イギリスの海運の歴史を学べる博物館。子供向けのプレイスペースも!

国立海洋博物館(National Maritime Museum)は、1937年にエリザベス女王の父、ジョージ六世によって建てられた海洋に関する博物館で、ここにあるコレクションの多くは、船のオーナーであったジェームス・ケアードという人物によって寄付されたものです。

国立海洋博物館は、ロイヤル・ミュージアム・グリニッジ(Royal Museums Greenwich)と呼ばれる他の3つの博物館や地域の一つ含まれていて、グリニッジは世界遺産にもなっています。

館内には海に関するアート作品や海運図、船の模型やイギリス海軍の歴史に関する様々な記録など、海洋に関するものがテーマ別に展示されています。

子供が遊べるスペースや展示なども充実しているため、グリニッジ周辺の散策を兼ねて出かけるのにもおすすめの場所です。

国立海洋博物館へのアクセスと開館時間・入館料など

住所:​Park Row, Greenwich, London SE10 9NF

最寄りの駅:Greenwich, Maze Hill(詳しくは補足情報参照。)

開館時間:10:00~17:00/毎日 バンクホリデーは開館だが、12月24~26は閉館

入館料:無料(企画展は有料)

公式ホームページ:https://www.rmg.co.uk/national-maritime-museum

補足情報

セントラル・ロンドンからの国立海洋博物館へのアクセス方法は

  1. DLR(トラムのような列車)の Cutty Sark 駅から歩く方法(徒歩10分ほど)
  2. ナショナルレールの Greenwich 駅 または Maze Hill 駅から歩く方法(いずれも徒歩10分)
  3. ロンドン・リバー・サービスの Greenwich Pier 駅から歩く方法(徒歩6分ほど)
  4. ロンドンバスで National Maritime Museum 下車(129, 177, 180, 188, 286, 386)

などがあるのですが、セントラルロンドンからだと、バス以外は少し分かりにくいため、地下鉄の North Greenwich 駅から129 または 188 のバスで行く方法が一番おすすめです。所要時間は10分ほどです。

館内のマップはこちらからダウンロードできます。

国立海洋博物館の個人的な印象と見どころ

トラファルガーの海戦で活躍したネルソン提督のコーナーは、なかなか面白かったです。

また、船員のこまごまとした持ち物からは、彼らの船の上での生活の様子を垣間見ることができる気がして、個人的には興味深かったです。

例えばこういうもの。これ、なんだと思いますか?

答えはニードルケースで、トラファルガーの海戦で船に乗っていたサミュエル・エンダービーと言う船乗りのものでした。

解説には、「船乗りたちの多くは、服を繕うために針や糸の使い方が上手くなっていった。」と書かれてありました^^

 

展示室の外には船や人形の模型があって、特に子供たちに大人気でした^^

また、1階にはイギリスの画家、ターナーの「The Battle of Trafalgar」の絵が飾られているので、ターナーファンの方は必見です!

国立海洋博物館で気になった展示物

歴史的価値のあるものがたくさんあったのですが、やはり「なんだこりゃ~」と言うものが一番気になりましたw

例えばこれ!!野菜を調理するときに使うスライサー?ピーラー?ですよね!

こんなものまで船の上で使っていたのか~・・・いや、この時代にこんなものが!って感じでした(笑)

船の模型は小さいものから大きなものまで、それはもういろいろありました。

このパネルは、ロンドンにある The Baltic Exchange(バルチック海運取引所)と言う海運取引所が IRA暫定派のテロ組織に攻撃を受けた際のことと修復作業の様子を説明しているものです。

このときに受けた爆弾攻撃のせいで、建物は修復不可能なまでダメージを受け、取り壊さなくてはならなくなりました。

しかし幸運なことに、Baltic Exchange Memorial Glass と言うステンドグラスはダメージが少なくて済んだため、修復作業を経て2005年にこの国立海洋博物館に展示されることになったそうです。

そのステンドグラスは、博物館の2階(イギリス式1階)にあります。

このブースには修復作業の様子などの説明もあるので、ぜひ足を運んでみてくださいね!

こちらはネルソン提督のポートレイト。

彼に関するものはたくさん展示されていて、不倫相手に送った手紙なんかもありました。

コスチュームは、意外とコレクションと呼べるほど数は多くなかったです。

こういう制服って、かっこいいけど実用的とは言い難いような気がする。こういうのを見るといつもそんなことを思ってしまいます^^;

別のコーナーでは、他国との貿易について紹介されていました。

インドからはお茶だけでなく、シルクなども輸入していたそうです。

ところでこの博物館、休日に訪れたせいもあり、家族で来ている方がたくさんいたのですが、意外なことに(?)展示ブースにはあまり人がいませんでした。見学者も、大人が多かったかな・・・。(確かに、展示品は子供が喜びそうなものはあまりなかった^^;)

それじゃあ子供たちはどこにいるかと言うと、2階の The Great Map という広いスペースで所で遊んでいる子が多かったです。

カフェなどもあったので、親子でくつろぐのにちょうどいいスペースだったのかなと思います。

国立海洋博物館の見学のポイントまとめ

  • イギリスの海洋の歴史について、豊富な展示品を通して学ぶことができる
  • 子供が遊べるスペースがあるので、家族で訪れるのもおすすめ
  • ターナーの “The Battle of Trafalgar” は、この博物館に飾られています