テート・ブリテンでイギリスの絵画の歴史を堪能する
テート・ブリテンのコレクションは、16世紀以降のイギリスの画家の作品が中心となっています。
ターナーやミレー、バーン=ジョーンズ、ロセッティなどの(私でも見たことがあるくらい)有名画家の作品が多く展示されています。
館内の雰囲気も落ち着いていて、絵画をゆっくりと鑑賞できるおしゃれなギャラリーです。
テート・ブリテンへのアクセスと開館時間・入館料など
住所:Millbank, London SW1P 4RG
最寄りの地下鉄駅:Pimlico
開館時間:10時~18時/毎日、特定の金曜日のみ21:30まで開館
入館料:無料
公式ホームページ:http://www.tate.org.uk
テート・ブリテンの個人的な印象と見どころ
やはりなんと言っても、イギリスの有名画家の絵を一挙に鑑賞できるのが素晴らしいです。
館内の雰囲気も落ち着いていて、調光などもしっかりしているので、ゆったりとした気分で鑑賞できます。
展示室は年代別になっているので、分かりやすいです。
私は絵画に明るくないうえに、特にお気に入りの画家と言うものはほとんどいないのですが、そんな私でも見たことのある絵が何点かありました。
西洋画が好きな方にとってはとても居心地のいい場所なのではないかと思います。
テート・ブリテンで気になった展示物
まずはこちら!Tate Britain で展示されている中で一番好きな絵!
Richard Dadd と言う画家の『The Fairy Feller’s Master-Stroke』という作品で、クイーンの曲にも同じタイトルを冠した曲があるそうです。
この絵、遠くから見るとごちゃごちゃした感じでなんだこれwって感じなのですが・・・
近づいてみると、こんな小さいおじいちゃんがいるではないですか!(笑)(ちなみに妖精だそうです。)
表情もさることながら、指とか足の書き方に縮こまってる感じが表れててめっちゃツボりました。かわいいw
このデイジー?のような小花のタッチや色遣いもかなり好みです。
ちなみにこの画家、晩年は精神に異常をきたして病院で生涯を過ごしたとウィキペディアに書いてありました・・・。
John Martin『The Great days of His wrath』
↑どくろなのに表情が豊かなところに惹かれたw
William Holman Hunt の『Our English Coasts』
こちらの作品、羊一頭一頭をよく見ると・・・
これまた可愛すぎる (*´Д`)
John Everett Millais『Ophelia』
やはり、間近で見ると細かい部分までよく観察できます。
こちらはターナーの『Pavlova』と言う作品の一部です。
絵のタッチや色彩などの細かい部分は、どうしても写真や映像を通してからは感じられない部分なので、やっぱり作品を生で見ることは大切なんだな~と実感しました。
John Singer Sargent 『Carnation, Lily, Lily, Rose』
Walter Richard Sickert『Minnie Cunningham at the Old Bedford』
この漫画みたいな表情w
もっと時代が下って、こちらはだいぶ新しめの作品。
David Bomberg『In The Hold』
絵画以外の、写真などの作品もありました。
ところで!このテート・ブリテンは、他の美術館同様、建物も美しいんです。
こんな、宝石のような、石鹸のようなオブジェもあったり
何か神聖なものを感じる・・・(?)
大英博物館や自然史博物館に比べると見学者の年齢層が高めなので、比較的静かなのも、テート・ブリテンの特徴だと思いました。
テート・ブリテンの見学のポイントまとめ
- イギリスの有名画家の絵が多く展示されている
- 館内の雰囲気がいいので、ゆったりと落ち着いて鑑賞できる