Stow-on-the-wold の見どころをご紹介します
前回の続きです。
Sowshill のラベンダーを見学後は、Stow-on-the-wold と言う村へ向かいます。ここは車で20分ほどの位置にあるので、すぐにつきました。
コッツウォルズとは「羊の丘」を意味し、この地はかつて羊毛産業で栄えた場所だそうです。
村には家と家との隙間にこのような細い道が残されているのですが、ここに羊を1頭ずつこの通して数を数えやすいようにしていたといいます。
また、この地域では石炭が産出されなかったことから産業革命とともに衰退しましたが、そのおかげで、この地域の景観が保存されているともいえるそうです。
コッツウォルズの建物に使われている石はライムストーンと呼ばれる石灰岩で、地域によって色の濃さが違うという特色があります。
Stow-on-the-wold は北コッツウォルズに位置するのですが、この地域で採掘されるライムストーンは濃いはちみつ色をしています。
日曜日のお昼時だったので、レストランやパブは結構込んでいました。
コッツウォルズと言ったら、やはりこのはちみつ色の家に美しいお花のイメージですよね。
もっと「コッツウォルズ」らしい村は、ハイブリーと言う村だと思うのですが、Stow-on-the-wold もお花でいっぱいの素敵な村でした。
青色のドアがいいアクセントになっていて素敵です。
お土産屋さんもたくさん。
このキャンディーショップのディスプレイがすごくかわいくて・・・♡
ところで、Stow-on-the-wold の有名スポットは、主に3つ。
イングランド最古の宿、The Porch House、 Cotswolds に5店舗ある Huffkins と言うベーカリー、そして、15世紀に使われたさらし台です(^^;)
1つずつご紹介していきます。
イングランド最古の宿、The Porch House
The Porch House は、イギリスで最も古い Inn (宿) だそうです。建物の一部は西暦947年からあるとか!歴史ある建物です。
客室は13室。宿代も1泊99ポンド~と、意外とそんなに高くないです。
ちなみにググると中の様子が出てくるのですが、モダンだけど建物と調和していてとても雰囲気がよさそう。
1階ではお食事もできます。
イギリス王室御用達のベーカリー、Huffkins
もう一つこの村で有名なお店と言えば、Huffkins と言うベーカリーです。
このお店のケーキは、バッキンガム宮殿やウィンザー城でもふるまわれているそうですよ!
お土産もたくさんありました!
このバッグが日本人に大人気で、特に駐在員の奥様方はみんな持ってるくらいポピュラーだそうです^^;
個人的に持つとしたら、ピンクかな。
キャロットケーキのデコレーション、大胆!(笑)
イギリスでもロンドンのものとは違って、カントリー調のデザインです。ちょっとアメリカっぽい感じもする。
カップケーキも、シュガークラフトがメインな感じ。
子供が喜びそうなデザインですね^^
この小鳥の缶、かわいかった~。中身は何だったかチェックしませんでした^^;
この Huffkins の建物の隣にはカフェもあるのですが、ここで買ったものを2階の休憩室で食べることもできます。
ラッキーなことに、私が行ったときは誰もいなかったので部屋の写真を撮っちゃいました!
落ち着いた感じの、くつろげる場所でした。
時間があれば、窓から外の景色を眺めながらゆっくりお茶をしたかったです。
でも、集合時間が迫っていたので下で買った Cotswolds Pasty を急いで食べるw
スクエアに残る、15世紀のさらし台
これは、15世紀に使われていたさらし台だそうです。
この台(と言えるのかわからないけどw)に罪人などを縛り付けて、村人が腐った食べ物や卵を投げつけたりするのを楽しんでいたらしい・・・w
ガイドさん曰く、娯楽がない時代だったので、こういったことが数少ない楽しみの一つだったんではないか、と^^;
この台の隙間に体を挟んで写真を撮っていた日本人観光客のおじさまがいたのですが、私もやりたかった~!(笑)
ただ、この台を囲むようにベンチがあって現地の人にガン見されていたので、私にはその勇気はなかったw 一人だったし・・・。(この辺、人の目を気にする小心者なんですよねw)
このほかにも村をぶらぶらしているとチャリティーショップを見つけたのですが、どのショップにも毛糸や古い編み物のパターンが売っていて、なんだかうれしかったです。ロンドンのチャリティショップではたまにしか見かけないので・・・。
次回は、Bourton-on-the-Water をご紹介します!
おまけ:Stow-on-the-wold はアンティークのお店が立ち並ぶ村でもあります。日曜日なので閉まっているお店もありましたが、いくつかは開いていて、中には日本語で「日本のみなさん、ようこそ!」と書いてあるお店もありましたw コッツウォルズはやはり日本人に人気の場所なんだな~と、実感。