先週、アフリカ人の新人が入ってきたのですが、無給のトライアルを20時間位した後、切られました。帰るとき、「今日が最後だから・・・」と。
彼が言うには、トライアルの後雇ってもらえるはずだったそうなのですが、オーナーが本当に彼を雇う気があったのかも疑問です。というのも、研修なのに皿洗いと清掃だけさせて、ほかの人が研修でやるような、アイスクリームのサーブやクレープ作りはさせなかったんです。最初から、なんかおかしいなと思ってました。彼は最初から都合のいいように使われただけ？これって人種差別なのでしょうか？
でも、オーナーがそう判断した理由も分からなくもないんです。まず、私の職場には女性しかいません。そして彼はフランス語が母国語で、英語はあまりしゃべれません。オーナーとはフランス語で会話できます。（話すと長くなるのですが、オーナーはイタリア人だと思ってたらまさかのフランス人だったｗ）
そして致命的なことに、仕事があまりできないんです。いや、一生懸命なんですが、はっきり言っちゃうと超マイペースなんですよね。私も人のことは言えないんですけど。その上、人の指示に従わないで言い訳ばかりするから、正直最初一緒に働いたときはいらっとしたｗ
でもでも、そんなのは初日のトライアルで分かっていたし、3・4日も続けさせる必要はなかったとも思う。しかも平日は呼ばないで、忙しい休日だけ来させて。本当にこのまま働いてもらうつもりがあるのかと思ってたんですが、案の定。実際、時給6￡でなら、時々働いてもいいとアフリカ人の新人は言われたそうですが、それは完全に違法だし、私には、スタッフは平等に扱うとか言ってたくせに嘘じゃん！って感じ。同じフランス語をしゃべる彼に、チャンスを与えようとでも思ったのでしょうか。
まあでも、結局何があったのかは彼らの間でしか分からないことなので、何とも言えないけど、なんかもやもやします。
そんなことがあって、ふと、オーナーがヨーロピアンを採用したがっていること言うことも思い出しました。バックレた後の話し合いで、「この店のイメージはヨーロッパのアイスクリーム屋だから、本当はヨーロッパ人に働いてほしいと思ってる」って言われたんですよ。
じゃあなぜ、日本人の私が働けているかというと・・・同じ日本人の先輩方のおかげです(笑) 以前働いていた日本人の方が、オーナーととても相性がよかったらしく、彼女のおかげで日本人に対する印象がとってもいいみたい。でも嫌な見方をすると、まじめでよく働き、静かな日本人は、オーナーにとって使いやすい駒ということが、彼の言葉の節々から感じられるのですけど。
オーナーはとても個性的な人で、自分ルールを周りの人にも押しつけようとする人なんです。オーナーとしての権限を超えている感じ。こちらが何気なく言ったことが彼の逆鱗に触れたりすることもあって、何が引き金になるかわからないのがすごくやりにくいです。はっきり言って、仕事以外では決して付き合いたくないレベルの人ですｗｗ
その上、「自分はストレートにものをいう性格だから、それは変えられないからしょうがないんだ。」と開き直ってるｗｗ（あれ？このセリフ、どこかで聞いたことある気が・・・そうです。いつも私が言っているセリフですｗ でも、私は彼と同類ではないと信じたいｗ）それが首尾一貫していたらいいんだけど、実際は矛盾だらけで・・・ｗ
でも、「それじゃあ誤解されやすくて損じゃないですか？」と言っても、「それはしょうがない。こういう性格だから。」の一点張り。それだけでなく気分屋でもあるので、忙しくないときとか、お店の売り上げがよかった次の日とかは、すごく上機嫌で面食らってしまいます。
わかりやすいっちゃわかりやすいのですが、彼に振り回されてばかりですｗ
彼自身もそういう自分の欠点は、変えられないとは言いつつ一応分かっているみたいなので、私たちバイトを公平に扱うということを心がけてはいるみたいです。実際に、いま働いているバイトの子が2人やめてしまうので、私が新しく入ってくる子たちの教育をしなくてはならなくなったとき、不公平だからと言って時給を上げてくれました。
だから、今回のアフリカ人の新人のことがあって、彼に対する不信感というか、残念な気持ちがますます募ってしまったんですよね。言ってることと違うじゃん、って。
オーナーはいいところももちろんあるし、嫌いではないのですが、とにかく接しにくいｗ スペイン人二人が辞めてしまうので、小言の矛先が私に集中しそうでやだな～ｗ 憂鬱な日々が続きそうですｗ はぁ・・・。
今日の日記は、ただの愚痴になってしまって申し訳ないです！でも、吐き出せてちょっとすっきりした！(笑)
