マグナ・カルタから不思議の国のアリス、切手のコレクションまで!
大英図書館は、ロンドンのユーストンにあるイギリスの国立図書館です。
大英博物館やチェルシー薬草園の設立とも関係の深いハンス・スローンの蔵書をもとに、大英博物館の一部として建てられた図書館でしたが、1973年以降は他のいくつかの国立図書館と合併して、現在の大英図書館になりました。
図書館の規模は世界一で、1億7千万に及ぶ膨大な作品を所蔵しています。
そしてその種類は本に限らず、日誌、新聞、雑誌、音源、特許、データベース、地図、切手、絵画や印刷物、そして草稿まで、ありとあらゆるものに及びます。
また、法廷納本図書館であるため、イギリスで出版された全ての出版物は、必ず1部がここに納本される仕組みになっているそうです。
大英図書館へのアクセスと開館時間・入館料など
住所:96 Euston Road, London, NW1 2DB
最寄りの地下鉄駅:King’s Cross & St Pancras International, Euston, Euston Square
開館時間:補足情報参照
入館料:無料(企画展は有料)
公式ホームページ:https://www.bl.uk
補足情報
開館時間
場所によって異なります。ここでは一般的な観光客向けの 展示室、ギャラリー、ショップの開館時間を記します。その他カフェやレストランなどの時間はホームページを参照してください。
9:30~18:00(月、水~金)、9:30~20:00(火)9:30~17:00(土)11:00~17:00(日)
※The Treasures Gallery は 20:00 閉館(火~木)
現時点で決定しているの2018年の臨時休館日は、8月27日(リーディング・ルームのみ休館)、12月24~26、そして2019年1月1日です。
バス停
最寄りのバス停は British Library で、10, 30, 59, 73, 91, 205, 390, 476 のバスが停まります。
その他
大英図書館内で本を閲覧するには Reader Pass の登録が必要になるのですが、観光客で利用される方は少ないと思うので、申請方法などは省略します。
常設展は無料で見学が可能ですが、写真撮影は不可となっています。また、入り口で簡単な荷物チェックがあります。
大英図書館の個人的な印象と見どころ
Treasures of the British Library (上の写真)と言う常設展には、有名なマグナ・カルタやグーテンベルク聖書のほかに、レオナルド・ダ・ヴィンチや「不思議の国のアリス」の作者、ルイス・キャロルなどのオリジナルの作品が展示されています。
中でも印象に残っているものは、作曲家の手書きの楽譜で、特にショパンとプッチーニのものが面白かったです。
と言うのも、ショパンの楽譜は彼の見た目のイメージ通り、とても繊細に、筆圧も弱い感じで書かれているのに対し、プッチーニの楽譜はまず音符がでかい!そしてかなり雑!w
私はどちらの作曲家も好きなので、対比が面白かったです。
また、こちらも中身の撮影は禁止なので写真がこれだけしかないのですが、壁にしまってあるボードを引き出してみると、世界各国の切手やポストカードが収拾されていて、なかなか見ごたえのある展示になっています。
大英図書館で気になった展示物
前述のとおり、展示物の写真撮影が禁止なので、外観と館内の写真だけ。
「不思議の国のアリス」の絵が使われた看板。独特な赤の色遣いもかなりおしゃれです。
これで図書館オリジナルグッズとか作ってくれたらいいのに・・・。
館内はこんな感じ。ところどころに、椅子と机がおかれていて、じっくりと調べものや勉強ができる環境になっています。パソコンを持ち込んでいる人もたくさん見かけました。
階段を上った先にあったディスプレイ。ウィキペディアによると、ジョージ3世の私設文庫だそうです。
外に出て、こちらは図書館の裏側です。
私が訪れた時は、ロシア革命100周年を記念したエキシビションが行われていました。
めっちゃ迫力あるww
ここにも!w でも嫌いじゃないです。
ちなみにこちらは、デザイン・ミュージアムのロシア展のポスター。
私、ロシアって一周まわっておしゃれだと思う。
図書館近くの駅、St. Pancras
図書館のすぐ隣にあって、この写真だと向かって右が大英図書館、左が St. Pancras 駅です。
大英図書館の見学のポイントまとめ
- マグナ・カルタなどの歴史的に重要なものを所蔵している
- 膨大な数の切手のコレクション
- お土産ショップには、図書館オリジナルのおしゃれなグッズが売っているので、そちらも必見です!