ロンドンの美術館・博物館に行こう!

ロンドン観光でおすすめの美術館や博物館を中心に、主に無料で楽しめる場所をレポートします。定番から穴場まで!

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イングランド銀行博物館(Bank of England Museum)ー金の延べ棒って、どのくらい重いと思いますか?

イングランド銀行博物館で金塊を持ち上げるという初体験

イングランド銀行博物館は、ロンドンの金融街、Bank にあります。(←バンクって、そのままじゃんって感じw)

銀行に併設されている博物館なので規模は大きくありませんが、さすがはイギリスの中央銀行!内容はかなり充実しています。

私は難しいことは得意じゃないので(汗)、もっぱら興味があったのは、ゴールドバーを持ち上げることができるということ!金塊なんて、触ったこともなかったのである意味貴重な経験でしたw

イングランド銀行博物館へのアクセスと開館時間・入館料など

住所:​Bartholomew Lane, London EC2R 8AH

最寄りの地下鉄駅:Bank(一番近い), Cannon Street, Mansion House, Monument

開館時間:10:00~17:00/月~金(Bank Holiday を除く。入館は閉館時刻の30分前まで)

入館料:無料

公式ホームページhttps://www.bankofengland.co.uk/museum

補足情報:イングランド銀行のエントランスからは入れません。数メートル先のコーナーを渡曲がったドア(写真)から入ります。(私は間違ってエントランスから入ろうとしたら、警備のおじちゃんに「何の用?」と聞かれてしまったw)

館内にカフェはありません。小さいですが、ギフトショップはあります。

イングランド銀行博物館の個人的な印象と見どころ

イングランド銀行では、貨幣の歴史や仕組み学ぶことができます。

正直、「市場の仕組み」的な話は難しくてよく分からかったのですが・・・^^;

↑このようにゲーム感覚で遊んで学べるような仕掛けがあったりして、子供でも難しい内容を理解できるような工夫がされていました。(実際に、社会科見学中と思われる子供たちがいましたし、親子連れの見学者もちらほら見かけました。)

また、歴代のコインや紙幣、イギリスらしく小切手なども展示してあって、見ているだけで面白いです。

個人的に一番興味を惹かれたのは、やっぱり金塊!そして、紙幣に描かれるのデザインに関するものや、最新の技術を使った次世代のお札などに関する展示がよかったです。

イングランド銀行博物館で気になった展示物

硬貨や紙幣のコレクションは、銀行博物館の名にふさわしいほど膨大な数があって、見ごたえ抜群です!

ロイヤルファミリーの記念硬貨などもあるので、マニアには嬉しいのではないかと。

初期のころの小切手。

肝心な年号が光で見えなくなっていますが、1660年?12月8日のものが、現存する最古のものだそう。

なんかこれ・・・このクオリティでいいのか?制作者が不敬罪で逮捕されないか心配なレベルw

博物館は奥までつながっています。

市民生活とお金のつながりに焦点を当てたコーナーですが、金塊もこの部屋にあります!

こちら。本物です!ちなみに、London Good Delivery Bar とは、「ロンドン金現物市場での受渡適合品」を意味するそうですよ。(こちらのページ参照)知らなかった!

この金塊一つの重さは約13キロで、金は鉛より70パーセントも重い金属だそうです。私は片手では持ち上げられませんでした。

ちなみに頭上には監視カメラがあって、厳重に警備されていますw

「金の価格は日によって変わるので、今日の価値がいくらくらいなのか、隣のコーナーでチェックしてみよう!」と書いてあったのですが、チェックし忘れましたw

金塊1個分って、大体どのくらいの値段がするのでしょうか。

奥に進むと、お金の製造技術について紹介するコーナーが現れます。

面白かったのが、このお札。

「50」と「FIFTY」の部分をよく見ると、不自然な感じがしますよね?

そうなんです。これ、5ポンド札を50ポンド札に偽造した偽札なんですw エリザベス女王がお若いのは、70年代のお札だから。

説明には、「5ポンド札に見慣れている人にとっては偽札だってすぐにばれちゃうけどねw」みたいなことが書かれていましたww

紙幣のデザインって、手書きで行われていたんですね。とても緻密に描かれています。

エリザベス女王の顔の部分は、目の描き方のデザインが何通りかあったりして、すごく細かいな~なんて思いました。

ほんと、職人技です!

こちらは最新技術を使ったお札についての説明。

私が在英中の2016年は、ちょうど5ポンド札と10ポンド札が新しくなった時期だったのですが、その紙幣を初めて触った時、おおおって思ったのを覚えていますw

これは紙じゃなくて、薄いプラスチックでできているんですよ!

イギリスで手にする機会があったら、是非触ってみてくださいね^^

2020年には、画家のターナーの絵がプリントされた20ポンド札が発行される予定だそうです。こちらも楽しみ^^

イングランド銀行博物館の見学のポイントまとめ

  • 銀行の歴史と貨幣について学べる
  • 金塊を持ち上げて重さを感じることができるという、ユニークな博物館
  • 貨幣がどのように作られるか、最新の技術を用いた紙幣づくりについてのコーナーは必見です!

ロンドン警察博物館(Police of London Museum)ロンドン市警察について知ることができる、小さな博物館

City of London を管轄する、ロンドン市警察の博物館

City of London Police Museum は、ロンドンの中心地、City of London にあります。

ロンドンには、ロンドン警視庁(Metropolitan Police Service)もあるのですが、こちらが City of London 以外のロンドン全域を担当するのに対して、 City of London Police は、City of London のみを管轄する警察組織だそうです。ここを見学して初めて知りました!

ロンドン警察博物館へのアクセスと開館時間・入館料など

住所:​Aldermanbury, London EC2V 7HH(ギルドホール図書館の入り口(↑この写真の入り口)から入館。)

最寄りの地下鉄駅:Southwark (600m), Blackfriars (800m), St Paul’s (1100m)

開館時間:9:30~17:00/水曜以外の月~金、9:30~19:30/水 ※土曜日は日にち限定でオープン(補足情報参照。)

入館料:無料

公式ホームページhttps://www.cityoflondon.police.uk/about-us/history/museum/Pages/default.aspx

補足情報

2018年は 6月9日、6月23日、7月7日、7月21日の土曜日に限り、10:00~16:00まで開館。

ロンドン警察博物館の個人的な印象と見どころ

この博物館はすごく小規模なのですが、ロンドン市警察の歴史を知ることができます。個人的には、歴代の制服を見るのが面白かった。

ロンドン警察博物館で気になった展示物

↑ドアがなかなかこじゃれてるw

入り口付近には、警察手帳などのこまごまとしたものが展示されていたのですが、この日はOpen House と言うイベントのせいか、ちょっと込んでいたため写真をあまりとることができませんでした。

小さい博物館なので、道も狭いんですよね^^;

でも、この日が特別だっただけで普段は混んでいないと思います。

これ、警察直通の電話ボックスだそうです。なぜこれが気になったかと言うと・・・

ギルドホールの近くにもあったからです!

しかし、これはただの飾りで今は使うことができませんと書いてあります。

こちらは「Suffragettes:サフラジェット」と呼ばれる、女性の参政権を求めて戦ったメンバーたちが、活動が過激化していくうちに使うようになった爆弾。

解説には、「彼女たちの行為は、今日ではテロ行為として定義されるものもあるけど、あなたはどう解釈するだろうか。」と書かれていました。

犯罪者が使っていた凶器の例。真ん中のねずみ色のくし、確かに鋭いけど・・・。

そして、ここからは制服のコーナー!歴代の ロンドン市警察の制服と服飾品が展示されています。

↑こちらは一番古いタイプのもの。ジャケットの裾が燕尾服みたいになっていますか?

コート長くね?w

ガスマスクは、戦時中のものでしょうか。

こちらは1930年代後半から40年代前半にかけて作られたヘルメットの試作品。一度も使われることはなかったそうです。

ロンドン警察博物館はこんな感じでした。

博物館と言うよりは小さなギャラリーって感じですが、先日ご紹介した Guildhall Art Gallery と、Bank of England Museum の近くにあるので、そちらに行かれる方は足を運んでみてはいかがでしょうか。

ロンドン警察博物館の見学のポイントまとめ

  • ロンドン市警察の歴史と仕事内容が分かる
  • 歴代の制服が展示されているのが、おすすめポイントです

ギルドホール・アートギャラリー(Guildhall Art Gallery)ロンドンの中心にある、隠れた名ギャラリー

ロンドンの中心で名画を鑑賞できる場所はここ!ローマ人が作った演技場もあります!

Guildhall Art Gallery は、次回紹介する予定の London Police Museum の後に、偶然立ち寄ったアートギャラリーでしたが、この場所は当たりでした。

なぜなら、イギリス滞在中に見た絵画のトップ3に入る、お気に入りの一枚に巡り合うことができたからです!

その絵は後ほどご紹介したいと思います^^

ギルドホール・アートギャラリーへのアクセスと開館時間・入館料など

住所:Guildhall Yard, London EC2V 5AE

最寄りの地下鉄駅:Moorgate, Bank, St Paul’s(いずれも徒歩5分程度)

開館時間:10時~17時/月~土、12時~16時/日

入館料:無料

公式ホームページhttps://www.cityoflondon.gov.uk/things-to-do/visit-the-city/attractions/guildhall-galleries/Pages/guildhall-art-gallery.aspx

補足情報

  • すぐ近くに City of London Police Museum、 徒歩圏内に Bank of England Museum があります。
  • 入り口で持ち物のセキュリティチェックあり。(空港のチェックと同じような感じで、本格的でしたw)
  • 時間によってはガイドツアー(無料)あり。

ギルドホール・アートギャラリーの個人的な印象と見どころ

実はこのギャラリーでは、見学を始める前にちょっとしたハプニングがあったんです。

荷物検査を終えてさっそく鑑賞しようと階段を登り始めたら・・・なんと、大音量のアラームが鳴り始めたんです!(◎_◎;)

え?え?私何かした?と思っていたら、

係の人が「みんな外に出て!!」・・・と。

中にいた人たちは建物の外に追い出されました。

↑外で再び入館できるのを待っている人たち。

こんなことは初めてだったのでどうなってるんだ!って感じでしたが、意外とみんな動じていませんでしたw

10分ほど経って、中から係の人が出てきて「入っていいよ」、と。

結局、ただの警報機の誤作動だったようです。

タイミングが私が入ってすぐの時だったから、何も悪くないのにになぜか焦ったわ~。←チキンなのでw

見どころは、数こそ少ないですが、イギリスの有名画家の作品を間近で見ることができること。

この日は「オープンハウス」と言って、ロンドン中の普段は一般に公開されていない建物の内部を見学できるイベントの日だったせいか、人が多かったです。(ギルドホール・アートギャラリー自体は普段も一般公開されているんですけどね^^;)

普段はもう少し落ち着いていた感じだと思われます。

時間帯によってはボランティアの方によるツアー(確か30分ほどでした)に参加することができます。事前予約なし、途中参加オッケーでした。

私も参加してみたのですが、英語なので完全に理解はできなかったものの、「へ~、この絵の描かれた背景にはそんなことがあったのか~。」とか、面白い発見がありました。

ガイドツアーってあんまり参加したことないけど、やっぱり作品への理解度は深まりますね。

・・・と言いながら、今この記事を書いている時から半年以上たっているので、すっかり忘れています!(ダメじゃん…。)

ギルドホール・アートギャラリーで気になった展示物

このギャラリーで特に気になったのは、「LOVE」がテーマの作品。

ガイドさんがこの絵にまつわる興味深いお話をしてくれたのは覚えているのですが・・・内容はすでに忘却の彼方に去ってしまった (/_;)

でも、この絵からは甘酸っぱさが伝わってきますよね (*´Д`)

私的には後ろのおじさん(女の子のお父さん?)が気になるw

そしてこちらの絵!

William Henry Gore の『Listed』と言う作品で、この絵こそが、私がイギリスで見た絵の中で特に気に入っている絵です。

この青年の服装から、タイトルの “Listed” とは、”Enlisted”、つまり入隊を意味していると思われます。

で、この少女は彼の身を心配し悲しみに暮れているという、とてもシンプルでわかりやすい構図なのですが、そのシンプルさが逆に、胸にぐっときます。

全体的な色合いも好きです。淡い色を使いながらも写実的で、まるで絵の中の彼らが生きている人のような感覚に陥りました。そして、夕日に赤く染められた湖の描き方がすごく効果的!

「あ、この絵いいな」と思う絵はたくさんありますが、1枚の絵にここまで思いを馳せることが私にはあまりないので、この絵は私をそういう気持ちにさせてくれる、数少ない絵の一つです。

この絵に出会えただけでも、ギルドホール・アートギャラリーに行ってよかったと思います^^

Dante Gabriel Rossetti『La Ghirlandata』

ロセッティの描く女性の絵って、唇に特徴がありますよね。

Frederic Leighton『The Music Lesson』

この少女が手を入れているもの、Muff(マフ) と言うハンドウォーマーのようなものだそうで、16世紀ごろから使われていたものだそう。

歴史映画で見たことがあったので目に留まりました。

ギャラリーは地下にも続くのですが、なんと、こんなものまでありました!

Amphitheatre とは「円形演技場」のことで、ロンドンがローマ人の支配を受けていた5世紀ごろに作られたものが、1985年の改装工事で発掘されたそうです。

当時の雰囲気が今に伝わって・・・るのかな?w

そして、このGuildhall Art gallery では、ギャラリー以外のホールの部分も見学することができるんです。

建物は教会や劇場に似た雰囲気ですが、こういうただっぴろいホールを見学することってあまりないので、ちょっと新鮮でしたよ~!

こんな場所で会議とか・・・すごい。

やっぱりステンドグラスが美しいんですよ~!

これはもっと新しい感じのものですね。一番上の紋章は City of London のもので、他にもこのギルドホールの入り口など、いろんなところで見かけました。

カタツムリがかわいい(*´Д`) 似たようなステンドグラスが、ウィリアム・モリスの Red House にもありました。

ギルドホール・アートギャラリーの見学のポイントまとめ

  • 17世紀から現代にかけての絵画が展示されている
  • 5世紀にローマ人によって作られた演技場
  • ギルドホールの素敵な内装とステンドグラス
  • 私のお気に入りの絵がある!(笑)

テート・モダン(Tate Modern)一風変わった作品がたくさん!子供も楽しめる博物館です。

テート・モダンは、モダンすぎてちょっとよくわからないw

テート・ブリテンに行ったのだから、テート・モダンに行かないわけにはいかない!

と思って、長い間行こうとは思っていたのですが、この美術館がある地区は、私の住んでいたところから少し離れたところにあったので、ずっと億劫に思っていました(汗)

しかも、名前の通り近現代作品を展示する美術館になっているのですが、正直モダンアートってよくわからないんだよねw

しかし!

せっかくイギリスにいるのだから行ってみようと、重い腰を上げて行ってきました!

テート・モダンへのアクセスと開館時間・入館料など

住所:Bankside, London SE1 9TG

最寄りの地下鉄駅:Southwark (600m), Blackfriars (800m), St Paul’s (1100m)

開館時間:10時~18時/日~木、10時~22時/金・土

入館料:無料

公式ホームページhttp://www.tate.org.uk/visit/tate-modern

補足情報:テート・モダンへはバスで行くのが便利だったのですが、2018年5月現在、バス停が閉鎖されているようです。

一番わかりやすい行き方は、St. Paul 駅近くのミレニアム・ブリッジ(この写真に映っている橋。)を渡る方法だと思います。徒歩10分くらいかな?

ちなみに写真はテート・モダン側から撮影したもので、ドーム型の建物がセントポール大聖堂です。St. Paul 駅はそのすぐそばにあります。

テート・モダンの個人的な印象と見どころ

モダン・アートの難しさ・・・?

抽象的な作品が多いので、何を意図しているのかをなかなか理解しにくかったです^^;(まあこれはモダンアートに限ったことではないかもしれませんけどね~。)

あ、でも、この建物は、以前は「バンクサイド発電所」と言う発電所だったそうで、中のただっぴろいスペース(タービンがあったそうです!)が印象的な建物でした。

建築に興味がある人にとっては面白いかも!!

そしてこのように、子供が遊んだりピクニック(室内ですが^^;)ができるスペースがあるので、親子連れが多かったです。

テート・モダンで気になった展示物

ある意味すべての作品が気になったのですが(笑)特にこれは、どうしたらそんな発想になるの?って感じ。

ダリの作品だそうです。

Claude Monet『Water-Lilies』

私の知ってる睡蓮とちがーう!と思っていたら、ウィキペディアによると、モネは睡蓮を題材にした作品を200点以上描いているそうです。

ユニークな作品ですよね。

右の作品の感じも好き。

これ、人気でした。

これ、何でできてると思います?

なんと、人毛だそうです・・・(゚д゚)

そろそろコメントが苦しくなってきたw

やっぱり現代アートってよくわかりません。誰か教えて!w

おなかが減ったのでカフェでサンドウィッチを購入。

正直お値段も結構するし(確か8ポンドくらい)、味も「イギリスのサンドウィッチ=薄味」なので、あまりお勧めしません^^;

テート・モダンの見学のポイントまとめ

  • モダンアートが好きな方や、有名画家の作品が鑑賞できる
  • 建築に興味がある方は、建物自体も見ごたえあり!
  • 子供と一緒にお出かけできるスポット

2018年9月まで、ピカソの企画展も開催されているようですので、ピカソファンの方はこちらも要チェックです!

おまけ・・・セント・ポール大聖堂は、有料ですが内部も見学ができます。

私はこれだけで満足♡

テート・ブリテン(Tate Britain)有名なイギリスの画家の絵を鑑賞できる博物館です

テート・ブリテンでイギリスの絵画の歴史を堪能する

テート・ブリテンのコレクションは、16世紀以降のイギリスの画家の作品が中心となっています。

ターナーやミレー、バーン=ジョーンズ、ロセッティなどの(私でも見たことがあるくらい)有名画家の作品が多く展示されています。

館内の雰囲気も落ち着いていて、絵画をゆっくりと鑑賞できるおしゃれなギャラリーです。

テート・ブリテンへのアクセスと開館時間・入館料など

住所:Millbank, London SW1P 4RG

最寄りの地下鉄駅:Pimlico

開館時間:10時~18時/毎日、特定の金曜日のみ21:30まで開館

入館料:無料

公式ホームページhttp://www.tate.org.uk

テート・ブリテンの個人的な印象と見どころ

やはりなんと言っても、イギリスの有名画家の絵を一挙に鑑賞できるのが素晴らしいです。

館内の雰囲気も落ち着いていて、調光などもしっかりしているので、ゆったりとした気分で鑑賞できます。

展示室は年代別になっているので、分かりやすいです。

私は絵画に明るくないうえに、特にお気に入りの画家と言うものはほとんどいないのですが、そんな私でも見たことのある絵が何点かありました。

西洋画が好きな方にとってはとても居心地のいい場所なのではないかと思います。

テート・ブリテンで気になった展示物

まずはこちら!Tate Britain で展示されている中で一番好きな絵!

Richard Dadd と言う画家の『The Fairy Feller’s Master-Stroke』という作品で、クイーンの曲にも同じタイトルを冠した曲があるそうです。

この絵、遠くから見るとごちゃごちゃした感じでなんだこれwって感じなのですが・・・

近づいてみると、こんな小さいおじいちゃんがいるではないですか!(笑)(ちなみに妖精だそうです。)

表情もさることながら、指とか足の書き方に縮こまってる感じが表れててめっちゃツボりました。かわいいw

このデイジー?のような小花のタッチや色遣いもかなり好みです。

ちなみにこの画家、晩年は精神に異常をきたして病院で生涯を過ごしたとウィキペディアに書いてありました・・・。

John Martin『The Great days of His wrath』

↑どくろなのに表情が豊かなところに惹かれたw

William Holman Hunt の『Our English Coasts』

こちらの作品、羊一頭一頭をよく見ると・・・

これまた可愛すぎる (*´Д`)

John Everett Millais『Ophelia』

やはり、間近で見ると細かい部分までよく観察できます。

こちらはターナーの『Pavlova』と言う作品の一部です。

絵のタッチや色彩などの細かい部分は、どうしても写真や映像を通してからは感じられない部分なので、やっぱり作品を生で見ることは大切なんだな~と実感しました。

John Singer Sargent 『Carnation, Lily, Lily, Rose』

Walter Richard Sickert『Minnie Cunningham at the Old Bedford』

この漫画みたいな表情w

もっと時代が下って、こちらはだいぶ新しめの作品。

David Bomberg『In The Hold』

絵画以外の、写真などの作品もありました。

ところで!このテート・ブリテンは、他の美術館同様、建物も美しいんです。

こんな、宝石のような、石鹸のようなオブジェもあったり

何か神聖なものを感じる・・・(?)

大英博物館や自然史博物館に比べると見学者の年齢層が高めなので、比較的静かなのも、テート・ブリテンの特徴だと思いました。

テート・ブリテンの見学のポイントまとめ

  • イギリスの有名画家の絵が多く展示されている
  • 館内の雰囲気がいいので、ゆったりと落ち着いて鑑賞できる

ヴィクトリア&アルバート博物館(Victoria and Albert Museum)私がロンドンで一番好きな博物館の見どころをご紹介します

ファッションや装飾に興味のある人は必見!そうでない人も行くべき!(笑)

Victoria and Albert Museum (V&A) 、大好きです!

ロンドンの美術館で一番見ごたえがある美術館だと思っています。住んでいた場所が近かったこともあり、これまでに10回以上は通いました^^;

ファッションや装飾品関連に強い美術館なので、そう言った分野に興味がある方にとってはまさに楽園と言っていいくらいの場所ですよ!!

V&A へのアクセスと開館時間・入館料など

住所:Cromwell Road, London, SW7 2RL

最寄りの地下鉄駅:South Kensington(Tunnel Entrance 直結なので、雨でもぬれずに済みます!)

開館時間:10:00~17:45(月~木、土・日・祝。12月24~26は閉館。)一部のギャラリーは金曜日に限り22:00までオープン

入館料:無料(寄付が推奨されています。)

公式ホームページhttps://www.vam.ac.uk

補足情報

  • 入り口について。V&A には入り口が3つあります。Cromwell Road にある Grand Entrance(写真) からの入館では荷物チェックがありますが、
    こちらのExhibition Road からの入館はチェックがありません。

↑地下鉄直結のTunnel Entrance からは、一応係の人が立っていますが、私はチェックされませんでした。また、どの入り口からでも並ぶことなく入場できました。)

  • マップは1ポンドで購入するか、公式ホームページから同じものをダウンロードすることもできます。かなり広いので、マップはあったほうがいいです!
  • 金曜日は開館時間が夜の10時までと長いのですが、一部の展示室しか開いていません。(特に、人気のジュエリー、セラミックの展示室は17時半には閉まってしまうのでご注意を。)

V&Aの個人的な印象と見どころ

V&A は、デザインの分野のコレクションが特に素晴らしい博物館です。(素晴らしいという言葉では言い表せないくらい素晴らしいんです!!)

特に印象に残っているのは、ファッション、ジュエリー、ガラス製品、陶器、家具 のコレクション。・・・多すぎですね(笑)

また、自然史博物館なんかと同様で、建物の装飾それ自体も非常に美しいので、その点も注目ポイントです。

↑例えばこちらは、通路の天井に描かれた宗教画(?)もはやこれも作品の一部ですよね~。

ウィリアムモリスを含む3人のデザイナーによってデザインされた V&A Cafe にも足を運ぶことをお忘れなく!小さいですが、とても美しい内装は必見ですよ~^^

V&Aで気になった展示物

上でも書いた通り、気になるコレクションが膨大過ぎて、とてもここではご紹介できません。でも紹介したい!(V&A 関連の記事で5本は書ける勢いですw)

なのでいつか個別の記事にまとめることにして、ここではほんの一部だけを載せようと思います。

ファッション

ファッションのコーナーは、年代別のドレスや洋服が解説とともに展示されています。

イギリスだけでなくフランスなどのヨーロッパ中から集められた作品もあり、洋服を通して当時の流行や歴史を知ることができるのも面白いですよ!

ちなみに中央のブースでは企画展が開催されていることが多く、見学したい場合、メンバー以外はチケットを購入する必要があります。

手刺繍のすばらしさを間近で見ることができるという幸せ。

60年代のファッション、大好きなんです♡

ジュエリー

ジュエリーの部屋は、輝きが美しく見えるように(?)薄暗くなっています。

この部屋は大変人気があるようで、一つ一つをじっくり鑑賞している人が多いのが印象的でした。

こちらもヨーロッパを中心に世界中から集められたジュエリーが、年代順に展示されています。

時代や地域によって特徴がはっきりとしている作品も多く、違いを比較しながら見るのも面白いですよ^^

でもやっぱり、キラキラ光っているものに一番最初に目が行くけど(笑)

ガラス製品

ガラス製品のコーナーはあまり人気がないのか、いつ行ってもそんなに人がいないのですが(笑)、個人的にはおすすめスポットの一つです!

私はガラス製品にそんなに明るくないのですが、まとまった数のベネチアングラスやボヘミアングラスなどを一度に見ることができます。

中でも私が知っている数少ないガラス工芸家、ルネ・ラリックの作品は素晴らしかった!!(ちなみにラリックはジュエリーデザイナーとしても有名で、ジュエリーのコーナーにも作品が何点かあります。)

アールヌーボーのものは、ガラスに限らず何でも好き♡

陶器

陶器のコレクションは最上階の6階にあります。

長ーい廊下のような場所にいったいどれほどあるんだと思ってしまうくらいの、膨大な量のセラミックが展示されています。

チャリティショップではなかなかお目にかかれないような、ゴージャスな食器がたくさん!

イギリスが地震大国でなくてよかったわ~と、これを見ると思ってしまいます(笑)

ちなみにセラミックの部屋にはヨーロッパだけでなく、アジアや中東の作品も集められています。日本の作品もたくさんありましたよ!

家具

家具の部屋は、地味だけど細かく見ていくと面白い作品がたくさんあります。

インテリアデザインに興味がある方は絶対に立ち寄るべし!

テクニックを紹介するパネルや、職人がデモンストレーションをしているビデオなどもあるので、より深い理解を得たい方にはとても有益なんじゃないかな~。

やっぱり、こういうものは実際に実物を見るのとそうでないのとでは受ける印象だったり学べる内容だったりが違ってくると思うんです。

オペラやミュージカル

この部屋は、エンターテイメントが好きな人にとってはたまらないと思います。

有名人が実際に着たコスチュームなども飾られていました。

(そういえば最近、ABBA が数十年ぶりに新曲を発表すると話題になりましたよね。)

舞台美術に興味がある方にもお勧めのコーナーです。

シルバー

シルバーの部屋は、やっぱり豪華の一言に尽きますね~(*´Д`)

中にはなぜこれをモチーフにした!?という面白い作品も見つけたので、いずれ違う記事でまとめたいと思います!

他にも、アイロン(鉄)のコーナーや・・・

絵画のコーナー

絨毯のコーナー(↑この作品は期間限定の展示だったようです)

日本のコーナーもあります!

この作品好き。

ところで、写真を見てお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、V&A は人気の博物館にも関わらず、あまりごみごみしていないんです。

特に開館直後の10時ごろや、閉館時間が2時間ほど遅くなる金曜日の夜に行くと、場所によっては、周りには自分のほかに誰もいないということが結構あります。コレクションと空間を独り占めしているみたいでとても気分がいいので、ぜひその雰囲気を味わってみてくださいね!(笑)

↑お土産ショップで見つけた可愛いティータオル。

V&A オリジナル商品もたくさん売っているので、ここでイギリス土産を購入するのもおすすめです^^


V&Aはこんな感じです!

「見どころは全て」と言っても過言ではないくらい素敵な場所なので、一人でも多くの方に足を運んでほしい博物館です。

イメージが少しでも伝わったらいいなと思っています!

V&Aの見学のポイントまとめ

  • 大英博物館などと同様、広くて所蔵品数も多いので、見たいものをあらかじめ絞ってから見学するのがベター。
  • 金曜日の夜は人が少なくて作品をじっくりと鑑賞することができますが、場所によっては閉まっている部分もあるので注意。
  • カフェではケーキやサンドウィッチなどの軽食のほか、ランチやディナーも楽しめます。ウィリアム・モリスデザインの内装は必見!

自然史博物館(Natural History Museum)ー大人も子供も楽しめる、見どころ満載の博物館です

子供と一緒に楽しめる博物館の筆頭と言えば、自然史博物館!

自然史博物館は、ヴィクトリア&アルバート博物館、科学博物館と同じ South Kensington 地区にある博物館です。

この自然史博物館、何がすごいって、大人も子供も楽しめる博物館なんです。

特に、恐竜の化石や動物の実物大模型は子供受けすること間違いなし!鉱物や宝石の展示も見逃せないスポットです。

自然史博物館へのアクセスと開館時間・入館料など

住所:Cromwell Road London SW7 5BD

最寄りの地下鉄駅: South Kensington Station(地下道でつながっているので、雨の日でも濡れる心配なし!)

開館時間:10:00~17:50/毎日(12月24~26は閉館。)

入館料:無料(企画展は有料)

公式ホームページhttp://www.nhm.ac.uk

補足情報

自然史博物館はかなり人気の高い博物館なので、特に旅行シーズン中は、列に並ばなくてはいけないことがあります。

Exhibition Road 側の比較的空いている入り口にも並んでいるのを見かけたことがあるので、余裕をもっていったほうが賢明です。

込み具合などは、公式ツイッターで確認できます。

自然史博物館の個人的な印象と見どころ

私は自然史にそれほど興味があるわけではないのですが、館内を見渡すと目に飛び込んで来る恐竜の化石や鳥の標本などは、まるで映画で出てくるような西洋の建物と非常にマッチしているということも相まって、見ていて飽きることがありません!

個人的には、鉱物(Minerals)のコーナーが地味に楽しかった!どこまで行っても鉱物、そしてさらに、この部屋の奥には宝石のコーナーになっていて、その膨大なコレクションの数に圧倒されました。

そして、阪神淡路大震災の揺れを体感できるコーナーや、東日本大震災に関する展示は、日本人としても必見の場所だと思います。(後ほど写真とともにご紹介します。)

また、自然史博物館の魅力は展示物だけにとどまらず、建物にも表れていると思います。

重厚な作りで、歴史を感じさせる建物のなかに・・・

↑こんな感じの、テーマパークのような場所もあったりして、色んなテイストを楽しむことができます。そこにいるだけでワクワクしました (≧▽≦)

自然史博物館で気になった展示物

やはり、実物大と思われる動物や恐竜の模型や標本は見入ってしまいますね~。

奥のコーナーには、海の生物や動物の模型、標本などもありました。

人類の進化の歴史のコーナーもなかなか面白かったのですが・・・

やっぱり鉱物のコーナー!

これも鉱物なの?と思っていたら、「マラカイトでコーティングされたワイヤー」と書いてありますね。

まさに、自然が作り出す美しさ!

イギリスだけでなく、世界中から集められた膨大な数の鉱物が展示されています。

なにこれ小さい!w

世界最大のブルートパーズ。

自然史博物館の隣の V&A では、ジュエリーに加工された宝石をたくさん見ることができますが、ここで展示されているものは原石のものが中心で、また違った印象を受けます。

こちらは楽しみながら人体について学習できるコーナー。

英語が苦手でも、なんとなく内容が理解できるのがうれしいところです(笑)

そしてこちらは、阪神淡路大震災の揺れを体験できるコーナー。(でも、同じ規模ではないと思います。そりゃそうだよね・・・。)

「神戸スーパーマーケット」と名前がついていて、日本のスーパーが再現されていました。

こちらでは3.11の映像とともに、「地震の後に来る危険」について解説されています。

私はあの地震が起こるまで、お恥ずかしながら津波がこれほどまでに恐ろしいものだとは知りませんでした。

地震と津波の危険は日本だけでなく世界中にあるので、いろんな国の人が訪れるロンドンの博物館で一人でも多くの人がそういった知識を得られるのは、とても重要なことですよね。

館内一通り見学し終えて外に出てみると、こんなスペースが。

午前中に降っていた雨が上がったばかりだったので人がいませんでしたが、夏はここでピクニックを楽しむ人がたくさんいそうです。

反対側を見渡すと、ガーデンがあります。

Wildlife Garden なので、お花が満開と言うことはないのですが、私が訪ねた時は羊が2頭いて、お食事中でした^^

再び館内に戻って、一休憩。

自然史博物館のカフェスペースは比較的ゆったりしているので、疲れたらここでちょっと一息するのもいいかもです。

ただ、お値段は博物館価格でちょっとお高め。

それでも、こんなに素晴らしい博物館を無料で見学できることを思えば、逆にすみませんって感じですけどね~^^;

最後にお土産コーナーちらっと見て、自然史博物館の見学は終了。

ちなみに、お土産コーナーも充実しています。特にこの↑博物館のロゴ入りのキーホルダー、いろんな動物のモチーフがあってとても素敵でした。買っておけばよかったかも!

↑雨に濡れたガーデンのホップが美しい♡

自然史博物館は、自然科学や人間の体に興味のある方だけでなく、また、博物館という枠を超えたテーマパークのような場所でもあるので、いろんな年代の人が楽しめる場所になっていると思います。

このページだけではとても紹介しきれないものばかりなので、ぜひ、実際に訪れてみてくださいね^^

自然史博物館の見学のポイントまとめ

  • 大人から子供まで、万人が楽しむことができるテーマパークのような博物館
  • 地震の揺れを体験できるコーナーは必見です!
  • ユニークな博物館限定商品がたくさん!お土産ショップもお見逃しなく。

ロンドン博物館(Museum of London)は、ファッションに興味がある方にもおすすめの博物館です

ロンドンの歴史と文化が学べる美術館。ファッションが好きな方にも!

ロンドン博物館(Museum of London)は、ロンドンの博物館の中でも規模が大きめで、名前の通りロンドンの歴史と文化の発展を学ぶことができる博物館です。

ロンドンで生活するロンドナーはもちろん、世界都市としてのロンドンに興味がある方には、とても魅力的な博物館になっています。

ファッション関連の展示物もなかなか見ごたえがあるので、そういったものがお好きな方も楽しめると思いますよ!^^

ロンドン博物館へのアクセスと開館時間・入館料など

住所:Museum of London, 150 London Wall, EC2Y 5HN

最寄りの地下鉄駅:Barbican (5 minutes walk), St Paul’s (5 minutes walk)

開館時間:10時~18時/毎日(12月24~26は閉館)

入館料:無料(企画展は有料)

公式ホームページhttps://www.museumoflondon.org.uk/museum-london

補足情報:最寄りのバス停は Museum of London で、4,56,100,388 のバスがあります。

入り口で簡単なセキュリティチェック(バッグとボディ両方)があります。

↑エスカレーターを上った先に入り口があります

ロンドン博物館の個人的な印象と見どころ

一番最初に「ロンドン博物館では、ロンドンの歴史と文化の発展を学ぶことができる」と書いたのですが、それはすなわち、ヨーロッパの歴史と文化の発展を学ぶことと密接に関連しているということを、見学後に感じました。

なぜなら、ロンドンは今も昔も、ヨーロッパの中心的都市の一つだからです。

そのようなことからこの博物館では、ロンドンの歴史はもちろんのこと、その地で生きてきた人々の歩みを通して、ヨーロッパ全体の出来事に思いをはせることができるという点が、とてもユニークで新鮮でした。

また、ロンドンはファッションの流行発信地であるので、ファッション関連の展示物を多く見ることができます。

ロンドンには、V&A や Fashion and Textile Museum と言った装飾の分野に強い博物館がいくつかありますが、このロンドン博物館もそういった分野に関する、なかなか面白い展示物がたくさんあります。

ロンドン博物館で気になった展示物

ロンドン博物館では、ロンドンの歴史が年代別に紹介されています。

ロンドンの各地から発見された出土品。私が当時住んでいた場所で見つけられた物などもちらほらあって、なぜか地元愛のようなものが芽生えるw

子供が興味を持つように、このようなパネルや体験型の展示物がたくさんありました。

実際に親子連れで見学している人たちもいて、子供のころからこういう所に行って地域のことを知るって、いいことだよな~なんて思いながら見てました。

このクオリティの低さが逆にいい味出してるw

こういう、「当時の人たちがどういう風に暮らしていたかを再現!」みたいな展示物って好きです。いろいろと想像が膨らみますよね。

ロンドン博物館では、このような展示が時代別に他にもたくさんありました。

あと、出土品と言ったら土器!(?)

こちらの土器は、日本で言ったら弥生土器タイプのあっさり目な感じですが・・・

これはめちゃくちゃユーモアがあって気に入ったw

時代は下って、こちらは1666年に起こったロンドン大火の時の絵。

ロンドンはこの火事によって街の大部分が焼失したそうです。

そしてこちらは、18世紀~19世紀前半ごろ(だったような・・・?)の、ロンドンの商店を再現した実物大の展示です。

カフェや仕立て屋さん、雑貨屋さんなど、色んなお店のディスプレイがありました。

実物大なので、そこにたっているだけでその時代の雰囲気を味わうことができて、ロンドン博物館の見どころの一つになっている思います。

そして!ロンドンと言えばこのダブルデッカー!

電話ボックスもあります!

第二次世界大戦のロンドン大空襲に関する展示。

この時期はロイヤルファミリーに対する風当たりが強い時期でもあったそうです。

そして戦後。

現代感が一気にアップしたと思うのは私だけ?w

マリークヮントは今でも好きなブランドの一つ。

ちなみに V&A と ブランドミュージアム、そして、Bath のファッションミュージアムでも、マリークワントの製品が展示されています。

いかにも60年代!って感じで、見ていてとても刺激を受けます。

ロンドン五輪に関しては、特設コーナーもありました。

多民族が暮らすロンドン。

私もその一人だったので、こういった展示は特に興味深かったです。

↑ロンドンの近未来とさらに先の未来予想図。

実現可能なのかはさておき、ロンドンならやってくれる気がする・・・w

お土産ショップではロンドンにちなんだ商品がたくさん売っていました。

オリジナル商品を探してみるのも面白いと思います!

ロンドン博物館はこんな感じで、個人的には、かなり見ごたえのある博物館でした。

意外に広いので、じっくり鑑賞するなら1.5~2時間くらいかけてまわることをお勧めします。

おまけ・・・見学後は休憩もかねて、併設のカフェで軽食をとりました。このスープ、マッシュルームのスープなのですがとってもおいしかったので、おなかがすいたらぜひ!

ロンドン博物館の見学のポイントまとめ

  • ロンドンが好きで、ロンドンやヨーロッパについて詳しく知りたい方にお勧めです!
  • ファッション関連の展示もなかなか充実しています。
  • 意外と広いので、じっくり見学するなら時間に余裕を!

大英博物館(British Museum)のアクセスや見どころなどをご紹介します!

大英博物館は、一度は行っておきたいイギリスを代表する博物館です!

記念すべき(?)第一回目は、だれもが知ってる大英博物館!

この博物館はとにかく広いです。すべてをじっくり見てまわるのは、数時間ではとても不可能だと思います。

ただ、歴史的に価値の高いものが世界中からたくさん集められている場所なので、見ごたえは十分!

イギリスにいるからには、一度は行っておきたい博物館です。

大英博物館へのアクセスと開館時間・入館料など

住所:British Museum, Great Russell Street, London, WC1B 3DG

最寄りの地下鉄駅:Tottenham Court Road (500m), Holborn (500m), Russell Square (800m), Goodge Street (800m)

開館時間:10:00~17:30(月~木、土・日・祝。元旦と12月24~26は閉館。)一部のギャラリーは金曜日に限り20:30までオープン(ただし、Good Fridayと呼ばれる祝日の金曜日を除く)

入館料:無料(企画展は有料)

その他詳しいことは、公式ホームページに日本語の案内があります。

補足情報:メインゲートがあるグレート・ラッセル・ストリート側からの入館では、荷物チェックの列に並ぶ必要がある場合があります。

その場合は、門をくぐって左側の列に並び、荷物のチェックを受けます。(人がたくさん並んでいるので、場所はすぐにわかるはずです。)

所要時間は、私の時は大体5分程かかりましたが、チェック自体は一瞬で終わりました。また、荷物チェック自体がないときもありました。

面積が広い分迷いやすいので、入り口でマップをもらうか(確か2ポンドくらいの寄付が必要)、インターネットで事前にマップをダウンロードしていくと、効率よく周ることができると思います。

あと、私は使ったことがありませんが、受付で日本語対応のオーディオガイドも借りることができるので、作品の理解度が増すと思いますよ!(使えばよかったと後悔。)

大英博物館の個人的な印象と見どころ

大英博物館は、イギリス滞在中に3回ほど行きました。(2年もいたのに意外と少ないw)

とてもスケールが大きくて立派な博物館なのですが、それだけ大きいと人もたくさんいて、移動も大変なので、正直、じっくり見ようとするととても疲れます(汗)なので、時間のある方は、併設のカフェなどで休憩をはさみつつ見学することをお勧めします。

また、大英博物館には全世界から集められた広範囲の物が展示されていますが、特に考古学や人類学に関するものが多いといった印象を受けました。

世界史(特に四大文明とか)が好きな方にとってはすごくワクワクする場所だと思います。私はぶっちゃけそこまででもないので、雰囲気を楽しむ感じでした(笑)

大英博物館の所蔵品の中でも特に人気があるのがロゼッタストーンで、いつも人だかりができています。

近くで見ると、石の表面が文字で隙間なく埋め尽くされているのがよくわかります。教科書に載ってたものの本物だ~って感じで、地味に興奮しましたw

また、日本人的には 「JAPAN」 と言うコーナーが、意外と大きくて見ごたえがあるのでそちらも必見です!詳しくはこのページの後半をご覧ください。(ただ、このコーナーは2018年の9月末まで見ることができないのでご注意を!)

大英博物館で気になった展示物

ここからは、個人的に気になったものをご紹介したいと思います!

私には考古学や歴史に関する知識がほとんどないので、とにかく面白いな、きれいだな、かわいいなと言うシンプルな感覚を大切にしながら鑑賞しました。

(ちなみにイギリスのほとんどの国立博物館は、フラッシュと三脚を使わないという条件であれば写真をとっても大丈夫です。マイナーな場所は、念のため係の方に確認することをお勧めします。)

いきなり出オチな感じですが、一目見て写真に収めずにはいられなかった作品w

そういえばミイラって、大英博物館で初めて見たかも!

いろんなタイプのミイラがありました。

アメンホテプ4世的なw

この奥は壁画(?)のコーナーですが、人があまりいないので地味におすすめですw

色んな絵が描かれているのですが、特に気になったのはこれ!

ライオン VS 古代人

これは痛い・・・(/_;)

こういうツボ、教科書でしか見たことがありませんでしたが、本物を間近で見ると模様の美しさに目を奪われます。

石像や土器のようなものが多いイメージですが、もちろん、こういったものも幅広く展示されています。

ジュエリーなどの装飾品もちらほら。

でも、こういったものは断然、「ヴィクトリア&アルバートミュージアム」のほうが迫力があります。

これも見ごたえがありました!人が一生のうちに摂取する薬の量がずら~っと並べられているんです。

アートとしても、学びとしても面白い展示になっていました。

ここら辺は、インドやアジアのコーナー。

こんなこまごましたものもありました。

そして、こちらは日本のコーナー。

2018年9月までは閉鎖中なので、これをお目当てに行かれる方はご注意ください。

イギリスの博物館や美術館で日本のものが展示されていることって意外と多いのですが、中でもこちらの大英博物館と先ほど触れた V&A はなかなか素敵です。

展示物だけでなく、部屋の内装も日本を意識して作られているので、その部分も鑑賞ポイントの一つかと思います。

鮮やかな振袖。

これはおそらく根付けだったような・・・・すごくリアルw

他の多くの博物館同様、大英博物館では企画展も開催されています。(こちらはメンバー以外は有料。)

私がイギリス滞在中は、北斎の企画展も開催されていました。すごく人気だったそうですよ!

大英博物館の見学のポイントまとめ

  • 考古学や世界史が好きな方や、世界最大規模の博物館を味わいたい方に特にお勧め!
  • とにかく広いので事前に計画を立ててから行くと、効率よく見学できます。
  • ロゼッタストーンは必見です!