ロンドン観光でおすすめの美術館や博物館を中心に、主に無料で楽しめる場所をレポートします。定番から穴場まで!

カテゴリー: 博物館 (page 3 of 3)

ロンドン博物館(Museum of London)は、ファッションに興味がある方にもおすすめの博物館です

ロンドンの歴史と文化が学べる美術館。ファッションが好きな方にも!

ロンドン博物館(Museum of London)は、ロンドンの博物館の中でも規模が大きめで、名前の通りロンドンの歴史と文化の発展を学ぶことができる博物館です。

ロンドンで生活するロンドナーはもちろん、世界都市としてのロンドンに興味がある方には、とても魅力的な博物館になっています。

ファッション関連の展示物もなかなか見ごたえがあるので、そういったものがお好きな方も楽しめると思いますよ!^^

ロンドン博物館へのアクセスと開館時間・入館料など

住所:Museum of London, 150 London Wall, EC2Y 5HN

最寄りの地下鉄駅:Barbican (5 minutes walk), St Paul’s (5 minutes walk)

開館時間:10時~18時/毎日(12月24~26は閉館)

入館料:無料(企画展は有料)

公式ホームページhttps://www.museumoflondon.org.uk/museum-london

補足情報:最寄りのバス停は Museum of London で、4,56,100,388 のバスがあります。

入り口で簡単なセキュリティチェック(バッグとボディ両方)があります。

↑エスカレーターを上った先に入り口があります

ロンドン博物館の個人的な印象と見どころ

一番最初に「ロンドン博物館では、ロンドンの歴史と文化の発展を学ぶことができる」と書いたのですが、それはすなわち、ヨーロッパの歴史と文化の発展を学ぶことと密接に関連しているということを、見学後に感じました。

なぜなら、ロンドンは今も昔も、ヨーロッパの中心的都市の一つだからです。

そのようなことからこの博物館では、ロンドンの歴史はもちろんのこと、その地で生きてきた人々の歩みを通して、ヨーロッパ全体の出来事に思いをはせることができるという点が、とてもユニークで新鮮でした。

また、ロンドンはファッションの流行発信地であるので、ファッション関連の展示物を多く見ることができます。

ロンドンには、V&A や Fashion and Textile Museum と言った装飾の分野に強い博物館がいくつかありますが、このロンドン博物館もそういった分野に関する、なかなか面白い展示物がたくさんあります。

ロンドン博物館で気になった展示物

ロンドン博物館では、ロンドンの歴史が年代別に紹介されています。

ロンドンの各地から発見された出土品。私が当時住んでいた場所で見つけられた物などもちらほらあって、なぜか地元愛のようなものが芽生えるw

子供が興味を持つように、このようなパネルや体験型の展示物がたくさんありました。

実際に親子連れで見学している人たちもいて、子供のころからこういう所に行って地域のことを知るって、いいことだよな~なんて思いながら見てました。

このクオリティの低さが逆にいい味出してるw

こういう、「当時の人たちがどういう風に暮らしていたかを再現!」みたいな展示物って好きです。いろいろと想像が膨らみますよね。

ロンドン博物館では、このような展示が時代別に他にもたくさんありました。

あと、出土品と言ったら土器!(?)

こちらの土器は、日本で言ったら弥生土器タイプのあっさり目な感じですが・・・

これはめちゃくちゃユーモアがあって気に入ったw

時代は下って、こちらは1666年に起こったロンドン大火の時の絵。

ロンドンはこの火事によって街の大部分が焼失したそうです。

そしてこちらは、18世紀~19世紀前半ごろ(だったような・・・?)の、ロンドンの商店を再現した実物大の展示です。

カフェや仕立て屋さん、雑貨屋さんなど、色んなお店のディスプレイがありました。

実物大なので、そこにたっているだけでその時代の雰囲気を味わうことができて、ロンドン博物館の見どころの一つになっている思います。

そして!ロンドンと言えばこのダブルデッカー!

電話ボックスもあります!

第二次世界大戦のロンドン大空襲に関する展示。

この時期はロイヤルファミリーに対する風当たりが強い時期でもあったそうです。

そして戦後。

現代感が一気にアップしたと思うのは私だけ?w

マリークヮントは今でも好きなブランドの一つ。

ちなみに V&A と ブランドミュージアム、そして、Bath のファッションミュージアムでも、マリークワントの製品が展示されています。

いかにも60年代!って感じで、見ていてとても刺激を受けます。

ロンドン五輪に関しては、特設コーナーもありました。

多民族が暮らすロンドン。

私もその一人だったので、こういった展示は特に興味深かったです。

↑ロンドンの近未来とさらに先の未来予想図。

実現可能なのかはさておき、ロンドンならやってくれる気がする・・・w

お土産ショップではロンドンにちなんだ商品がたくさん売っていました。

オリジナル商品を探してみるのも面白いと思います!

ロンドン博物館はこんな感じで、個人的には、かなり見ごたえのある博物館でした。

意外に広いので、じっくり鑑賞するなら1.5~2時間くらいかけてまわることをお勧めします。

おまけ・・・見学後は休憩もかねて、併設のカフェで軽食をとりました。このスープ、マッシュルームのスープなのですがとってもおいしかったので、おなかがすいたらぜひ!

ロンドン博物館の見学のポイントまとめ

  • ロンドンが好きで、ロンドンやヨーロッパについて詳しく知りたい方にお勧めです!
  • ファッション関連の展示もなかなか充実しています。
  • 意外と広いので、じっくり見学するなら時間に余裕を!

大英博物館(British Museum)のアクセスや見どころなどをご紹介します!

大英博物館は、一度は行っておきたいイギリスを代表する博物館です!

記念すべき(?)第一回目は、だれもが知ってる大英博物館!

この博物館はとにかく広いです。すべてをじっくり見てまわるのは、数時間ではとても不可能だと思います。

ただ、歴史的に価値の高いものが世界中からたくさん集められている場所なので、見ごたえは十分!

イギリスにいるからには、一度は行っておきたい博物館です。

大英博物館へのアクセスと開館時間・入館料など

住所:British Museum, Great Russell Street, London, WC1B 3DG

最寄りの地下鉄駅:Tottenham Court Road (500m), Holborn (500m), Russell Square (800m), Goodge Street (800m)

開館時間:10:00~17:30(月~木、土・日・祝。元旦と12月24~26は閉館。)一部のギャラリーは金曜日に限り20:30までオープン(ただし、Good Fridayと呼ばれる祝日の金曜日を除く)

入館料:無料(企画展は有料)

その他詳しいことは、公式ホームページに日本語の案内があります。

補足情報:メインゲートがあるグレート・ラッセル・ストリート側からの入館では、荷物チェックの列に並ぶ必要がある場合があります。

その場合は、門をくぐって左側の列に並び、荷物のチェックを受けます。(人がたくさん並んでいるので、場所はすぐにわかるはずです。)

所要時間は、私の時は大体5分程かかりましたが、チェック自体は一瞬で終わりました。また、荷物チェック自体がないときもありました。

面積が広い分迷いやすいので、入り口でマップをもらうか(確か2ポンドくらいの寄付が必要)、インターネットで事前にマップをダウンロードしていくと、効率よく周ることができると思います。

あと、私は使ったことがありませんが、受付で日本語対応のオーディオガイドも借りることができるので、作品の理解度が増すと思いますよ!(使えばよかったと後悔。)

大英博物館の個人的な印象と見どころ

大英博物館は、イギリス滞在中に3回ほど行きました。(2年もいたのに意外と少ないw)

とてもスケールが大きくて立派な博物館なのですが、それだけ大きいと人もたくさんいて、移動も大変なので、正直、じっくり見ようとするととても疲れます(汗)なので、時間のある方は、併設のカフェなどで休憩をはさみつつ見学することをお勧めします。

また、大英博物館には全世界から集められた広範囲の物が展示されていますが、特に考古学や人類学に関するものが多いといった印象を受けました。

世界史(特に四大文明とか)が好きな方にとってはすごくワクワクする場所だと思います。私はぶっちゃけそこまででもないので、雰囲気を楽しむ感じでした(笑)

大英博物館の所蔵品の中でも特に人気があるのがロゼッタストーンで、いつも人だかりができています。

近くで見ると、石の表面が文字で隙間なく埋め尽くされているのがよくわかります。教科書に載ってたものの本物だ~って感じで、地味に興奮しましたw

また、日本人的には 「JAPAN」 と言うコーナーが、意外と大きくて見ごたえがあるのでそちらも必見です!詳しくはこのページの後半をご覧ください。(ただ、このコーナーは2018年の9月末まで見ることができないのでご注意を!)

大英博物館で気になった展示物

ここからは、個人的に気になったものをご紹介したいと思います!

私には考古学や歴史に関する知識がほとんどないので、とにかく面白いな、きれいだな、かわいいなと言うシンプルな感覚を大切にしながら鑑賞しました。

(ちなみにイギリスのほとんどの国立博物館は、フラッシュと三脚を使わないという条件であれば写真をとっても大丈夫です。マイナーな場所は、念のため係の方に確認することをお勧めします。)

いきなり出オチな感じですが、一目見て写真に収めずにはいられなかった作品w

そういえばミイラって、大英博物館で初めて見たかも!

いろんなタイプのミイラがありました。

アメンホテプ4世的なw

この奥は壁画(?)のコーナーですが、人があまりいないので地味におすすめですw

色んな絵が描かれているのですが、特に気になったのはこれ!

ライオン VS 古代人

これは痛い・・・(/_;)

こういうツボ、教科書でしか見たことがありませんでしたが、本物を間近で見ると模様の美しさに目を奪われます。

石像や土器のようなものが多いイメージですが、もちろん、こういったものも幅広く展示されています。

ジュエリーなどの装飾品もちらほら。

でも、こういったものは断然、「ヴィクトリア&アルバートミュージアム」のほうが迫力があります。

これも見ごたえがありました!人が一生のうちに摂取する薬の量がずら~っと並べられているんです。

アートとしても、学びとしても面白い展示になっていました。

ここら辺は、インドやアジアのコーナー。

こんなこまごましたものもありました。

そして、こちらは日本のコーナー。

2018年9月までは閉鎖中なので、これをお目当てに行かれる方はご注意ください。

イギリスの博物館や美術館で日本のものが展示されていることって意外と多いのですが、中でもこちらの大英博物館と先ほど触れた V&A はなかなか素敵です。

展示物だけでなく、部屋の内装も日本を意識して作られているので、その部分も鑑賞ポイントの一つかと思います。

鮮やかな振袖。

これはおそらく根付けだったような・・・・すごくリアルw

他の多くの博物館同様、大英博物館では企画展も開催されています。(こちらはメンバー以外は有料。)

私がイギリス滞在中は、北斎の企画展も開催されていました。すごく人気だったそうですよ!

大英博物館の見学のポイントまとめ

  • 考古学や世界史が好きな方や、世界最大規模の博物館を味わいたい方に特にお勧め!
  • とにかく広いので事前に計画を立ててから行くと、効率よく見学できます。
  • ロゼッタストーンは必見です!