これぞラベンダー畑!というような、見事なラベンダー園でした!

前回の続きです。

電車とバスを乗り継いで、ロンドンから2時間かけてやっと Hitchin Lavender に到着しました!

この時点で、ラベンダーのさわやかな香りに癒されます。

入り口を入って最初に見えるのが、ディスプレーエリアという、いろんな種類のラベンダーが少しずつ植えられている場所です。このフィールドは無料で入れます。

紫一色とはまた違った魅力があります。

奥にはラベンダー畑が広がっていて、ここからは入場料が必要。大人一人4.5ポンドです。(2016年7月現在)この入場料には、ラベンダー摘みの料金も含まれています。

入り口でチケットを買います。

私はショップのほうで買ったのをファームの入り口のおじさんに見せたのですが、チケットは回収されるみたいです。

なので、その前にブログに載せるために写真を撮りたいと言ったら、「そうだと思った!」と言って、別の種類のカードと一緒に、指でおさえててくれましたw

おじさんからはさみと紙袋を渡され、ラベンダー摘みの注意事項などをきき、いよいよ中に入ります。

ちなみに、おじさん一押しの撮影スポットは、やはり丘の頂上からのラベンダーと町全体の景色だそうです。また、ファームの右サイドからの撮影がおすすめだそう。ラベンダーの向きが、そちらからだと都合がいいそうですよ!

Hitchin のラベンダー園は、規模は大きくないものの、植え付けの間隔がとても近くてびっくりしました。ラベンダー同士が重なって、道が見えないほどです。これは本当に圧巻でした。

こんなにラベンダーすれすれを歩いたのは、初めて!

この列に植えられているほとんどのラベンダーは、grosso と言う、数あるラベンダーの種類の中でも育ちやすい品種だそうです。このように根っこがすごい。

ただし、グロッソはラバンジンとアングスティフォリアのミックスなので、純粋なアングスティフォリア系のイングリッシュラベンダーと比べると、カンファーというリラックス効果より刺激を与える成分が強いため、グロッソからとられた精油は、就寝時などには向かないそうです。

見た目も結構違います。

左がグロッソで、右がアングスティフォリア系のラベンダーです。(品種は聞かなかったので不明)

見た目はグロッソのほうがラベンダー!って感じがすると思うのですが、咲いているときの香りはやはりアングスティフォリア系のほうがいいかも。

でも、精油にするとラバンジン系のほうが一般的なラベンダーの香りなんですよね。アングスティフォリアは、草っぽいにおいが強い気がします。

かくれんぼしてる蜂さん

到着したときは曇り空だったのですが、しばらくすると見事な青空に。気温も上がって、ラベンダー摘みには暑いくらいでした。

でもやっぱり、ラベンダーも青空が似合いますね。

もう、どこを切り取ってもラベンダーです!

ちなみに、私は平日(7月27日の水曜日)に行ったのですが、ほとんどと言っていいほど混んでいませんでした。唯一、カフェはお客さんでにぎわっていましたが、フィールドのほうは人でいっぱいというわけではありませんでした。

なので、写真も人が写っていないものがたくさんとれてラッキーw

あ、でも、同じ週の週末に行った職場の方は人が多かったと言っていたので、可能なら平日に行くほうがいいかもしれませんね。

ラベンダー摘みにもちょうどいい時期だったと思います。ラベンダーは、満開の時より3分咲きくらいのほうが香りが強いらしいですよ!ドライフラワーやポプリにするのも、この時期のものが一番適しています。

すみません、ラベンダー関連の本で見てやってみたかったんですw 洗濯物をラベンダーの上で干して、匂いが移るようにする、っていうやつ。なんでも、中世のヨーロッパではこのようなことが行われていたとか。

当然、匂いはほとんどしなかったですけど^^;

一通り写真を撮り終えた後は、いよいよラベンダー摘みの開始です。袋が意外と大きいので、なかなかいっぱいになりません。

2時間くらい没頭してしまい、おかげですっかり日焼けしてしまいました。(泣)

さすがに疲れてきたので、袋の半分くらいになったところで諦めてカフェで休憩することに。

ラベンダーのレモネードと、ブルーベリーのケーキを注文しました。

このケーキ、白い部分はバタークリームなんですが、やっぱりイギリスのケーキらしくすごく甘い。しかも結構大きめなので、最後のほうは結構きつかったですw

ホームメイド感あふれるケーキでかわいい。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

そんな甘ーいケーキを食べていたせいか、このラベンダー味のレモネードが余計美味しく感じました。STRONG と書いてある通り、炭酸が強めで、でもラベンダーはほのかに香るくらい控えめで、すごくおいしかったです。

カフェではお土産も購入できます。

このハンガー、ちょっと欲しかった・・・。

これは毛糸で編まれたラベンダーのポプリ?のようです。

私はマッサージオイルとラベンダーの紅茶、ラベンダーの刺しゅう入りのポプリ袋とエッセンシャルオイル、そして、Hitchin Lavender のロゴが入った大きめの巾着を購入しました。

本当はキャンドルも欲しかったのですがお店に並んでなくて、店員さんに聞いたら「売ってるはずなんだけど、お店になかったら売り切れちゃったのかも・・・。」と言われました^^; 残念。

ラベンダーの最盛期は7月中旬から下旬ですが、8月になると、ヒマワリが見ごろを迎えるそうです。ヒマワリ畑も素敵だな~!!

そして私は、帰宅後に摘み取ったラベンダーでラベンダーバンドルを作りました。部屋中がラベンダーのいい香りでいっぱいです。


Hitchin Lavender は、交通の便があまり良くないのが残念ですが、ロンドンからも十分に日帰りで行ける場所にあり、何より平日は人でごった返していないので、ラベンダーを心から満喫できる場所だと思います。

規模は小さめですが、ラベンダー同士が近いのと、カフェやお土産の雰囲気がおしゃれなので、ガーデンやラベンダー好きの方におすすめです。

私にとっては、また来年もいけたらいいなと思っているくらい、お気に入りの場所になりました^^

そしてそして、Hitchin Lavender と並んで、ロンドン郊外のラベンダー園として有名な Mayfield Lavender にも行ってきましたよ!こちらも、Hitchin とはまた違った魅力があったので、次回はそのことについて、レポートしたいと思います!

https://introvertful.com/mayfield-lavender-01/

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投稿者 よもぎ

「Hitchin Lavender その2。ロンドンからも日帰りで行けるおすすめのラベンダー園です!」に2件のコメントがあります
  1. よもぎさん、初めまして。いつもブログを楽しく拝見しております。
    ブログで「イギリスってこんなところもあるのか!」と新しく知ることが多く、私もイギリスに住んでいるので週末の小旅行などの参考にさせていただいています。
    就職活動の経験記事は私が挑戦したことない分野での就職活動で、読んでてとても勉強になりました。内向型人間とのことですが、ちゃんと言い返したり、しっかりと自分のやりたい事を考えたりとても自立した方なんだなと思います。

    またよもぎさんの趣味をまとめたほうのブログも好きです!
    可愛いカップケーキや編み物の作品写真を見ているだけでも楽しいです。製菓や編み物に対するよもぎさんの姿勢というか、熱心さは凄いと思います。
    ああいう華やかなカップケーキやマカロンなどはケーキ屋さんじゃないと作れないものだとずっと思っていたので(製菓に関する知識が全然なくてすみませんw)、ご家庭で製菓されているのには驚きました。
    私はクリエイティヴ系の仕事を生業にしているためとても刺激を受けております。

    長々すみません。これからも更新楽しみにしております!
    これからイギリスは寒くなってきますのでご自愛下さい。

    1. MI さん

      はじめまして。コメントありがとうございます^^

      私はほんっっっとうに出不精なので、旅行らしい旅行はほとんどしないため、
      珍しく遠出したときのことは記録しておこうと思い、ブログに書いていますw
      それがMIさんのお役に立てて何よりです!^^

      おおお!もったいないお言葉、ありがとうございます。
      でも、全然。自立とは程遠い、自分に甘々な人間ですw

      もう一つのブログも読んでくださったみたいで、うれしいです^^
      好きなことに対しては、自分でも「そこまでしなくても」と思うくらい些細なことにこだわる時があります。
      すごく極端なんですよね、私。
      もうちょっと要領がいい人間になりたい(笑)

      MIさんはクリエイティヴ系のお仕事をなさっているんですね!うらやましいです!!
      私も才能があったら、ものづくり系の仕事を目指してみたかったな~と思う時があります。
      大変だけど、やりがいがある仕事にあこがれます。

      最近は夜の7時にはもう暗くなってきましたね。
      夏が終わってしまったのはさみしいですが、これからクリスマスに向けて
      街も華やかになっていくと思うので、違った楽しみ方をできそうです^^

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