は、ナショナルレールから乗り継いで地下鉄を利用するときの事。
NRのチケットは改札機に入れていいのかと聞いたら、
「うーん、ちょっとわからないな。たぶんダメだと思うけど・・・とりあえずやってみたら?」
と言われました。えええええそんなアバウトなw今までに私みたいな人から絶対質問されてるはずなのにwwwで、駅員さん立会いのもとやってみたら、あっさり通れたw
いろんな人が優しい
困っているときに助けてくれる人が多くて、いい意味でビックリしました。中でも印象的だったものをあげると・・・
道に迷ってると、助けてくれた人達
2件目のホームステイ先に行く際、駅から徒歩5分のところを1時間近くさまよっていましたwww途方にくれていると、道を歩いていた老夫婦が「道に迷ったの?」と、声をかけてきました。メモっていた住所を見せたのですが、分からないとのこと。それでも、彼らの心遣いが嬉しかったです。
で、見つからないのでデリの店員さんに聞いてみたところ、その住所は誰も知らなかったのですが、iphoneのマップを駆使して地図を描いてくれました。
・・・ですが、それでもまだ目的地にたどり着けずw
もう一度、今度はガソリンスタンドの店員さん(おそらくインド系)に聞いてみることに。この人が神でした。
住所は分からないけど、電話番号を知ってるなら自分の携帯を使ってかけていいよ、と言ってくれました。携帯をお借りしてホストマザーに連絡を取ったのですが、途中で電話が切れてしまった・・・。それを見ていた店員さんは、わざわざお店の電話を持ってきてくれて、私はもう一度電話をかけることが出来ました。
その間もお客さんはいっぱいいて、私はレジを半分占領しながらしゃべっている状況でした。本当に申し訳ないです~って、心の中で平謝りでした。(人から迷惑をかけられることも嫌だけど、人に迷惑をかけることも辛いですよね。)
でもその店員さんは嫌な顔ひとつせずに、「連絡取れた?よかったね」と言ってくれました。
私は彼の携帯を使わせてもらったし、感謝の意味も込めて電話代を渡そうとしたのですが、頑なに受け取りませんでした。それどころか、「困ってるお客さんを助けるのは、会社のポリシーだから」とまで言っていました。か、かっこいい・・・w
こんなに親切な人たちがいるとは、思っていませんでした。特に見知らぬ土地では他人の温かさが心にしみます・・・。
最後の最後まで・・・
そのほかにも、最終日に空港行きのバスが時間通りに来なくて、それでも待っていると、車の窓から「今日は祝日だから、休日ダイヤだって知ってる?もし来なかったら私たちも空港に行くから乗っていく?」と声をかけてくれた夫婦らしき人達や、結局バスは来て、バスの運賃を払うときにもたついていると「焦らなくていいよ、ゆっくりね」といってくれて、私が席につくまで待ってくれた運転手さんとかなどなど。
なんかみなさん、予想外に温かくてビックリでしたw
そんなわけで、観光客目線で言えば、ロンドンは都会だけど、東京より他人との距離が近いかもと感じました。(東京は人が多すぎて、あえて他人を空気のように扱うのが正しいマナーみたいなところがありますよね?それが悪いと言う訳ではないと思うのですが。)
また、いろんな人種がいるから、アジア人だからってじろじろ見られたりもしなかったですし。来年、ロンドンで暮らすようになったら、その印象は変わるのでしょうか。楽しみです。
つーか気付いたら3000字超えてたwこんなに長い文章になるとは思いもよりませんでしたが。
ここまで読んでくださった方、どうもありがとうございました!
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