ロンドン観光でおすすめの美術館や博物館を中心に、主に無料で楽しめる場所をレポートします。定番から穴場まで!

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ヴィクトリア&アルバート博物館(V&A博物館) のちょっと変わった(?)楽しみ方。こんなのがあるって、ご存知ですか?

美術品を鑑賞するだけではもったいない!V&A にはこんな面白いものがあるんです!

ヴィクトリア&アルバート博物館(V&A)はとても広く、作品も見ごたえのあるものばかりなのですが、私は、V&A の楽しみ方は、ほかに少なくとも3つはあると考えています。

3つのうちの2つは、以前ご紹介した「建物の内装そのものを鑑賞すること」と、「V&A カフェでのランチやディナー」ですが、残りの一つが今回ご紹介する、「Hands-on Discovery Areas」です。

(もしかしたら名前が違うのかもしれないのですが、これからご紹介するのは、たぶんこう呼ばれている場所だと思います。次回行ったときに確認してきますね!(汗))

Hands-on Discovery Areas とは何かというと、↑このようにタッチパネルに触れてそのコーナーのテーマについて詳しく学べるエリアです。

これとは別に、小さい子供向けに、スタッフの方と一緒に遊べる体験コーナーのようなものもあるようです。

で、この機械の何が面白いのかと言うと、そのコーナーにある作品についてもっと詳しく学べるだけでなくて、自分で作品をデザインすることができるんです!

デザインした作品は、自分のメールアドレスを入力すると、メールで送ることも可能です。

パーツごとにいくつかのデザインを組み合わせて、色も選びます。結構細かいパーツに分かれているので、かなりオリジナル度が高い作品に仕上がりますよ!

私のはこんな感じになりました!

これ、地味に楽しいw

ちなみにこの機械は、ジュエリーのコーナーやセラミックのコーナーなどにも設置されているので、興味のある分野を攻めてみてはいかがでしょうか!

こちらは館内のどの辺にあったか忘れてしまったのですが、蔵書票(Exlibris)をデザインできる機械。

これはテキスタイルのデザインより組み合わせが少なくてパターンが限定されるから、いまいちだったかな~・・・。

機械を使った体験だけでなく、このように、実際に身に着けたり触れたりして体験できるものもありました。ただ、同じ地区にある自然史博物館やサイエンス・ミュージアムに比べたら少なかったかな。 V&A の売りは、あくまでこの機械を使った体験なのだと思います。


この機械は、個人的には V&A の隠れた魅力だと思っているのですが、人がいるところでは長時間居座りにくいですよね・・・^^;

でも、ご心配なく!これらの機械が置いてあるところは見学者が少ない場所が多いので、時間帯を選べば思う存分楽しむことができます!

唯一、ジュエリーのコーナーは狭いうえに人気があるので先客がいるかもしれませんが、私はまだ未体験なので、次回行ったときは絶対にオリジナルのデザインを作ろうと目論んでいます(笑)

とても面白いコーナーなので、「こんなのがあるんだ~」と思っていただけたら幸いです^^

V&A (ヴィクトリア&アルバート)博物館のカフェ、V&A カフェの魅力を詳しく解説します!

素敵なインテリアの中で、優雅なティータイムを過ごす。ディナーもお手頃です!

V&A(ヴィクトリア&アルバート博物館) には、カフェやレストランが3つあります。

The Garden Cafe。暖かい時期はピクニックもできます。また、中央の入り口の先にあるのが The Period Rooms です。

Exhibition Road 側にある The Courtyard Cafe、池の周りの The Garden Cafe、そしてその先にある The Period Rooms(または The Garden Rooms) です。

その中でも Period Rooms は、美術館の中にあるレストランとしては世界最古のもので、ウィリアム・モリス、ジェームス・ギャンブル、エドワード・ポインターの、3人のイギリス人によってデザインされた部屋があり、それぞれの名前をとって、Morris room, Gamble Room, Poynter Room と呼ばれています。

Morris Room

向かって左の部屋が Morris room. モスグリーンの壁紙がモリスっぽいです。

(ピンボケ気味で失礼します^^;)この感じも、すごくモリスらしい!

モリスにとってこの部屋は、初めての公共事業的な仕事だったそうです。モリスはこの部屋をデザインするとき、この時代に作られた「新しい」美術館の多くと違って、中世にインスピレーションを求めました。

制作にあたっては友人たちに協力を仰ぎ、フィリップ・ウェブが 左官工事を、エドワード・バーン=ジョーンズが壁の装飾やステンドグラスを製作したそうです。

Pornter Room

向かって右側の部屋、Poynter Room は立派な絵画が目を惹きます。

もともとはチョップやステーキを焼いたりする部屋だったため、Grill Room と呼ばれていたとか。

タイルは白と青のシンプルな感じ。どこかセラミック(陶器)を感じさせるような仕上がりです。

こちらは、地元のアートスクールに通っていた女学生たちによって製作された、オランダ式のタイル。

とても学生が作ったとは思えないような、素敵な作品です。

また写真には写っていませんが、ストーブには日本のモチーフが使われているそうです。

Gamble Room

そしてこちらが中央の Gamble Room. 柱や中の装飾もすごく凝っているのですが人がたくさんいたので撮影は断念。

次回は開館直後を狙って行ってみます!^^;

やはりこのお部屋の装飾が一番豪華ですね。広さも一番広いです。

セラミックタイルや天井のエナメルでコーティングされた鉄など、水洗い可能な素材でできているそうです。

日にち限定でピアニストがピアノを弾いていたりするので、タイミングが合えばラッキーかも!

V&Aのディナー

V&A のディナーは、正直味は特別おいしいというわけではないのですが、博物館と言う雰囲気込みで(時間を選べば)人があまりいない中でゆっくりとお食事ができるという点が気に入っていました。

食事のシステムは、カウンターで好きなものを頼み、先にお会計をして着席するというスタイルになっています。

スタッフとのやり取りはこのときだけなので、チップやマナーにドキドキすることがなく(そういう場所に慣れてないので・・・w)、素敵なインテリアのなかで気軽にお食事ができるのが気に入っています。

(ちなみにこれは少し余談ですが、イギリスでは先払いのレストランやセルフサービスのお店ではチップを払う必要はないみたい。また、 レシートに Service Charge と書かれているときは、すでにサービス料を含んだ額が請求されているので、チップを払わなくてオッケーだそうです。(サービスが素晴らしかった場合は・・・もらう側としてはいただけるととても嬉しかったです(笑)))

カウンターでは常に数十種類のお料理が並べられています。(人気のものは売り切れていたりするので注意です!)

通常はメインを1つ、副菜を2つ選びます。

カウンターは入り口の左右に2か所あります。ホットミールのコーナーともう一つあるので、どちらの食事がいいか先にチェックしてから決めるといいと思います。

ちなみに私は、両方のコーナーに食べたい副菜が1つずつあったので、「あっちのコーナーーから1品選んでいい?」と聞いてみたら、「本当は駄目だけど、今は忙しくないからいいよ!」と言われたことがあったので、交渉してみるのもありだと思います^^

イギリス料理とはちょっと違うような。でも味付けは、全体的にイギリス風(=薄味)です。

こちらのびっくりするような色の食べ物は、ビートルート(ビーツ)です。

日本ではあまり食べることのないようなものをいただけるのも、面白い経験でした^^

こちらはティータイムの時にいただいたケーキとティー。

お値段は7ポンドくらいだったと思います。美術館のカフェにしては、そんなに高くない印象。

V&A の小さな紙コップが可愛い♡

そうそう、紙コップと言えば、ちょっと前までテイクアウトで頼むとウィリアム・モリスのカップに淹れてくれていたそうです。

今は違うアーティストのものになってしまったそうで・・・ちょっと残念。

私もゲットしようと思いつつ後回しになっていたら、なんと、V&A カフェで働いていたフラットメイトが新品のものをくれたんです!モリス好きとしては超ラッキーでした。ありがとう Kさん!(ここで言ってもって感じだけどw)

持って帰るときに少し潰れちゃったけど、今でも大切に飾ってあります♡


こんな感じで、今回は V&Aカフェのご紹介でした。

ここまで美しいカフェを併設している博物館は、なかなか珍しいと思います。私は V&A に行くときはほぼ毎回立ち寄っていたくらい、好きな場所の一つでした(笑)V&A は大きな博物館なので、休憩場所としてもとてもいい場所なんですよ!

本当に、本当に素敵なカフェなので、V&A 見学の際は、是非こちらに足を運ぶことをお忘れなく~^^

Emery Walker’s House(7 Hammersmith Terrace)ーモリスデザインのインテリア

モリスがインテリアを担当した、イギリスのアーティスト、ウォーカーの家

エメリー・ウォーカーズ・ハウスは、19世紀末から20世紀初頭にかけて、彫刻家や写真家として活躍したエメリー・ウォーカーの家で、ウィリアム・モリスが晩年を過ごしたケルムスコット・ハウスの近くにあります。

ウォーカーは、イギリスのアーツ&クラフツ運動における主要人物でもあり、モリスとも親交がありました。そのため、建物内部はお互いのデザインやアイディアを折衷してデザインされたものとなっております。

この家は、ウォーカーの死後も彼の娘や心棒者によってほぼ当時の状態のままに保たれてきましたが、そのおかげで、この家は訪れる人に「アーツ&クラフツ運動の、唯一で本物のインテリア」だという印象を与える場所になっているそうです。

Emery Walker’s House へのアクセスと開館時間・入館料など

住所:Emery Walker’s House 7 Hammersmith Terrace W6 9TS ​

最寄りの地下鉄駅:Stamford Brook, Ravenscourt Park(徒歩10分弱)

開館時間:11時、1時、3時/予約制(詳しくは補足情報参照)

入館料:11£(木曜日のツアー)、12.50£(土曜日のツアー)

公式ホームページhttp://www.emerywalker.org.uk

補足情報

2018年のこの先の開館日は、7月7日、8月4日、9月1日、10月6日、11月3日、12月1日です。ホームページから予約が必要です。

作品保護の観点から、建物内部の写真撮影は禁止となっています。(ガーデンはオッケー。)

Emery Walker’s House の個人的な印象と見どころ

実は、私がこの家を訪れたのは、ロンドンで1年に2日だけ行われる”Open House London”と言うイベントの時でした。

そのため、見学可能なお部屋は1階のダイニング・ルームとガーデンのみに制限されていて、すべての部屋を見て周ることはできませんでした。(有料のツアーでは全ての部屋を観ることができるそうです。)

ただ、エントランスからガーデンに続く空間だけでも、とても凝った「アーツ&クラフツ運動」のインテリアであふれているので、とても見ごたえがあります。

ロンドン近郊のモリス関係の博物館やギャラリーにはほとんど行きましたが、こちらが一番、アーツ&クラフツ時代の空気が漂っているような場所だったと感じました。(写真が撮れなかったので、雰囲気をお伝えできないのが残念。)

Emery Walker’s House で気になった展示物

前述のとおり、建物内部の写真が撮れなかったので、外観だけ・・・^^;↑ちなみにこの写真は、ガーデン側から建物を撮ったものです。

ガーデンはとてもこじんまりとしていますが、日辺りが良くて居心地のよさそうな場所でした。

ガーデンからはテムズ川を一望できます。

エントランスはこんな感じ。

ブルー・プラークと言う、著名人が住んだ家などに設置される銘板もありました。

ちなみに Hammersmith Terrace は1から17まであり、イギリスのアート界を代表する有名人が住んでいた場所でもありました。(ちなみに現在はすべてプライベートオウンの家になっているため、中に入ることはできません。)

エメリー・ウォーカーの家は 7 Hammersmith Terrace ですが、こちらの写真の 8 Hammersmith Terrace は、ウィリアム・モリスの妻のジェーンと娘のメイが住んでいた家です。

1 Hammersmith Terrace は、T. J. Cobden-Sanderson と言うアーツ&クラフツ運動で活躍した人物が設立し、のちにウォーカーも加わった Doves Press と言う出版社があった場所なのですが、その名前は近くにあったパブ、The Doves に由来しています。(現在でも営業しています。)

このように Hammersmith には、ウィリアム・モリスを中心としたアーツ&クラフツ運動に関係の深い場所がたくさんあります。

モリスもこんな景色を見ていたのかな~なんて思いながらテムズ川沿いを散歩するのも、なかなか感慨深いものがありました。

Emery Walker’s House の見学のポイントまとめ

  • アーツ&クラフツ運動の時代のインテリアが、ほとんど当時のまま残されている。
  • 見学には予約が必要なので、ご注意を!
  • 写真撮影は禁止ですが、中に小さなショップがあって、ポストカードなどを購入することができます。(確かカードは使えませんでした。)

ケルムスコット・ハウス(Kelmscott House)ーウィリアム・モリス・ソサエティーの拠点で、モリスが晩年を過ごした場所

モリスが晩年を過ごしたロンドンの家、ケルムスコット・ハウス

ケルムスコット・ハウスは、ウィリアム・モリスが晩年を過ごした、ロンドンのハマースミスにある家です。

現在は別の所有者のものになっていますが、1階部分と地下は、モリスの栄光と業績をたたえ、広く普及することを目的として1955年に設立された「ウィリアム・モリス・ソサエティー」と言う協会のオフィスとして使用されています。

普段は協会のメンバーしか入ることができませんが、毎週木曜日と土曜日はミュージアムとして一般の人にも開放されており、だれでも無料で内部を見学することができます。

ケルムスコット・ハウスへのアクセスと開館時間・入館料など

住所:Kelmscott House, 26 Upper Mall, Hammersmith W6 9TA

最寄りの地下鉄駅:Ravenscourt Park(徒歩10分弱)

開館時間:14:00~17:00 木・土

入館料:無料

公式ホームページhttps://williammorrissociety.org

補足情報

ケルムスコット・ハウスにはハマースミス駅からも歩いていくことができますが、その場合はHammersmith Bridge を目指して歩き、橋を渡らずにテムズ川沿いに東に歩いていくと見つかります。徒歩20分程度かかると思います。

Ravenscourt Park 駅から行く場合は、同じくテムズ川を目指して歩くのですが、途中でこの大きな道路にぶつかると思います。

地下道(Subway)があるので、そこを通って反対側の道路に渡り、さらにしばらく歩くとその先にケルムスコット・ハウスがある Upper Mall と言うテムズ川の目の前の通りに出ます。徒歩で大体10分ほど。

ケルムスコット・ハウスの入り口はこんな感じになっています。少し奥まったところにあるので一見わかりにくいのですが、看板が出ているので大丈夫だと思います。

正面の緑のドアから入るのですが、右側にも入り口があって、私はそちらから入ろうとしたところ中からスタッフの人が慌てた様子で出てきて、こっちだよと教えてくれました(笑)

ケルムスコット・ハウスの個人的な印象と見どころ

ケルムスコット・ハウスは、William Morris Society の本部であることがメインなので、モリスや彼の作品について詳しく知るための場所という感じではありません。(そういったことを詳しく知りたい方は、William Morris Gallery がおすすめです。)

ウィリアム・モリス・ギャラリー(William Morris gallery)ー作品を通して、モリスの人となりを知る

ただ、このようにモリスが設立した出版社であるケルムスコット・プレスで使われていた活版印刷機など、珍しいものが展示してあるので、モリスに興味があって、彼にゆかりの地を訪ねてみたいという方にお勧めの場所です。

お土産ショップは小さいですが、魅力的な商品がたくさんありました!

私もここで、母へのお土産にティータオルを購入しました。

ケルムスコット・ハウスで気になった展示物

建物の内部はこんな感じ。

1階部分にはソサエティーの説明パネルや、モリスの作品などが展示してあります。

モリス商会の壁紙のカタログ。William Morris Gallery にもありましたが、こちらはさすがに、数が多い!

こちらはモリスの有名な「ハニーサックル」のパターンと、ほかのアーティストによるコラボ作品。なかなか斬新な感じで、私は好きです^^

地下(Basement)に降りると、このようなモリスデザインのものでコーディネイトされた部屋があります。

暖炉のタイルのアップ。モリスの友人で自身もアーツ&クラフト運動で活躍する建築家でもあった、Philip Webb のデザインです。

このタイプのステンドグラスは、似たようなものがロンドン郊外のモリスの家、レッド・ハウス二もありました。

カーテンの模様すら素敵♡

そして隣の部屋には、活版印刷に関するものが展示されています。

こういうの見るとワクワクしちゃうのは、私だけですか?(笑)

味があって、これだけでも見ごたえがあります。

このスペースでは、ソサエティーの会員の方によるハンドメイドのポストカードなども売っていました。

入り口にあった、パンフレットが入っていたステンドグラスのケース。こんな小さなものに至るまで、すべてが美しい場所でした。

ケルムスコット・ハウスを出て目の前に広がる、夕暮れ時のテムズ川の景色。モリスたちの時代もこんな感じだったのかな~と思いながら歩いていました。

ケルムスコット・ハウスの見学のポイントまとめ

  • ウィリアム・モリスが晩年を過ごした、ロンドンの家
  • ケルムスコット・プレスで使われた活版印刷機などがあります
  • 曜日・時間限定のオープンなので、事前にチェックしてから訪問することをお勧めします

大英図書館(British Library)ーマグナ・カルタや作曲家の直筆譜など、珍しいものの宝庫!

マグナ・カルタから不思議の国のアリス、切手のコレクションまで!

大英図書館は、ロンドンのユーストンにあるイギリスの国立図書館です。

大英博物館チェルシー薬草園の設立とも関係の深いハンス・スローンの蔵書をもとに、大英博物館の一部として建てられた図書館でしたが、1973年以降は他のいくつかの国立図書館と合併して、現在の大英図書館になりました。

図書館の規模は世界一で、1億7千万に及ぶ膨大な作品を所蔵しています。

そしてその種類は本に限らず、日誌、新聞、雑誌、音源、特許、データベース、地図、切手、絵画や印刷物、そして草稿まで、ありとあらゆるものに及びます。

また、法廷納本図書館であるため、イギリスで出版された全ての出版物は、必ず1部がここに納本される仕組みになっているそうです。

大英図書館へのアクセスと開館時間・入館料など

住所:​96 Euston Road, London, NW1 2DB

最寄りの地下鉄駅:King’s Cross & St Pancras International, Euston, Euston Square

開館時間:補足情報参照

入館料:無料(企画展は有料)

公式ホームページhttps://www.bl.uk

補足情報

開館時間

場所によって異なります。ここでは一般的な観光客向けの 展示室、ギャラリー、ショップの開館時間を記します。その他カフェやレストランなどの時間はホームページを参照してください。

9:30~18:00(月、水~金)、9:30~20:00(火)9:30~17:00(土)11:00~17:00(日)

※The Treasures Gallery は 20:00 閉館(火~木)

現時点で決定しているの2018年の臨時休館日は、8月27日(リーディング・ルームのみ休館)、12月24~26、そして2019年1月1日です。

バス停

最寄りのバス停は British Library で、10, 30, 59, 73, 91, 205, 390, 476 のバスが停まります。

その他

大英図書館内で本を閲覧するには Reader Pass の登録が必要になるのですが、観光客で利用される方は少ないと思うので、申請方法などは省略します。

常設展は無料で見学が可能ですが、写真撮影は不可となっています。また、入り口で簡単な荷物チェックがあります。

大英図書館の個人的な印象と見どころ

Treasures of the British Library (上の写真)と言う常設展には、有名なマグナ・カルタやグーテンベルク聖書のほかに、レオナルド・ダ・ヴィンチや「不思議の国のアリス」の作者、ルイス・キャロルなどのオリジナルの作品が展示されています。

中でも印象に残っているものは、作曲家の手書きの楽譜で、特にショパンとプッチーニのものが面白かったです。

と言うのも、ショパンの楽譜は彼の見た目のイメージ通り、とても繊細に、筆圧も弱い感じで書かれているのに対し、プッチーニの楽譜はまず音符がでかい!そしてかなり雑!w

私はどちらの作曲家も好きなので、対比が面白かったです。

また、こちらも中身の撮影は禁止なので写真がこれだけしかないのですが、壁にしまってあるボードを引き出してみると、世界各国の切手やポストカードが収拾されていて、なかなか見ごたえのある展示になっています。

大英図書館で気になった展示物

前述のとおり、展示物の写真撮影が禁止なので、外観と館内の写真だけ。

「不思議の国のアリス」の絵が使われた看板。独特な赤の色遣いもかなりおしゃれです。

これで図書館オリジナルグッズとか作ってくれたらいいのに・・・。

館内はこんな感じ。ところどころに、椅子と机がおかれていて、じっくりと調べものや勉強ができる環境になっています。パソコンを持ち込んでいる人もたくさん見かけました。

階段を上った先にあったディスプレイ。ウィキペディアによると、ジョージ3世の私設文庫だそうです。

外に出て、こちらは図書館の裏側です。

私が訪れた時は、ロシア革命100周年を記念したエキシビションが行われていました。

めっちゃ迫力あるww

ここにも!w でも嫌いじゃないです。

ちなみにこちらは、デザイン・ミュージアムのロシア展のポスター。

私、ロシアって一周まわっておしゃれだと思う。

図書館近くの駅、St. Pancras

図書館のすぐ隣にあって、この写真だと向かって右が大英図書館、左が St. Pancras 駅です。

大英図書館の見学のポイントまとめ

  • マグナ・カルタなどの歴史的に重要なものを所蔵している
  • 膨大な数の切手のコレクション
  • お土産ショップには、図書館オリジナルのおしゃれなグッズが売っているので、そちらも必見です!