「気持ちが弱っているとき、わたしは人の好き嫌いが激しくなる。」
これは、「内向的な人こそ強い人」という本で出会った、著者のローリー・ヘルゴーさんの言葉です。
それが自身の内向性から来るものであるかどうかは別としても、この現象は私にも当てはまります。人間ができていないので、自分の心の状態によって人に対する態度に波がありすぎるのです。おそらく、普通の人以上に。
例えば、気分が優れないときは知り合って間もない人に対する心の壁が分厚くなり、態度も素っ気なくなります。それは単なる「人見知り」という言葉では片付けられないほどです。そして必ず、自分の心の狭さと内向性が悪い形で現れていることに、後から自己嫌悪に陥ります。
このような状況にとらわれそうになったとき、私はアンパンマンたいそうの歌詞を思い出すようにしています。割とまじめにw
「もし自信をなくしてくじけそうになったら、いいことだけ 思い出せ。」
この言葉を心のなかでつぶやいたらまず始めに何が起こるかというと、負の感情に支配されていることがバカらしく感じられるようになり、最悪だった気分が少しだけマシになります。
その結果、真っ暗な心にほんの少しだけ光が差し、自分の感情や態度をコントロールできるようになるのを感じます。マイナスににふれていた心のメーターが、真ん中に戻る感じ。
ちなみに、私にとってのいいこととは、物事がうまくいった時の記憶、楽しみにしている予定などです。あと、好きなにおいや花、音楽、そして食べ物のことw
もちろん、この言葉を唱えるだけで、すぐに気分が良くなるということはないのですが、少なくとも一瞬、マイナスの感情から浮上することはできます。
私は理屈っぽい性格で、物事の理由を考えたり知ったりするのがすごく好きなのですが、このアンパンマンたいそうの冒頭の歌詞はそういったものを超え、シンプルで分かりやすいのに本質をついている点において、簡単なことを難しく考えすぎてしまう私にとってはおまじないのような言葉です。
たった1つのことを説明するのにいくつもの形容詞を使った華やかな(時には難解な)文章よりも、誰にでも分かりやすい、普遍的かつダイレクトな言い方のほうが心に響くことがある、よい例だと思いました。
心に余裕を持てば、視野が広くなり、感情に振り回されずに済みます。その結果、自己嫌悪感を持つことが少なくなり、人間関係にもいい影響が出てくると思うのです。
くじけそうになったら、いいことだけ思い出すことーーおすすめです。
最近心がまいってしまいそうな時アンパンマン体操のあの歌詞がふと頭に浮かんで、色々検索していたらこの記事に行き当たりました。
コミュ障の話とても共感してしまって、他の記事もまだ数件ですが楽しく拝見しました。
同じような事で悩んで、奮闘しながら克服を目指している人がいるという事にとても勇気をもらいました。
ありがとうございます。
おもちさん
はじめまして!コメントどうもありがとうござます^^
この日記、1年前のものだったんですね。書いた本人もどんな内容だったか思い出せず、読み返してしまいました。
そして(この日記に限らずですが)どことなくカッコつけて頑張って書こうとしている雰囲気が漂う文章に、恥ずかしさを感じているところですw
最近は内向性に関する日記を書いていないから、余計そう感じるのかも。
しかしおもちさんは、私の経験や考えに共感してくださっただけでなく、なんと勇気をもらったとまでおっしゃっていただいて・・・!
こちらこそ、どうもありがとうございます。
私は自分のことを変わり者だと思っていて、なかなか私のような考えの人はいないだろうと思っていたのですが、
人の悩みというのは、意外と普遍的なものなのですね。
私の経験や考えが、ほかの人にとっての何かしらのヒントになっているとしたら、それは本当にうれしいことですし、
私自身も「それでいいんだ」と、自分を肯定してもらった気持ちになります。
ブログをはじめてよかったと思う理由の一つです。
私は自分の内向性を受け入れ、生かす方向に意識を向け始めた時から、それまでとは何か違った道を発見することができました。
それは人間関係においてだけでなく、人生観や仕事に対する考え方を含めてです。
おもちさんが私と同じような内向性を持った方かどうかはわかりませんが、同じような悩みを持つ者同士、
アンパンマン体操のような歌詞に励まされながら(笑)頑張りましょうね!
コメント、本当にどうもありがとうございました^^