子供と一緒に楽しめる博物館の筆頭と言えば、自然史博物館!

自然史博物館は、ヴィクトリア&アルバート博物館、科学博物館と同じ South Kensington 地区にある博物館です。

この自然史博物館、何がすごいって、大人も子供も楽しめる博物館なんです。

特に、恐竜の化石や動物の実物大模型は子供受けすること間違いなし!鉱物や宝石の展示も見逃せないスポットです。

自然史博物館へのアクセスと開館時間・入館料など

住所:Cromwell Road London SW7 5BD

最寄りの地下鉄駅: South Kensington Station(地下道でつながっているので、雨の日でも濡れる心配なし!)

開館時間:10:00~17:50/毎日(12月24~26は閉館。)

入館料:無料(企画展は有料)

公式ホームページhttp://www.nhm.ac.uk

補足情報

自然史博物館はかなり人気の高い博物館なので、特に旅行シーズン中は、列に並ばなくてはいけないことがあります。

Exhibition Road 側の比較的空いている入り口にも並んでいるのを見かけたことがあるので、余裕をもっていったほうが賢明です。

込み具合などは、公式ツイッターで確認できます。

自然史博物館の個人的な印象と見どころ

私は自然史にそれほど興味があるわけではないのですが、館内を見渡すと目に飛び込んで来る恐竜の化石や鳥の標本などは、まるで映画で出てくるような西洋の建物と非常にマッチしているということも相まって、見ていて飽きることがありません!

個人的には、鉱物(Minerals)のコーナーが地味に楽しかった!どこまで行っても鉱物、そしてさらに、この部屋の奥には宝石のコーナーになっていて、その膨大なコレクションの数に圧倒されました。

そして、阪神淡路大震災の揺れを体感できるコーナーや、東日本大震災に関する展示は、日本人としても必見の場所だと思います。(後ほど写真とともにご紹介します。)

また、自然史博物館の魅力は展示物だけにとどまらず、建物にも表れていると思います。

重厚な作りで、歴史を感じさせる建物のなかに・・・

↑こんな感じの、テーマパークのような場所もあったりして、色んなテイストを楽しむことができます。そこにいるだけでワクワクしました (≧▽≦)

自然史博物館で気になった展示物

やはり、実物大と思われる動物や恐竜の模型や標本は見入ってしまいますね~。

奥のコーナーには、海の生物や動物の模型、標本などもありました。

人類の進化の歴史のコーナーもなかなか面白かったのですが・・・

やっぱり鉱物のコーナー!

これも鉱物なの?と思っていたら、「マラカイトでコーティングされたワイヤー」と書いてありますね。

まさに、自然が作り出す美しさ!

イギリスだけでなく、世界中から集められた膨大な数の鉱物が展示されています。

なにこれ小さい!w

世界最大のブルートパーズ。

自然史博物館の隣の V&A では、ジュエリーに加工された宝石をたくさん見ることができますが、ここで展示されているものは原石のものが中心で、また違った印象を受けます。

こちらは楽しみながら人体について学習できるコーナー。

英語が苦手でも、なんとなく内容が理解できるのがうれしいところです(笑)

そしてこちらは、阪神淡路大震災の揺れを体験できるコーナー。(でも、同じ規模ではないと思います。そりゃそうだよね・・・。)

「神戸スーパーマーケット」と名前がついていて、日本のスーパーが再現されていました。

こちらでは3.11の映像とともに、「地震の後に来る危険」について解説されています。

私はあの地震が起こるまで、お恥ずかしながら津波がこれほどまでに恐ろしいものだとは知りませんでした。

地震と津波の危険は日本だけでなく世界中にあるので、いろんな国の人が訪れるロンドンの博物館で一人でも多くの人がそういった知識を得られるのは、とても重要なことですよね。

館内一通り見学し終えて外に出てみると、こんなスペースが。

午前中に降っていた雨が上がったばかりだったので人がいませんでしたが、夏はここでピクニックを楽しむ人がたくさんいそうです。

反対側を見渡すと、ガーデンがあります。

Wildlife Garden なので、お花が満開と言うことはないのですが、私が訪ねた時は羊が2頭いて、お食事中でした^^

再び館内に戻って、一休憩。

自然史博物館のカフェスペースは比較的ゆったりしているので、疲れたらここでちょっと一息するのもいいかもです。

ただ、お値段は博物館価格でちょっとお高め。

それでも、こんなに素晴らしい博物館を無料で見学できることを思えば、逆にすみませんって感じですけどね~^^;

最後にお土産コーナーちらっと見て、自然史博物館の見学は終了。

ちなみに、お土産コーナーも充実しています。特にこの↑博物館のロゴ入りのキーホルダー、いろんな動物のモチーフがあってとても素敵でした。買っておけばよかったかも!

↑雨に濡れたガーデンのホップが美しい♡

自然史博物館は、自然科学や人間の体に興味のある方だけでなく、また、博物館という枠を超えたテーマパークのような場所でもあるので、いろんな年代の人が楽しめる場所になっていると思います。

このページだけではとても紹介しきれないものばかりなので、ぜひ、実際に訪れてみてくださいね^^

自然史博物館の見学のポイントまとめ

  • 大人から子供まで、万人が楽しむことができるテーマパークのような博物館
  • 地震の揺れを体験できるコーナーは必見です!
  • ユニークな博物館限定商品がたくさん!お土産ショップもお見逃しなく。