東ロンドンのおしゃれでモダンなアート・ギャラリー

ホワイトチャペル・ギャラリーは1901年に、東ロンドンの人々がアートに触れることができるようにと言う目的でオープンしたギャラリーです。

このギャラリーには多くの「初めて」が存在し、とりわけ興味深いものとして、あのピカソの「ゲルニカ」が1939年にイギリスで最初に展示されたのが、このホワイトチャペル・ギャラリーだったそうです。

他にも近代美術の分野においては、ジャクソン・ポロック、マーク・ロスコ、フリーダ・カーロ、現代美術においてはソフィ・カル、ポール・ノーブル、トーマス・シュトゥルート、サラ・ルーカス、マーク・ウォリンジャーなどのアーティストの作品が展示されています。

余談ですが、私はピカソ以外のアーティストの名前を誰一人として知らなかったのですが、最後のマーク・ウォリンジャーの作品をいくつか見たことがあったということに、今回この記事を書いている途中で判明しました。

その作品は、ロンドン地下鉄の全ての駅に飾ってある “Labyrinth” という作品です。

↑この写真のようなものが、駅のホームや改札付近に飾られているのですが、もしかしたら見覚えがある方もいらっしゃるかも。

私は在英中ず~っと、「これなんだろう?」と思っていたのですが、今回やっとその謎が解けました(笑)

ちなみに写真のものは、 Rayners Lane と言う駅のものです。あまり行かない場所だったから、撮ってみたw

ホワイトチャペル・ギャラリーへのアクセスと開館時間・入館料など

住所:​77-82 Whitechapel High St London E1 7QX

最寄りの地下鉄駅:Aldgate East(徒歩1分)

開館時間:11:00~18:00/木曜以外の火~日 11:00~21:00/木 ※臨時休館することがあるので、事前に要確認

入館料:無料(いくつかの企画展ではチケットが必要)

公式ホームページhttp://www.whitechapelgallery.org

補足情報

  • 地下鉄駅 Aldgate East のすぐ隣にあります。
  • 最寄りのバス停は Aldgate East Station で、15,25,67,115,135,205,254があります。
  • 毎月第一火曜日は、東ロンドンにある150以上のギャラリーが共同で開催するスペシャルイベントが開催されます。(詳しくはホームページを参照ください。)

ホワイトチャペル・ギャラリーの個人的な印象と見どころ

ホワイトチャペル・ギャラリーを訪れたのは、確か土曜日でした。

そのせいもあってか、館内は多くの人、特に若者で賑わっていたのを覚えています。

また、ギャラリーがあるイーストロンドンは、モダン・アートやコンテンポラリー・アートが盛んな場所で、ロンドンの若者文化の最先端の地でもあるそうです。

ホワイトチャペル・ギャラリーからも、そういったロンドンのおしゃれで最先端のアートの雰囲気が感じられました。

ホワイトチャペル・ギャラリーで気になった展示物

時間がなくてじっくり見ることができなかったので、ほんの一部だけご紹介します。

あ、あとギャラリー内の展示は2つのエキシビションを除いて無料なのですが、どこが有料だったかちょっとわかりにくかったです。

有料のブースはチケットが必要なので、マップなどでご確認ください。

この部屋はオブジェが中心の部屋です。

おしゃれな感じ…と言うしか特に感想がないw

こういう感じの作品、好きです。

ビニール袋でできたアート作品。

こちらは廊下の部分に展示してあったのですが、光が透けてきれいでした。

ホワイトチャペル・ギャラリーの見学のポイントまとめ

  • 東ロンドンのモダンなアートギャラリー
  • ロンドンの最先端のアートを鑑賞できる