ロンドンの美術館・博物館に行こう!

ロンドン観光でおすすめの美術館や博物館を中心に、主に無料で楽しめる場所をレポートします。定番から穴場まで!

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ロンドンの美術館・博物館・ギャラリーなどの一覧表(リスト)(無料・有料別)

私が今までに訪れたことがある、ロンドンにある博物館・美術館・ギャラリーなどのアートに関連するスポットの一覧です。(今のところ、全部で41か所あります。)

五十音順になっていて、タイトルをクリックするとその場所に関するレポートを読むことができます。

テーマ別のリストはこちらからどうぞ↓

【テーマ別】ロンドンの美術館・博物館・ギャラリーなどの一覧

無料で見学できる博物館・美術館(企画展など一部は有料)

国立博物館

あ行

イギリス空軍博物館(Royal Air Force Museum)
ヴィクトリア&アルバート(V&A)博物館 (V&A Museum)
ヴィクトリア&アルバート(V&A)クロスワーカーズ・センター (Clothworkers’ Centre)
ヴィクトリア&アルバート(V&A)子供博物館 (V&A Childhood Museum)
ウェルカム・コレクション (Wellcome Collection)

か行

科学博物館 (Science Museum)
クイーンズ・ハウス (Queen’s House)
国立海洋博物館 (National Maritime Museum)
国立軍事博物館 (National Army Museum)

さ行

サー・ジョン・ソーンズ博物館 (Sir John Soane’s Museum)
ジェフリー博物館 (Geffrye Museum)

た行

大英博物館 (British Museum)
大英図書館 (British Library)
帝国戦争博物館 (Imperial War Museum)
テート・ブリテン (Tate Britain)
テート・モダン (Tate Modern)
デザイン・ミュージアム (Design Museum)

な行

ナショナル・ギャラリー (National Gallery)
ナショナル・ポートレート・ギャラリー (National Portrait Gallery)

は行

ホーニマン博物館と庭園 (Horniman Museum and Gardens)

ら行

ロンドン自然史博物館 (Natural History Museum)

非・国立博物館

あ行

イングランド銀行博物館 (Bank of England Museum)
ウィリアム・モリス・ギャラリー (William Morris Gallery)
ウォレス・コレクション (Wallece Collection)

か行

ギルドホール・アートギャラリー (Guildhall Art Gallery)
グラント動物学博物館 (Grant Museum of Zoology and Comparative Anatomy)
ケルムスコット・ハウス (Kelmscott House)

さ行

サーチ・ギャラリー (Saatchi Gallery)

は行

エメリー・ウォーカーズ・ハウス (Emery Walker’s House/7 Hammersmith terrace)
ピートリー・エジプト考古学博物館 (Petrie Museum of Egyptian Archaeology)
フリーメイソンリー図書館と博物館 (The Library and Museum of Freemasonry)
ブルネイ・ギャラリー (Brunei Gallery)
ホワイトチャペル・ギャラリー (Whitechapel Gallery)

ら行

ロンドン博物館 (Museum of London)
ロンドン市警察博物館 (London Police Museum)
ロンドン・ソーイングマシン博物館 (London Sewing Machine Museum)

有料の博物館

チェルシー薬草園 (Physic Garden)
庭園博物館 (Garden Museum)
ブランド博物館(Museum of Brands)

ロンドンのナショナル・トラスト関連の場所のレポートはこちらから、ガーデンや公園などの特集はこちらをご覧ください。(別ブログに飛びます。)

動物が好きな人におすすめの、ロンドンの博物館一覧

動物に関する展示が多くある、ロンドンの博物館3選+α

ロンドンで動物に関する展示を見学できる博物館をまとめてみました。博物館以外の場所で私がおすすめする、動物に出会える場所もご紹介したいと思います!

ホーニマン博物館と庭園 (Horniman Museum and Gardens)

生きた動物に出会える博物館と言ったらここです!

ガーデンには動物の飼育小屋があって、外から見学することができます。

ウサギやアルパカ、ヤギなどいろんな動物がいるのですが、これは・・・羊?角が特徴的です。

館内にも動物のはく製など、動物に関する様々な展示がありました。

有料ですが、バタフライハウスと言う蝶が飼育されている部屋や、水族館もあるので、動物好きの人にとってはかなり楽しめる場所になっているのではないかと思います。

ホー二マン博物館と庭園(Horniman Museum and Gardens)ーロンドンの中心で動物に出会える博物館。珍しい楽器のコレクションも!

グラント動物学博物館 (Grant Museum of Zoology and Comparative Anatomy)

グラント博物館は、骨格標本やホルマリン漬けの動物をみることができます。(苦手な方は注意!)

博物館と言うには小さな場所ですが、かなりユニークな展示がたくさんあって面白い。

色んな種類の動物の標本があります。

プレパラートは必見です!

グラント動物学博物館(Grant Museum of Zoology and Comparative Anatomy)ーまるで映画に出てくるセットのよう?動物が好きな方におすすめです

ロンドン自然史博物館 (Natural History Museum)

自然史博物館はかなり大規模な博物館で、動物に関する様々な展示を観ることができます。

動物だけでなく昆虫や・・・

恐竜の展示を観ることができます。

中でも、中央に展示されている↑これ、すごく迫力がありますよ!w

外のガーデンでは、運が良ければ羊を観ることもできます。

自然史博物館(Natural History Museum)ー大人も子供も楽しめる、見どころ満載の博物館です

おまけ:Hackney City farm

東ロンドンにはハックニー市民農園と言う、だれでも無料で見学することができる場所があるのですが、ここでもたくさんの動物が飼育されていて、かなり間近で観察することができます。

個人的には隠れた観光スポットだと思っているくらい素敵な場所だったので、こちらもおすすめさせてください!

↓詳細はこちらの記事にまとめたので、よろしければどうぞ^^

https://introvertful.com/hackney-city-farm/


こんな感じで、今回は動物に関する展示が充実している博物館のご紹介でした。

どの場所もそれぞれ個性的で、動物が好きな方にとっては楽しめる場所だと思うので、ぜひ検討してみてくださいね~!

ヴィクトリア&アルバート博物館(V&A博物館) のちょっと変わった(?)楽しみ方。こんなのがあるって、ご存知ですか?

美術品を鑑賞するだけではもったいない!V&A にはこんな面白いものがあるんです!

ヴィクトリア&アルバート博物館(V&A)はとても広く、作品も見ごたえのあるものばかりなのですが、私は、V&A の楽しみ方は、ほかに少なくとも3つはあると考えています。

3つのうちの2つは、以前ご紹介した「建物の内装そのものを鑑賞すること」と、「V&A カフェでのランチやディナー」ですが、残りの一つが今回ご紹介する、「Hands-on Discovery Areas」です。

(もしかしたら名前が違うのかもしれないのですが、これからご紹介するのは、たぶんこう呼ばれている場所だと思います。次回行ったときに確認してきますね!(汗))

Hands-on Discovery Areas とは何かというと、↑このようにタッチパネルに触れてそのコーナーのテーマについて詳しく学べるエリアです。

これとは別に、小さい子供向けに、スタッフの方と一緒に遊べる体験コーナーのようなものもあるようです。

で、この機械の何が面白いのかと言うと、そのコーナーにある作品についてもっと詳しく学べるだけでなくて、自分で作品をデザインすることができるんです!

デザインした作品は、自分のメールアドレスを入力すると、メールで送ることも可能です。

パーツごとにいくつかのデザインを組み合わせて、色も選びます。結構細かいパーツに分かれているので、かなりオリジナル度が高い作品に仕上がりますよ!

私のはこんな感じになりました!

これ、地味に楽しいw

ちなみにこの機械は、ジュエリーのコーナーやセラミックのコーナーなどにも設置されているので、興味のある分野を攻めてみてはいかがでしょうか!

こちらは館内のどの辺にあったか忘れてしまったのですが、蔵書票(Exlibris)をデザインできる機械。

これはテキスタイルのデザインより組み合わせが少なくてパターンが限定されるから、いまいちだったかな~・・・。

機械を使った体験だけでなく、このように、実際に身に着けたり触れたりして体験できるものもありました。ただ、同じ地区にある自然史博物館やサイエンス・ミュージアムに比べたら少なかったかな。 V&A の売りは、あくまでこの機械を使った体験なのだと思います。


この機械は、個人的には V&A の隠れた魅力だと思っているのですが、人がいるところでは長時間居座りにくいですよね・・・^^;

でも、ご心配なく!これらの機械が置いてあるところは見学者が少ない場所が多いので、時間帯を選べば思う存分楽しむことができます!

唯一、ジュエリーのコーナーは狭いうえに人気があるので先客がいるかもしれませんが、私はまだ未体験なので、次回行ったときは絶対にオリジナルのデザインを作ろうと目論んでいます(笑)

とても面白いコーナーなので、「こんなのがあるんだ~」と思っていただけたら幸いです^^

V&A (ヴィクトリア&アルバート)博物館のカフェ、V&A カフェの魅力を詳しく解説します!

素敵なインテリアの中で、優雅なティータイムを過ごす。ディナーもお手頃です!

V&A(ヴィクトリア&アルバート博物館) には、カフェやレストランが3つあります。

The Garden Cafe。暖かい時期はピクニックもできます。また、中央の入り口の先にあるのが The Period Rooms です。

Exhibition Road 側にある The Courtyard Cafe、池の周りの The Garden Cafe、そしてその先にある The Period Rooms(または The Garden Rooms) です。

その中でも Period Rooms は、美術館の中にあるレストランとしては世界最古のもので、ウィリアム・モリス、ジェームス・ギャンブル、エドワード・ポインターの、3人のイギリス人によってデザインされた部屋があり、それぞれの名前をとって、Morris room, Gamble Room, Poynter Room と呼ばれています。

Morris Room

向かって左の部屋が Morris room. モスグリーンの壁紙がモリスっぽいです。

(ピンボケ気味で失礼します^^;)この感じも、すごくモリスらしい!

モリスにとってこの部屋は、初めての公共事業的な仕事だったそうです。モリスはこの部屋をデザインするとき、この時代に作られた「新しい」美術館の多くと違って、中世にインスピレーションを求めました。

制作にあたっては友人たちに協力を仰ぎ、フィリップ・ウェブが 左官工事を、エドワード・バーン=ジョーンズが壁の装飾やステンドグラスを製作したそうです。

Pornter Room

向かって右側の部屋、Poynter Room は立派な絵画が目を惹きます。

もともとはチョップやステーキを焼いたりする部屋だったため、Grill Room と呼ばれていたとか。

タイルは白と青のシンプルな感じ。どこかセラミック(陶器)を感じさせるような仕上がりです。

こちらは、地元のアートスクールに通っていた女学生たちによって製作された、オランダ式のタイル。

とても学生が作ったとは思えないような、素敵な作品です。

また写真には写っていませんが、ストーブには日本のモチーフが使われているそうです。

Gamble Room

そしてこちらが中央の Gamble Room. 柱や中の装飾もすごく凝っているのですが人がたくさんいたので撮影は断念。

次回は開館直後を狙って行ってみます!^^;

やはりこのお部屋の装飾が一番豪華ですね。広さも一番広いです。

セラミックタイルや天井のエナメルでコーティングされた鉄など、水洗い可能な素材でできているそうです。

日にち限定でピアニストがピアノを弾いていたりするので、タイミングが合えばラッキーかも!

V&Aのディナー

V&A のディナーは、正直味は特別おいしいというわけではないのですが、博物館と言う雰囲気込みで(時間を選べば)人があまりいない中でゆっくりとお食事ができるという点が気に入っていました。

食事のシステムは、カウンターで好きなものを頼み、先にお会計をして着席するというスタイルになっています。

スタッフとのやり取りはこのときだけなので、チップやマナーにドキドキすることがなく(そういう場所に慣れてないので・・・w)、素敵なインテリアのなかで気軽にお食事ができるのが気に入っています。

(ちなみにこれは少し余談ですが、イギリスでは先払いのレストランやセルフサービスのお店ではチップを払う必要はないみたい。また、 レシートに Service Charge と書かれているときは、すでにサービス料を含んだ額が請求されているので、チップを払わなくてオッケーだそうです。(サービスが素晴らしかった場合は・・・もらう側としてはいただけるととても嬉しかったです(笑)))

カウンターでは常に数十種類のお料理が並べられています。(人気のものは売り切れていたりするので注意です!)

通常はメインを1つ、副菜を2つ選びます。

カウンターは入り口の左右に2か所あります。ホットミールのコーナーともう一つあるので、どちらの食事がいいか先にチェックしてから決めるといいと思います。

ちなみに私は、両方のコーナーに食べたい副菜が1つずつあったので、「あっちのコーナーーから1品選んでいい?」と聞いてみたら、「本当は駄目だけど、今は忙しくないからいいよ!」と言われたことがあったので、交渉してみるのもありだと思います^^

イギリス料理とはちょっと違うような。でも味付けは、全体的にイギリス風(=薄味)です。

こちらのびっくりするような色の食べ物は、ビートルート(ビーツ)です。

日本ではあまり食べることのないようなものをいただけるのも、面白い経験でした^^

こちらはティータイムの時にいただいたケーキとティー。

お値段は7ポンドくらいだったと思います。美術館のカフェにしては、そんなに高くない印象。

V&A の小さな紙コップが可愛い♡

そうそう、紙コップと言えば、ちょっと前までテイクアウトで頼むとウィリアム・モリスのカップに淹れてくれていたそうです。

今は違うアーティストのものになってしまったそうで・・・ちょっと残念。

私もゲットしようと思いつつ後回しになっていたら、なんと、V&A カフェで働いていたフラットメイトが新品のものをくれたんです!モリス好きとしては超ラッキーでした。ありがとう Kさん!(ここで言ってもって感じだけどw)

持って帰るときに少し潰れちゃったけど、今でも大切に飾ってあります♡


こんな感じで、今回は V&Aカフェのご紹介でした。

ここまで美しいカフェを併設している博物館は、なかなか珍しいと思います。私は V&A に行くときはほぼ毎回立ち寄っていたくらい、好きな場所の一つでした(笑)V&A は大きな博物館なので、休憩場所としてもとてもいい場所なんですよ!

本当に、本当に素敵なカフェなので、V&A 見学の際は、是非こちらに足を運ぶことをお忘れなく~^^

金曜日にヴィクトリア&アルバート博物館(V&A)での鑑賞をお勧めする3つの理由

金曜日の V&A には、魅力がいっぱい!

ロンドンには、特定の曜日に遅くまでオープンしている博物館がいくつかあるのですが、V&A(ヴィクトリア&アルバート博物館)でも、毎週金曜日に限って夜の10時まで、特定の展示コーナーを見学することができます。

私は在英中に10回以上、V&A に時間を問わず足を運びましたが、「V&A を最大限に楽しむためには金曜日に行くべし!」と言いたいくらい、金曜日の V&A には魅力がたくさんあります。その魅力を知ってからは、なるべく金曜日に鑑賞することにしたくらいです(笑)

そこで今回は、私がそう思う理由を4つご紹介したいと思います!

理由1:作品が、日の光の中で見えるものと少し違って見えるから

イギリスの夏は夜10時ごろまで明るい時期があるので、これは秋・冬限定でのことなのですが、ステンドグラスのコーナーを通った時、窓から差し込む光がある時とないときでは、作品の見え方がかなり違って見えることに気付きました。

日中はいくら遮光カーテンがあるとはいえ、やはり夜の、光が入らない状態のほうがきれいに見えました。

コーナーによっては全く光が関係してこない場所もあるのですが、館内の様子だけでも、日中とはまた違った印象を受けると思います。

こちらはまだ完全に夜ではありませんが、夜の博物館では中庭の様子なんかも、日中とは違った感じが楽しめます。

窓から見える風景も、昼間とは違って幻想的です。

理由その2:人が少ないので、作品を思う存分鑑賞できる

金曜日の夜って、意外と人が少ないんです。

いえ、正確にいうと、作品を鑑賞している人があまりいないというか・・・^^;

V&A では金曜日にイベントなどを行っていることが多く、若者や地元の方たちが、シャンパンを片手にエントランス付近でおしゃべりしている様子をよく見かけました。

DJ なんかもいて、今どきの音楽がかかっている感じは、ここが博物館だということを忘れてしまうくらい ^^;

作品を写生している人たちも何人か見かけはするものの、全体的に昼間よりは人の動きは少ないような印象を受けました。

そしてそのような環境の中だと、じっくりと何分もかけて1つの作品の説明を読んだりすることもできるし、館内の「学習コーナー」に点在している機械(上の写真)を使って、自分だけのオリジナルのデザインを作ったりできます。これ、地味に楽しいですよw

ヴィクトリア&アルバート博物館(V&A博物館) のちょっと変わった(?)楽しみ方。こんなのがあるって、ご存知ですか?

理由その3:カフェでゆったりと夕食を摂ることができる

V&A のカフェは3か所あるのですが、そのうちの Period Rooms と言うウィリアム・モリスやジェームズ・ギャンブルと言った人物がデザインした部屋は、日中だと込み合っていて、席を見つけるのも一苦労と言うときすらあります。

とてもじゃないけど、ゆったりはできない感じかな・・・。

しかし金曜日の夜は、その心配はありません。

少し遅めの夕食・・・と言っても、7時半くらいからはだんだんと空いて来るので、ゆっくりとお食事を楽しむことができますよ!

カフェの営業時間は21時半までなので、館内の見学を終えてからお食事に行くというのもありだと思います^^

ちなみに V&A カフェでのお食事は、カウンターで自分の好きな物を選んでレジに持っていく、先払いのシステムになっています。

チップを払う必要などがないので、気軽に食事ができることができますよ!

ちなみにお値段は選ぶものによって変わってくるのですが、写真のもので大体10ポンド前後でした。

V&A (ヴィクトリア&アルバート)博物館のカフェ、V&A カフェの魅力を詳しく解説します!

理由その4:一日で博物館を全部制覇できるかも?

これは万人向けの提案ではないのですが、開館直後の10時から、閉館時間の22時までの12時間を、一日中博物館で過ごすということもできます。

V&A って、とにかく広い博物館なんです。見どころもたくさんあるので、隅から隅まで鑑賞しようと思うと、丸一日かけても足りないくらい!

金曜日なら、通常の閉館時間と比べて5時間近くも長くオープンしているので、時間を有効に使うことができますよね。

ただ、博物館での鑑賞って意外と体力を消耗するので、カフェなどでちょこちょこと休憩を取ることをお勧めします^^;

そしてもう一つの注意点としては、22時までオープンしているのは一部のコーナーに限られているので、通常の時間で閉まってしまうコーナーから先に鑑賞することをお勧めします。

(私も全ては把握していないのですが、上のほうの階(セラミックや家具のコーナー、ジュエリーやオペラ・ミュージカル関連の展示があるコーナー)などは、私が行った時は閉まっていました。逆に、ファッションを含む1階のほとんどのコーナーは22時まで開いていました。)


こんな感じで、今回は金曜日に V&A に行くとこんなメリットがあるよ~と言うお話でした。

金曜日に V&A に行く予定のある方は、ぜひ参考にしていただくと嬉しいです^^

V&A だけではない!建物の内装が美しいロンドンの博物館3選+α

内装を観るためにだけでも行く価値のあるロンドンの博物館を、3つ+α ご紹介します!

前回は V&A博物館(ヴィクトリア&アルバート博物館)のインテリアが素晴らしい!と言うことをレポートしたのですが、ロンドンには V&A 以外にも、建物やインテリアが素敵な博物館がたくさんあるんです!

そこで今回は、私が訪れた博物館の中でも特に素敵だな~と思った博物館やギャラリーを3つご紹介したいと思います。

V&A (ヴィクトリア&アルバート) 博物館の魅力は所蔵品だけでない!インテリアも素敵なんです♡

↑V&A のインテリアについてはこちらからどうぞ。

その1:フリーメイソン図書館と博物館(Library and Museum of Freemasonry)

この博物館は、フリーメイソンに興味がない人でも、その豪華な建物と展示物を観るためだけに、足を運ぶ価値があると言っても過言ではないかもしれません!!(笑)

建物自体は1933年に完成したものなので、イギリスの博物館の中では取り立てて古いというわけではないのですが、その装飾は、フリーメイソン独自のユニークなものだという点が面白いです。(ちなみに建物の建築様式は、アールデコ様式だそうです。)

例えば、よくフリーメイソンと関連付けられる、↑このダビテの星とか。

ここにも!

こちらは入り口のエントランスから階段を上がった途中の窓。

この植物が何かフリーメイソンに関係があるのかは不明ですが、そんなことがわからなくても味のあって魅力的な絵です。

同じ窓の装飾。斬新なデザインですよね。

こちらは何かの台の装飾。

これまた、フリーメイソン的に何か意味のある人物(聖人?)なのだとは思うのですが、私はどうしても、その間に彫られている植物のデザインのほうに意識が向いてしまいます^^;

やはり、歴史を感じさせる・・・と言うよりは、どこかしらモダンな感じがするデザインです。

こちらはフリーメイソンの集会が行われる、「グランド・テンプル」内の写真です。

カーペットがおしゃれ!

なんとなく、「不思議の国のアリス」を思わせるようなデザインじゃないですか?(ほら、同じイギリスだしw)

こちらの床の装飾は、エジプトっぽい。

天井なんかも、とてもゴージャス!

とにかく「綺麗」(掃除が行き届いているという意味で)と言う印象が強かったです。頻繁に補修作業とか改修をしているのでしょうか。

ところで、こういったフリーメイソン博物館のインテリアを堪能するためには、ツアーに参加することをお勧めします。

と言うのも、ツアーでないと、この博物館で一番美しい、グランド・テンプルの内装が観ることができないからです。

ツアーの参加方法やほかの情報は、ぜひこちらの記事も参考になさってくださいね↓ここで紹介しきれなかった装飾もレポートしています^^

フリーメイソンリー図書館と博物館(The Library and Museum of Freemasonry)ツアーに参加してフリーメイソンの秘密に迫る!?

フリーメイソンリー博物館、アールデコときらびやかな感じがお好きな方には、かなりおすすめの場所です。

その2:自然史博物館(Natural History Museum)

自然史博物館の内装は、歴史を感じさせる建物の外観と、博物館のテーマに沿った内装が魅力的でした。

例えば、柱一つとってみても、いろんなパターンの装飾を発見することができます。

しかも、どことなく手彫りのような風合いが出ているのがこれまたいいですよね~^^

このお花、日本の家紋のような感じがしませんか?編みこみ模様も素敵♡

このような動物のはく製は、鳥だけでなく様々な動物のものがありました。もちろん、有名な恐竜の骨も!!

そしてこの部分は、アーチ形の部分が特におしゃれで気に入っています。

くっついているのは何だろう?と思って近づいてみると・・・

猿!w

なんとも言えない感じの雰囲気を醸し出していますww

自然史博物館のステンドグラスは宗教色がなく、可愛らしい感じでした。

個人的にはこちらのシンプルなタイプも好き。

V&A のように、場所ごとにいろいろなテイストの装飾が施されているというわけではなく、全体的に統一感がある作りになっていますが、細かい部分に目を向けるといろいろな発見があって面白い博物館でした。

自然史博物館(Natural History Museum)ー大人も子供も楽しめる、見どころ満載の博物館です

その3:ウィリアム・モリス関連のギャラリー

ウィリアム・モリスにゆかりのある場所はロンドン近郊のものも含めて4つあるのですが、やはりどの内装も、美しいものであふれていました。

↑この写真は、ウィリアム・モリス・ギャラリーの2階へ続く階段の写真なのですが、カーペットや手すり、窓に至るまでとても美しかったです。

こちらの渦巻きみたいな優雅な手すり。

窓の形もデザイン性に富んでいます。

こちらはカフェの屋根。モリスがデザインしたパターンが使われています。

勿論、有名な「ハニーサックル」のパターンなど、モリスの様々な作品も豊富で、そちらも十分に堪能できる場所になっています。

また、こちらはモリスが晩年を過ごしたロンドンの家、ケルムスコット・ハウスですが、ここの内装もとても素敵でした。

ケルムスコット・ハウス(Kelmscott House)ーウィリアム・モリス・ソサエティーの拠点で、モリスが晩年を過ごした場所

これまた有名な作品、「イチゴ泥棒」のポスター。

書かれているスローガンからは、彼の社会主義的な思想が感じられます。

おまけその1:ホーニマン博物館のドア

ここからは、建物自体はそれほど特徴のあるものではないのですが、目に留まった装飾があった博物館を2つご紹介したいと思います。

まずはホーニマン博物館。前述のとおり、内装自体はそんなに見どころがあるというわけではないのですが、ドアの装飾がアール・ヌーヴォー風だったので思わず写真を撮ってしまいました(笑)

こういうテイストのドアノブはなかなか見かけないので、発見できてうれしかったです^^

ホー二マン博物館と庭園(Horniman Museum and Gardens)ーロンドンの中心で動物に出会える博物館。珍しい楽器のコレクションも!

おまけその2:大英博物館のドアノブと床のタイル

大英博物館のドアノブ、このようなお花の形になっているんです。すごくかわいい♡

場所によってデザインが微妙に違いました。こちらは鍵付きのもの。

床にもお花のデザインが。

大英博物館は、装飾と言う観点から見るとあまり面白みがない博物館ですが、それでもあれだけ広いので、細かいところに目を向けるとこういったものを見つけることができるので、ぜひ探してみてくださいね^^

大英博物館(British Museum)のアクセスや見どころなどをご紹介します!


こんな感じで、今回は博物館の装飾という観点から、おすすめの場所をいくつかご紹介しました。

博物館巡りの際は作品の鑑賞はもちろんですが、ぜひその場の空気も楽しんでみてくださいね~^^

V&A (ヴィクトリア&アルバート) 博物館の魅力は所蔵品だけでない!インテリアも素敵なんです♡

V&A の内装に注目してみると、美しいものや面白いものをたくさん発見しました!

デザインやアートを中心とした V&A 博物館の所蔵品が見ごたえのあるものだということは間違いないのですが、それだけに注目するのはもったいないんです。

と言うのもこの博物館は、内装もとてもゴージャスだから!館内をぶらぶらと歩いているだけでも、目に飛び込んでくるものは美しいものばかりです。

そこで今日は、V&A 館内の装飾をご紹介していきたいと思います。

まずはこちらのオブジェ。

これは館内の中央、インフォメンションセンターなどがあるあたりに位置しているので、目につきやすい作品です。

個人的には、その後ろに見える柱の装飾なども美しいと思います。

階段も注目すべきポイントです!

よく見ると手すりの部分、人が支えているのがわかります?(笑)

これ、ラトビアやリトアニアの建物でも見たことがあるのですが、こういう様式を何て言うんだろう・・・。ラトビアでは、アールヌーヴォーの建物がある場所でこのような感じのものを見かけました。

https://introvertful.com/latvia-riga-03-part1/

https://introvertful.com/what-i-found-in-the-baltic-states/

こちらは別の場所の階段。床の模様も凝っています。

こちらは V&A のメンバー専用の部屋の入口付近・・・だったかな?

とても美しいライト。これも作品として飾られていても不思議ではないくらいですよね~^^

こちらは先ほどまでとは違って、シンプルで美しいデザインの窓。

このようにV&Aでは、場所によってさまざまなテイストのデザインが採用されているので、見ていて飽きません。

伝統とモダンの融合って、個人的にはとても興味がある分野でもあります。

こちらは絵画のコーナーで撮った一枚。

こういうのをみると、「あ~、ヨーロッパだな~」と感じる。(←?)

これは、ガラスのコーナー付近のディスプレイ。

テーマに合わせた装飾になっているのも、よく考えられているな~と思いました。

これはどのあたりか忘れてしまいましたが、中庭を見渡すことができる窓から見えた柱の様子。

これ、何してるんですかね?^^;

私にはカレーのルーが入った入れ物に口をつけてるようにしか見えないのですが・・・謎!

反対側には、フクロウと小鳥?のモチーフが彫られた柱がありました。

これ、すごくかわいい♡

キルトのような模様の床。

こちらはもっと大胆な模様です。

色数を絞っていて、どこかレトロな感じがあるのが素敵。

20世紀のイギリスのコーナーの入り口付近の階段です。

私にはわかりませんが、歴史上の人物がモチーフになっているものでしょうか。

とても面白かったのがこのディスプレイ!

本物の楽器からできているのでしょうか・・・(゚д゚)!だとしたらすごい!

そしてここからは少し余談ですが・・・このあたりに机や椅子があるのをご覧いただけますでしょうか。

写真には写っていませんが、このあたりで自前だと思われるパソコン(アップルのものだったので^^;)を開いて、まるで仕事をしているような感じのサラリーマン風の人がいたんですよ。30代半ばくらいかな?

すごくないですか⁉ 博物館でパソコンでカチカチできるなんて!!(ルール的にどうなのかはわかりませんが、近くにいたスタッフも特に何も言ってなかったようなので、たぶんいい気がする。)

しかもこの辺りは人がほとんどいないので、集中できること間違いなし。ヘタしたら、カフェなんかよりもよっぽどおちついて仕事(かどうかわからないけどw)に取り組めそうですよね~。

そばには自由に読める本が詰まった本棚もあって、ちょっと休憩するのにもってこいの場所でした。V&A の穴場ですね!

こんなに素敵な博物館なのに、コーナーによってはそんなに混んでいないうえに、ゆっくりできるスペースもあるなんて・・・イギリスの博物館のこういう所、すごくうらやましいです。


V&A のインテリアはこんな感じでした。

とても広い博物館なので、まだまだ美しいデコレーションがたくさんあります。

見学の際は、作品だけでなくこういった部分にもぜひ目を向けてみてくださいね^^

ヴィクトリア&アルバート博物館(Victoria and Albert Museum)私がロンドンで一番好きな博物館の見どころをご紹介します

↑V&A についてはこちらの記事もどうぞ!

夜遅くまで開館しているロンドンの美術館・博物館一覧

ロンドンで遅くまで開いている博物館やギャラリーのリスト

このページでは、開館時間を通常より延長しているロンドンの博物館や美術館、ギャラリーなどを、曜日別でご紹介します。

火曜日

大英図書館(British Library)The Treasures Gallery は20:00までオープン(水・木も同様)

大英図書館(British Library)ーマグナ・カルタや作曲家の直筆譜など、珍しいものの宝庫!

水曜日

ロンドン警察博物館(London Police Museum)19:30までオープン

ロンドン警察博物館(Police of London Museum)ロンドン市警察について知ることができる、小さな博物館

国立軍事博物館(Narional Army Museum)毎月第1水曜日のみ 20:00 までオープン

国立軍事博物館(National Army Museum)ーイギリス軍の歴史と軍隊の役割を楽しく学ぶことができる良博物館

大英図書館(British Library)The Treasures Gallery は20:00までオープン(月・木も同様)

木曜日

ナショナル・ポートレイト・ギャラリー(National Portrait Gallery)21:00までオープン

ナショナル・ポートレート・ギャラリー(National Portrait Gallery)ー肖像画ばかりを集めたギャラリー。誰もが知っているあの人の顔まで!

ウェルカム・コレクション(Wellcome Collection)22:00 までオープン(ギャラリー)

ウェルカム・コレクション(Wellcome Collection)人体とアートの融合。モダンでおしゃれな博物館です

ブルネイ・ギャラリー(Brunei Gallery)20:00までオープン

ブルネイ・ギャラリー(Brunei Gallery)ーSOAS の中にある静かな空間。屋上には日本庭園も!

ホワイトチャペル・ギャラリー(Whitechapel Gallery)21:00 までオープン

ホワイトチャペル・ギャラリー(Whitechapel Gallery)ー若者が集まる、東ロンドンのおしゃれでモダンなギャラリー

大英図書館(British Library)The Treasures Gallery は20:00までオープン(火・水も同様)

金曜日

大英博物館(British Museum)一部のギャラリーは金曜日に限り20:30までオープン(ただし、Good Fridayと呼ばれる祝日の金曜日を除く)

大英博物館(British Museum)のアクセスや見どころなどをご紹介します!

ヴィクトリア&アルバート博物館(V&A Museum)一部のギャラリーは22:00 までオープン

ヴィクトリア&アルバート博物館(Victoria and Albert Museum)私がロンドンで一番好きな博物館の見どころをご紹介します

テート・ブリテン(Tate Britain)2018年は、8月3日、10月5日、12月7日 の金曜日のみ21:30までオープン

テート・ブリテン(Tate Britain)有名なイギリスの画家の絵を鑑賞できる博物館です

テート・モダン(Tate Modern) 22:00までオープン

テート・モダン(Tate Modern)一風変わった作品がたくさん!子供も楽しめる博物館です。

ナショナル・ギャラリー(National Gallery)21:00 までオープン

ナショナルギャラリー(National Gallery)ヨーロッパ中の名画がここに!トラファルガースクエアの見学と一緒にどうぞ

ナショナル・ポートレイト・ギャラリー(National Portrait Gallery)21:00までオープン

ナショナル・ポートレート・ギャラリー(National Portrait Gallery)ー肖像画ばかりを集めたギャラリー。誰もが知っているあの人の顔まで!

デザイン・ミュージアム(Design Museum) 毎月第一金曜日のみ20:00までオープン(最終入場:19時)

デザインミュージアム(Design Museum)ーケンジントンに移転してきた、おしゃれな博物館

土曜日

テート・モダン(Tate Modern) 22:00までオープン

その他の日

科学博物館(Science Museum)では、月に一度、大人向けのイベントが行われます。(通常の見学ができるかどうかは不明)

2018年6月以降の予定は、6月27日、7月25日、8月29日、9月26日、10月31日、11月28日、2019年1月30日、2月27日です。

サイエンス・ミュージアム(Science Museum)ーイギリスの産業革命を支えた科学の力と歴史を学ぶ

サー・ジョン・ソーンズ博物館(Sir John Soane’s Museum)では、Soane’s Late と言うイベントが不定期で行われています。(有料)

サー・ジョン・ソーンズ美術館(Sir John Soane’s Museum)ーまるでからくり屋敷のような、一風変わった博物館。

【テーマ別】ロンドンの美術館・博物館・ギャラリーなどの一覧

ロンドンにある博物館・美術館・ギャラリーなどのアートに関連するスポットの一覧です。テーマ別になっています。(名前順の一覧はこちらから。)

ファッション・テキスタイル・デザイン

ヴィクトリア&アルバート(V&A)博物館 (V&A Museum)
ヴィクトリア&アルバート(V&A)クロスワーカーズ・センター (Clothworkers’ Centre)
ヴィクトリア&アルバート(V&A)子供博物館 (V&A Childhood Museum)
ウィリアム・モリス・ギャラリー (William Morris Gallery)
ケルムスコット・ハウス (Kelmscott House)
デザイン・ミュージアム (Design Museum)
ハマースミス・テラス (7 Hammersmith terrace)
ブランド博物館(Museum of Brands)
ロンドン・ソーイングマシン博物館 (London Sewing Machine Museum)

絵画

ヴィクトリア&アルバート(V&A)博物館 (V&A Museum)
ウォレス・コレクション (Wallece Collection)
ギルドホール・アートギャラリー (Guildhall Art Gallery)
大英博物館 (British Museum)
テート・ブリテン (Tate Britain)
テート・モダン (Tate Modern)
ナショナル・ギャラリー (National Gallery)
ナショナル・ポートレート・ギャラリー (National Portrait Gallery)
サーチ・ギャラリー (Saatchi Gallery)

ギャラリー(と名前がつく場所)

ウィリアム・モリス・ギャラリー (William Morris Gallery)
ギルドホール・アートギャラリー (Guildhall Art Gallery)
サーチ・ギャラリー (Saatchi Gallery)
ナショナル・ギャラリー (National Gallery)
ナショナル・ポートレート・ギャラリー (National Portrait Gallery)
ブルネイ・ギャラリー (Brunei Gallery)
ホワイトチャペル・ギャラリー (Whitechapel Gallery)

動物

グラント動物学博物館 (Grant Museum of Zoology and Comparative Anatomy)
ホーニマン博物館と庭園 (Horniman Museum and Gardens)
ロンドン自然史博物館 (Natural History Museum)

建築

ヴィクトリア&アルバート(V&A)博物館 (V&A Museum)
デザイン・ミュージアム (Design Museum)
サー・ジョン・ソーンズ博物館 (Sir John Soane’s Museum)
ジェフリー博物館 (Geffrye Museum)

植物・ガーデン

チェルシー薬草園 (Physic Garden)
庭園博物館 (Garden Museum)
ホーニマン博物館と庭園 (Horniman Museum and Gardens)

考古学・歴史

大英図書館 (British Library)
大英博物館 (British Museum)
ピートリー・エジプト考古学博物館 (Petrie Museum of Egyptian Archaeology)
ロンドン自然史博物館 (Natural History Museum)
ロンドン博物館 (Museum of London)

戦争・軍事

イギリス空軍博物館(Royal Air Force Museum)
ウォレス・コレクション (Wallece Collection) ※武器のコレクションあり。
クイーンズ・ハウス (Queen’s House)
国立海洋博物館 (National Maritime Museum)
国立軍事博物館 (National Army Museum)
帝国戦争博物館 (Imperial War Museum)
ロンドン市警察博物館 (London Police Museum)

フリーメイソン

フリーメイソンリー図書館と博物館 (The Library and Museum of Freemasonry)

図書館

大英図書館 (British Library)

科学

科学博物館 (Science Museum)

金融

イングランド銀行博物館 (Bank of England Museum)

楽器

ホーニマン博物館と庭園 (Horniman Museum and Gardens)

ウィリアム・モリス関連

ヴィクトリア&アルバート(V&A)博物館 (V&A Museum) ※イギリスのコーナーに作品あり。
ウィリアム・モリス・ギャラリー (William Morris Gallery)
ケルムスコット・ハウス (Kelmscott House)
ハマースミス・テラス (7 Hammersmith terrace)

ブランド博物館(Museum of Brands)ー様々な時代の商品のパケージデザインを

12000点ものパッケージデザインを展示する、唯一無二の博物館!

ブランド博物館は、ロンドン西部に位置する Ladbroke Grove と言う駅のすぐ近くにある博物館です。

この博物館では12000点以上に及ぶプロダクトデザインに関するものが展示してあり、その内容はヴィクトリア時代のお菓子の包み紙からビートルズのサイン入りのギターまで、多岐にわたっています。

ホームページによると中でも注目の商品は、1890年代のリンメルのコスメ(そんな昔からあったんですね!)や、イギリスで有名なキューブコンソメ “Oxo” の第一次世界大戦時のもの、1930年代のキットカットなどがあります。

ブランド博物館へのアクセスと開館時間・入館料など

住所:111-117 Lancaster Road Notting Hill London W11 1QT

最寄りの地下鉄駅:Ladbroke Grove(徒歩すぐ)

開館時間:10:00~18:00(月~土)11:00~17:00(日、バンクホリデーの月曜日)

入館料:大人9£、子供(7-16歳)5£、7歳以下は無料。(その他補足参照)

公式ホームページ: http://www.museumofbrands.com

補足情報

上記以外の入場料は

  1. 60歳以上の人、Freedom pass 保持者、有効なIDカードをもっている学生:7£
  2. 家族:24£
  3. National Trust の会員=大人の料金の50%オフ(要ナショナルトラストカード)
  4. 10人以上のグループ=10%オフ(要予約)
  5. 障碍者の付き添いの方=無料
  6. 年会費=一般・15£、1.のリストの人たち=10ポンド

ブランド博物館の個人的な印象と見どころ

ブランド博物館はあまりメジャーな博物館ではなく規模も小規模な上に、決して安くはない入場料がかかるので、正直万人向けの博物館ではありません。

しかし、様々なブランドパッケージばかり集めた博物館と言う点ではとてもユニークだし、プロダクトデザインに関心のある方にとってはとても見ごたえがある場所だと思います。

展示スペースの印象はと言うと、1つ1つのアイテムはとても興味深いものが多かったのですが、展示の仕方がちょっと面白みに欠けるな~という印象。テーマごとに、アイテムがガラス越しに並べられているだけといった感じでした。

また、小さいながらもカフェスペースやガーデンもあって、地元の方たちでにぎわっていました。

お土産ショップは、パッケージにちなんだものが売ってはいたものの、あまり購買意欲を掻き立てられるような商品は見られませんでした(あくまでも個人の感想です(笑))

ブランド博物館で気になった展示物

写真撮影が不可だったので、写真と共にお伝えすることができないのが残念ですが・・・

個人的に印象に残ったものは、

  • ヴィクトリア時代の商品のパッケージ
  • 戦時中の、国民や兵士の士気を上げるような、スローガンが込められたパッケージ
  • 年代別の女性向けの雑誌
  • イギリスのスーパーでよく見かける商品の、歴代のパッケージ
  • マリークワントのかわいい傘
  • ビートルズ関連の商品
  • エリザベス女王を中心とした、王室関連の絵が描かれた商品

などなど、面白いものはたくさんありました。

ブランド博物館の見学のポイントまとめ

  • パッケージデザインに興味のある方必見!ビートルズファンの方も楽しめるかも!
  • イギリスにおける、商品とパッケージデザインの歴史を学ぶことができる

Emery Walker’s House(7 Hammersmith Terrace)ーモリスデザインのインテリア

モリスがインテリアを担当した、イギリスのアーティスト、ウォーカーの家

エメリー・ウォーカーズ・ハウスは、19世紀末から20世紀初頭にかけて、彫刻家や写真家として活躍したエメリー・ウォーカーの家で、ウィリアム・モリスが晩年を過ごしたケルムスコット・ハウスの近くにあります。

ウォーカーは、イギリスのアーツ&クラフツ運動における主要人物でもあり、モリスとも親交がありました。そのため、建物内部はお互いのデザインやアイディアを折衷してデザインされたものとなっております。

この家は、ウォーカーの死後も彼の娘や心棒者によってほぼ当時の状態のままに保たれてきましたが、そのおかげで、この家は訪れる人に「アーツ&クラフツ運動の、唯一で本物のインテリア」だという印象を与える場所になっているそうです。

Emery Walker’s House へのアクセスと開館時間・入館料など

住所:Emery Walker’s House 7 Hammersmith Terrace W6 9TS ​

最寄りの地下鉄駅:Stamford Brook, Ravenscourt Park(徒歩10分弱)

開館時間:11時、1時、3時/予約制(詳しくは補足情報参照)

入館料:11£(木曜日のツアー)、12.50£(土曜日のツアー)

公式ホームページhttp://www.emerywalker.org.uk

補足情報

2018年のこの先の開館日は、7月7日、8月4日、9月1日、10月6日、11月3日、12月1日です。ホームページから予約が必要です。

作品保護の観点から、建物内部の写真撮影は禁止となっています。(ガーデンはオッケー。)

Emery Walker’s House の個人的な印象と見どころ

実は、私がこの家を訪れたのは、ロンドンで1年に2日だけ行われる”Open House London”と言うイベントの時でした。

そのため、見学可能なお部屋は1階のダイニング・ルームとガーデンのみに制限されていて、すべての部屋を見て周ることはできませんでした。(有料のツアーでは全ての部屋を観ることができるそうです。)

ただ、エントランスからガーデンに続く空間だけでも、とても凝った「アーツ&クラフツ運動」のインテリアであふれているので、とても見ごたえがあります。

ロンドン近郊のモリス関係の博物館やギャラリーにはほとんど行きましたが、こちらが一番、アーツ&クラフツ時代の空気が漂っているような場所だったと感じました。(写真が撮れなかったので、雰囲気をお伝えできないのが残念。)

Emery Walker’s House で気になった展示物

前述のとおり、建物内部の写真が撮れなかったので、外観だけ・・・^^;↑ちなみにこの写真は、ガーデン側から建物を撮ったものです。

ガーデンはとてもこじんまりとしていますが、日辺りが良くて居心地のよさそうな場所でした。

ガーデンからはテムズ川を一望できます。

エントランスはこんな感じ。

ブルー・プラークと言う、著名人が住んだ家などに設置される銘板もありました。

ちなみに Hammersmith Terrace は1から17まであり、イギリスのアート界を代表する有名人が住んでいた場所でもありました。(ちなみに現在はすべてプライベートオウンの家になっているため、中に入ることはできません。)

エメリー・ウォーカーの家は 7 Hammersmith Terrace ですが、こちらの写真の 8 Hammersmith Terrace は、ウィリアム・モリスの妻のジェーンと娘のメイが住んでいた家です。

1 Hammersmith Terrace は、T. J. Cobden-Sanderson と言うアーツ&クラフツ運動で活躍した人物が設立し、のちにウォーカーも加わった Doves Press と言う出版社があった場所なのですが、その名前は近くにあったパブ、The Doves に由来しています。(現在でも営業しています。)

このように Hammersmith には、ウィリアム・モリスを中心としたアーツ&クラフツ運動に関係の深い場所がたくさんあります。

モリスもこんな景色を見ていたのかな~なんて思いながらテムズ川沿いを散歩するのも、なかなか感慨深いものがありました。

Emery Walker’s House の見学のポイントまとめ

  • アーツ&クラフツ運動の時代のインテリアが、ほとんど当時のまま残されている。
  • 見学には予約が必要なので、ご注意を!
  • 写真撮影は禁止ですが、中に小さなショップがあって、ポストカードなどを購入することができます。(確かカードは使えませんでした。)

ケルムスコット・ハウス(Kelmscott House)ーウィリアム・モリス・ソサエティーの拠点で、モリスが晩年を過ごした場所

モリスが晩年を過ごしたロンドンの家、ケルムスコット・ハウス

ケルムスコット・ハウスは、ウィリアム・モリスが晩年を過ごした、ロンドンのハマースミスにある家です。

現在は別の所有者のものになっていますが、1階部分と地下は、モリスの栄光と業績をたたえ、広く普及することを目的として1955年に設立された「ウィリアム・モリス・ソサエティー」と言う協会のオフィスとして使用されています。

普段は協会のメンバーしか入ることができませんが、毎週木曜日と土曜日はミュージアムとして一般の人にも開放されており、だれでも無料で内部を見学することができます。

ケルムスコット・ハウスへのアクセスと開館時間・入館料など

住所:Kelmscott House, 26 Upper Mall, Hammersmith W6 9TA

最寄りの地下鉄駅:Ravenscourt Park(徒歩10分弱)

開館時間:14:00~17:00 木・土

入館料:無料

公式ホームページhttps://williammorrissociety.org

補足情報

ケルムスコット・ハウスにはハマースミス駅からも歩いていくことができますが、その場合はHammersmith Bridge を目指して歩き、橋を渡らずにテムズ川沿いに東に歩いていくと見つかります。徒歩20分程度かかると思います。

Ravenscourt Park 駅から行く場合は、同じくテムズ川を目指して歩くのですが、途中でこの大きな道路にぶつかると思います。

地下道(Subway)があるので、そこを通って反対側の道路に渡り、さらにしばらく歩くとその先にケルムスコット・ハウスがある Upper Mall と言うテムズ川の目の前の通りに出ます。徒歩で大体10分ほど。

ケルムスコット・ハウスの入り口はこんな感じになっています。少し奥まったところにあるので一見わかりにくいのですが、看板が出ているので大丈夫だと思います。

正面の緑のドアから入るのですが、右側にも入り口があって、私はそちらから入ろうとしたところ中からスタッフの人が慌てた様子で出てきて、こっちだよと教えてくれました(笑)

ケルムスコット・ハウスの個人的な印象と見どころ

ケルムスコット・ハウスは、William Morris Society の本部であることがメインなので、モリスや彼の作品について詳しく知るための場所という感じではありません。(そういったことを詳しく知りたい方は、William Morris Gallery がおすすめです。)

ウィリアム・モリス・ギャラリー(William Morris gallery)ー作品を通して、モリスの人となりを知る

ただ、このようにモリスが設立した出版社であるケルムスコット・プレスで使われていた活版印刷機など、珍しいものが展示してあるので、モリスに興味があって、彼にゆかりの地を訪ねてみたいという方にお勧めの場所です。

お土産ショップは小さいですが、魅力的な商品がたくさんありました!

私もここで、母へのお土産にティータオルを購入しました。

ケルムスコット・ハウスで気になった展示物

建物の内部はこんな感じ。

1階部分にはソサエティーの説明パネルや、モリスの作品などが展示してあります。

モリス商会の壁紙のカタログ。William Morris Gallery にもありましたが、こちらはさすがに、数が多い!

こちらはモリスの有名な「ハニーサックル」のパターンと、ほかのアーティストによるコラボ作品。なかなか斬新な感じで、私は好きです^^

地下(Basement)に降りると、このようなモリスデザインのものでコーディネイトされた部屋があります。

暖炉のタイルのアップ。モリスの友人で自身もアーツ&クラフト運動で活躍する建築家でもあった、Philip Webb のデザインです。

このタイプのステンドグラスは、似たようなものがロンドン郊外のモリスの家、レッド・ハウス二もありました。

カーテンの模様すら素敵♡

そして隣の部屋には、活版印刷に関するものが展示されています。

こういうの見るとワクワクしちゃうのは、私だけですか?(笑)

味があって、これだけでも見ごたえがあります。

このスペースでは、ソサエティーの会員の方によるハンドメイドのポストカードなども売っていました。

入り口にあった、パンフレットが入っていたステンドグラスのケース。こんな小さなものに至るまで、すべてが美しい場所でした。

ケルムスコット・ハウスを出て目の前に広がる、夕暮れ時のテムズ川の景色。モリスたちの時代もこんな感じだったのかな~と思いながら歩いていました。

ケルムスコット・ハウスの見学のポイントまとめ

  • ウィリアム・モリスが晩年を過ごした、ロンドンの家
  • ケルムスコット・プレスで使われた活版印刷機などがあります
  • 曜日・時間限定のオープンなので、事前にチェックしてから訪問することをお勧めします

ウィリアム・モリス・ギャラリー(William Morris gallery)ー作品を通して、モリスの人となりを知る

ウィリアム・モリスが青年時代を過ごした、ロンドンの家

ウィリアム・モリス(1834-1896)は、イギリスのアーツ&クラフツ運動を主導した人物です。

デザイナーとしての活動が有名ですが、そのほかにも詩人、ライター、思想家など、様々な顔を持つ人物でもありました。

今回ご紹介するウィリアム・モリス・ギャラリーは、イギリスで唯一の、ウィリアム・モリスの生涯と偉業をたたえることがテーマとなっている公共の博物館です。

モリスが 1848 年から1856年 までの8年間を過ごした家がそのままギャラリーとなっており、1950年に開館しました。

その後、2012年に1年間の修復作業を経てリニューアルオープンし、現在に至ります。

ウィリアム・モリス・ギャラリーへのアクセスと開館時間・入館料など

住所:Lloyd Park, Forest Road Walthamstow, London, E17 4PP

最寄りの地下鉄駅:Walthamstow Central, Blackhorse Road(徒歩15分ほど)

開館時間:10:00~17:00 水~日

入館料:無料

公式ホームページhttp://www.wmgallery.org.uk

補足情報

ウィリアム・モリス・ギャラリーまでのおすすめの行き方は、ヴィクトリア線の Blackhorse Road 駅から123番のバスに乗り、Lloyd Park / William Morris Gallery で下車と言う方法です。(ギャラリーは目の前にあります。)

Walthamstow Central 駅からは 34, 97, 215, 275, 357 のバスに乗り、Bell Corne で下車、そこから5分ほど歩くとギャラリーに到着します。

ちなみに Walthamstow Central 駅から行く場合は、プラットフォームにウィリアム・モリスのデザインのタイルが使われているので、そちらもお見逃しなく!

ウィリアム・モリス・ギャラリーの個人的な印象と見どころ

ギャラリー自体は小規模ですが、プリントや刺繍、織物などで装飾が施された布やカーペット、壁紙、家具、ステンドグラスやタイルなどのモリス自身によるに加えて、彼の会社「モリス商会」にかかわった人々( 有名どころでは Edward Burne-Jones, Philip Webb, Dante Gabriel Rossetti など)の作品も展示されています。

また、モリスの生涯や作品に特化したギャラリーと言うだけあって、デザイナーとしての側面だけでなく、彼の人となりを垣間見ることができるようなギャラリーになっていて、個人的には、この点がこのギャラリーの最大の見どころだと思いました。

と言うのも、作品を生み出す工程で、モリスがどのようなことを考えていたか、どのようなこだわりを持っていたのかなどについてまで詳しく解説してくれているので、作品のその奥にあるものなども学べて、より深い理解を得ることができたからです。

また、モリスのインスピレーションとなった植物などが育てられているガーデンもあります。6月のバラの時期には、花を観賞しながら歩くのも気持ちがよさそうです。

ちなみに、「William Morris」という名前のバラもあるみたい!私が訪れた時は少し時期が早くて、まだ咲いていませんでした。

また、居心地の良いカフェもあるので、見学後はここでお茶をするのもいいですよ。

私もお菓子をいただきましたが、なかなかおいしかったです。

屋根のガラスにも、モリスのデザインが取り入れられています。

ウィリアム・モリス・ギャラリーで気になった展示物

モリスに興味がある私としては、ほとんどすべてのものが気になったのですが、とてもじゃないですがすべてはあげられず^^;

そこで、他ではあまり見ることができないものを中心にご紹介したいと思います。

まずこちらは、ステンドグラスの一部です。モリスのデザインで、Fulham にあった Burne-Jones の家のために作られたものです。

この作品は “Minstrel” がテーマになっています。ミンストレルとは中世の吟遊詩人のことだそうです。

モリスが中世に強い憧れを抱いていたということが窺い知れる作品の一つです。

こちらの作品は、モリスがデザインをして、娘のメイが刺繍を担当した作品です。

デザインは全て手描きで制作されていたことがうかがえます。

モリスが興した「アーツ&クラフト運動」は、産業革命によってもたらされた低品質な商品を否定し、中世の世界のように、手仕事を通して生活とアートを統一させることを目的とした運動でした。

しかし結果的には、モリス商会の商品は裕福な人にしか手の届かないものになってしまったそうです。そりゃ、そうだよね・・・。

Edward Burne-Jones による作品。

彼はこのほかにも、モリスや彼の妻のジェーンの落書き・・・もとい、スケッチを残しました。

こちらは、染色のための材料についての解説。

モリスは、当時普及し始めていた化学染料は、安価で使い勝手はいいものの、けばけばしくて個性に欠けるものだと感じていたそうです。

そこで、Thomas Wardle と言う科学者と協力し、10年がかりで、インディゴなどの自然の染料を使って好みの色に染める方法を編み出しました。

有名な「イチゴ泥棒」のデザイン。

ふと天井を見上げてみると、こんな素敵なディスプレイが!

その隣には、パターンを作るのにつかわれたと思われるスタンプのようなものが。

この連続模様のパターンは、パーツごとに作られていたんですね。

全体の滑らかな曲線から葉の部分のドットに至るまで、とても丁寧に彫られたスタンプ。

こういう感じのモリスのデザインは、あまり見かけないタイプのものだと思います。

壁紙の部屋。写真中央は、モリス商会の壁紙のカタログです。

写真の色味のせいでちょっとよくわからない感じになっていますが(汗)とても見ごたえがある展示でした。

モリスは「ケルムスコット・プレス」と言う印刷工房で、装飾なども手掛けていました。こちらのものは、「ケルムスコット・プレス設立趣意書」です。

モリスが出版した本の中には、その意図があまりにも不明慮だったために「失敗に終わったプロジェクト」もあったとか^^;

ところで、展示されている作品はもちろんなのですが、このギャラリーでは、建物自体にも、モリスのテイストがちりばめられていて、とても魅力的なんです。

例えばこのカーペットの柄、私、すごく好きです。

女性らしいイメージの花を挟むように、大胆でスタイリッシュな矢印のような模様が両脇にデザインしてあって、全体としてまとまった印象のカーペットだな~と思います。

階段を上った先にある窓から見えるガーデン。

この日は5月初旬で天気も良く、とてもいい眺めでした。

カフェ近くのトイレのドアにも、モリスのパターン。

このディスプレイも素敵。お土産ショップの商品が展示されていました。

ガーデン側から見たモリスの家。

ちなみにモリスの生家は Elm House と言って、同じ Walthamstow 地区にあるのですが、そちらはもっと豪華で広々とした家だったそうです。

モリスの両親は裕福でしたが父親が突然他界してしまったため、こちらの Water House に移ってきたとの事ですが、こうしてみるとこの建物も十分広いですよね^^;

ウィリアム・モリス・ギャラリーの見学のポイントまとめ

  • ウィリアム・モリスが幼少期を過ごした家。モリスファンは必見!
  • モリスの作品だけでなく、彼に影響を与えた友人たちや、アーツ&クラフツ運動の時代についても学べる
  • テキスタイルやデザインに興味のある方にもおすすめのギャラリーです。刺繍などのクラフト系ワークショップも要チェック!