イギリスのガーデンの歴史に興味がある方は、この博物館へGo!
庭園博物館は、ロンドンのランベス地区にある博物館です。
建物はもともと教会だったものを改装して博物館にしているので、普通の博物館とはまた少し違った雰囲気の中で鑑賞することができるのも特徴です。
↑ステンドグラスが美しい。
また、131段の階段を登った先にあるタワーからは、ロンドンの眺めを一望できるそうです。
私が行ったときはオープンしていなかったので、たぶん最近になってはじめたことなのかと思います。(行ってみたかった!)
ちなみにタワーだけの見学も可能で、その場合は3ポンドで入場できます。博物館を見学の方は、チケットにタワーの見学分も含まれているので、改めて購入する必要はありません。
庭園博物館へのアクセスと開館時間・入館料など
住所:Lambeth Palace Road London SE1 7LB
最寄りの地下鉄駅:Lambeth North
開館時間:10:30~17:00/日~金、10:30~16:00/土
毎月第一月曜日と12月25、26日は休館(その他のバンク・ホリデーは開館)
入館料:大人:10£(その他の入館料はこちらの「Prices」をチェック)
公式ホームページ:https://gardenmuseum.org.uk
- ハンドバッグより大きいサイズのバッグは館内には持ち込むことができません。カウンターで預かってもらう必要があります(無料)
- チケットを購入すると、この中からバッジを一つとって、胸元につけておくように言われます。(ガーデン側の入り口からは入ろうと思えば誰でも入れてしまうため、チケットを購入したことがわかるようにするためだそうです。)
庭園博物館の個人的な印象と見どころ
イギリスのガーデンの特徴や歴史が事細かに解説してあります。イギリスのガーデンがどのように発展してきたか、イングリッシュガーデンのデザインの特徴などを詳しく学びたい方には、とても充実した内容の博物館だと思います。
展示物も充実していて、かなり見ごたえがありました。
しかし、この博物館の入館料は有料(10ポンド)なので、正直興味のある方以外には、その辺はどうなのかな~と思います^^;
ただ、ロンドンパスと言う、ロンドン市内の60か所以上の観光地に入場できるチケットがあるのですが、そちらを持っている方は無料で入ることができます。
↓こちらから購入すると、キャンペーン中で安くなっていることもあるのでぜひ!
庭園博物館で気になった展示物
博物館の内部は2階建てになっていて、メインの展示は2階にあります。
1階の “A Cerecbation of Botanical Art” の部屋では、素晴らしいボタニカルアートの数々を鑑賞することができます。
パイナップルって、こういう風になっているんですね。ちなみに実際に育っている様子は、Chelsea Physic Garden で見ることができます。
イギリスは「ガーデナーの国」と呼ばれることがあるそうです。
かつて庭を持つことが「お金持ちの特権」であった時代において、人々は工夫してプランターなどで花や野菜を育て、極貧にある人でさえ、稼ぎの一部を植物に費やしていたそうです。
17世紀になると、上流階級の人々は公園で音楽鑑賞をしたり、お食事をしながら会話を楽しんだりするようになってきました。
こちらは、ガーデンミュージアムの近くにあった Vauxhall Garden の入場パスです。お値段は1シリング。
ちなみにデザインは、ナショナル・ギャラリーにも絵が飾られている、William Hogarth(ウィリアム・ホガース)によるものとのことです。
ガーデングッズなども飾られているのですが、個人的にとても気になったのがこちら!ディズニーの「白雪姫」に出てくる7人の小人がついた鉢!表情とかジェスチャーもかなりツボったw
私もこんなの欲しい!
これもかわいい。
花の種。パッケージのデザインも素敵なものが多いです。
そしてこれ、なんだかわかりますか?
“Cucumber Straightener” と言う名前がついていて、きゅうりをまっすぐに育てるためのものらしいw
ジョージ・スチーブンソン と言う発明家が開発しました。(ちなみに彼は、蒸気機関などの分野で有名な人物らしい。)
効果があったのかどうかは書いていませんでした^^;
日本のこんなものまでありました。レトロでかわいい♡
お土産ショップは本当に小さいのですが、ここでしか見たことのないものが結構ありました。
展示品のポストカードなども、珍しくておすすめです。
外には中庭を眺めながらお食事ができるレストランもあり、地元の人たちでにぎわっていました。
庭園博物館の見学のポイントまとめ
- イギリスのガーデンの歴史やデザインに興味がある方は必見!
- タワーはロンドンの景色が見渡せる絶好のスポット
- ちょっと珍しい博物館に興味がある方にもおすすめです。
おまけ・・・見学してたらリスと遭遇!
たくさんの博物館に足を運びましたが、生きた動物と館内で会ったのはこれが初めてでしたw