デザインミュージアム(Design Museum)ーケンジントンに移転してきた、おしゃれな博物館

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デザインに特化した、21世紀型のモダンな博物館

デザイン・ミュージアムは、日本でも「コンランショップ」で有名なコンラン卿(Sir Terence Conran)によって建てられた博物館で、 製品・産業・グラフィック・ファッション、そして建築デザインをテーマとした作品や資料が保存・展示されています。

もともとは、東ロンドンのタワー・ブリッジの近くにあった倉庫を改装して1989年に開館した博物館でしたが、つい最近の2016年に、場所を西ロンドンのケンジントンに移して再オープンしました。

デザイン・ミュージアム博物館へのアクセスと開館時間・入館料など

住所:​224-238 Kensington High Street London W8 6AG

最寄りの地下鉄駅:High Street Kensington,(徒歩10分) (その他補足情報参照)

開館時間:10:00~18:00/毎日(最終入場17時)12月25,26は除く。※毎月第一金曜日は20時まで開館。(最終入場:19時)

入館料:無料(企画展は有料)

公式ホームページhttps://designmuseum.org

補足情報

  • 最寄り駅は地下鉄駅の High Street Kensington 以外に、Holland Park, Earl’s Court, オーバーグラウンドの Kensington (Olympia) 駅から歩く方法もあります。(いずれも徒歩15分程度。)
    また、最寄りのバス停は “The Design Museum” で、9,10,27,28,49,C1,N9,N28 のバスが停車します。バス停は博物館の目の前です。
  • 館内に昼食やアフタヌーンティーができるレストランがあります。また、1階のCoffee Juice Counter では、飲み物やパンのテイクアウトが可能。

デザイン・ミュージアムの個人的な印象と見どころ

デザイン・ミュージアムの展示物は、人の手で作られた作品よりは、デジタルプロダクツの展示がメインの博物館だという印象を受けました。

デザインに関する幅広いジャンルのものが展示されていますが、中でも一番印象に残っているのは、プロダクトデザインに関する展示です。

私たちがよく知っているゲームや電子機器のデザインが、どのようにして、どんな理由でその形になったのかと言ったことが展示を通して分かります。

今まで、「デザインのその先にあるもの」をあまり意識したことがなかったのですが、ここではそういった一歩進んだことを、いろんな角度から学べるようになっていたのが興味深かったです。

キャッチーな展示物の一つに3Dプリンターがあって、実際に作動している様子を見るのが意外と面白かったです。動きがすごーく遅かったけど(笑)

また、2016年にケンジントンに移転する際に改装されたばかりの建物は、従来の博物館とは少し違った、多目的スペースや会議室を併設する作りになっており、この新しさも、デザインを専門とする博物館にふさわしい感じがしてよかったです。

とてもモダンなデザインなので、建物自体もアートの一部になっています。

このような工作室もあって、アートを鑑賞するだけでなく実際に作る場所があるという点も、この博物館のユニークな点ではないでしょうか。

デザイン・ミュージアムで気になった展示物

館内に足を踏み入れると一番に目に飛び込んでくるのがこのパネルです。

常設展のテーマである “Designer, Maker, User” の文字で出来たもので、一定の時間でその言葉が入れ替わる仕組みになっています。

そばにあった解説によると、「デザインとは、人々によって人々のために行われる物事の一連の流れのことで、その真意は、Designer, maker, User の3つのタイプの人々の間で行われる対話にある。」と言うことだそうです。

この常設展は、その3つの立場に基づいた展示から、デザインにアプローチしていこうという試みになっています。

“What is good design” と言う、直接的な問いに対する答えを見つけることができるような展示もあったので、ぜひ探してみてくださいね^^

↑こちらの写真は、常設展の入り口にある展示です。

誰もが見たことがある、または使ったことがあるような物が、壁一面にディスプレイされています。(ゲームボーイもあるのですが、どこかわかりますか?)

個人的に、かっこよくてテンションが上がるディスプレイでした(*^-^*)

その壁の側面には、デザインの歴史が年代別に解説されていて、デザイナーの紹介からその時代のトレンドまで、とても興味深いことがたくさん書いてあります。

日本人ではコム・デ・ギャルソンを立ち上げた川久保玲さんについての説明文なんかもありました。

まだまだ入り口から先に進んでいません!(笑)

こちらはイギリスの道路標識ですが、デザインは私たちの身の回りのいたるところにあるという一例になっています。

地下鉄のマップも、デザインが時代やニーズに合わせて改良・変化しているのがわかります。

このように触れることのできる体験型の展示などもありました。

導線を意識したキッチンのデザイン。黒い針金からできたガス台が素敵です。

グラフィックデザインのコーナー。

少し先には、デジタルの分野で世界的に有名な企業とその製品を紹介するコーナーがあります。

日本からは、ソニーが紹介されていました!

ソニーと言ったら、ウォークマン!

・・・とはいったものの、微妙に世代がずれててあまりよく知りません(笑)相当流行ったそうですね。

初代プレステは使っていました。

電子製品のコーナーです。

初期のころのものから最新のものまで、国内外を問わずいろいろなメーカーのものがあります。

日本語が書いてありますが・・・こんなの見たことない!

ここにも日本製が!

デジタルの分野を語るとき、日本のメーカーは外せないですよね。

最近は韓国や中国の勢いがすごいですが・・・^^;

また、コーナーの隅には子供用の学習スペースのようなものがあり、ここでは子供たちが自由な発想で描いたデザイン画が展示してありました。

ちらっと見ただけでも、ユニークな作品ばかりで面白かったです。子供の発想ってすごい柔軟で、型にとらわれないでデザインすることができるっていいな~。


デザイン・ミュージアムは移転前の規模より3倍の大きさになったとのことですが、それでも大英博物館などの大きな博物館に比べるととてもコンパクトにまとまっている博物館なので、1時間もあれば十分に見学できると思います。

近くにはホランドパークと言うすてきな公園もあるので、ぜひお帰りの際は散策してみてはいかがでしょうか^^

デザイン・ミュージアムの見学のポイントまとめ

  • デザインや建築に興味がある方にお勧めの、新しいタイプの博物館
  • デザインの歴史と Designer, Maker, User のそれぞれの関わりについて知ることができる
  • 日本の電子製品やデザインに関するものが、イギリスや世界でどのように評価されているかを知ることができる
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