自分を偽ることからの脱却
前回に引き続き、今日は「自分を偽ること」についての私自身の経験をお話したいと思います。
前回の記事はこちらです↓
人から嫌われたくないから、本当の自分を見せない
私は10代のころ、自分を偽って生きていました。それはなぜかと言うと、前回の日記でもお話ししましたが、
- 緊張や不安のせいで、自分をうまく出せないから
- 自分をよく見せようとするから(もっと言うと、本当の自分を知られたら、嫌われるのではないかと恐れていたから。)
でした。
私の場合、それらの原因は、自己肯定感の低さ、自信のなさから来るものだったと思います。
自分のことは嫌いじゃないけれど、本当の自分は人に好かれるような人間ではないと感じていました。
なぜなら、色んな意味で「変わった人」だから。それに加えて、好き嫌いがはっきりしている性格なので。本当の自分はやさしくもないし、協調性もないしw
それゆえに、人と話すときは常に「変なことを言ってしまわないか」という思いから不安や緊張感がつきまとい、私は「本当の自分」を家族や数少ない親友にしか出せませんでした。
自分を偽っていても、人から好かれるようになる訳ではない
だから私は、人に嫌われないように、「害のない人」を演じようとしました。自分を偽っていれば、人との交流が上手くできると思っていたのです。
ですが、それは違いました。偽ったところで、人から好かれる人間になるわけではなかったのです。少なくとも、私の力では無理でした。
私が上にあげた三つの原因によって本来の自分を出せなかったときは、おそらく周りからは、いてもいなくても変わらない、空気のような存在のように見えていたと思いますwだって、いいことも悪いことも言わないんだもんw
言いたいことや思っていることはたくさんあるのに、嫌われることや人と違うことを恐れて言えないのは、本当にストレスでした。
フラストレーションが溜まりすぎて、爆発しました
人に気を使って自分の気持ちや考えを押し殺すことが我慢できなくなったとき、開き直って自分を偽るのをやめました。どうにでもなれ、人に嫌われるよりも、人に合わせたり、居たくもない人たちと一緒にいることストレスの方が辛い!という風に。多少の強がりも入っていますがw
とにかく、めんどくさくなったんですね。疲れたんです。
ちょうどそのころから、自信のなさがすこーしずつなくなってきて、以前の自分と比べて大胆になってきたからという理由もありますが。
本当の自分を出したら楽になったし、理解してくれる人が絶対にいることに気付いた。
自分を偽ることをやめた結果気付いたことは、私が目指すべきところは、「万人受け」タイプの人間ではなかったと言うことです。私の目標は、人と違う、「変わり者」の自分を長所として捕らえ、その魅力を最大限に引き出し、自信を持って表に出すことだったのです。
そして私は、本当はそういう人間になりたかったのだと気付きました。
それがすべての人に受け入れてもらえなくても、空気のような存在よりずっといいです。
実際に今は、本当の自分を理解してくれたり、良いといってくれる人は必ずいるし、それは自分を偽っていたときより多いと感じています。
気持ちが楽だし、本当の自分が作り上げた人間関係のほうが好きです。
自分の気持ちに従って行動するほうが、自分自身にも、周りにもいい影響を与えられると言うこと。それを知ったら、自分を偽ることなんて非常にナンセンスだと思うようになりました。
このことを踏まえたうえでの私の次なる目標は、先ほど主張したとおりのユニークで魅力のある人間になることです!道は遠いですがw
それでは!ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました。